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『荒野のコトブキ飛行隊』最終話先行上映会より公式レポート到着

『荒野のコトブキ飛行隊』鈴代紗弓さん・幸村恵理さんら出演声優登壇で、最終話先行上映会を実施! ZAQさんもサプライズゲストで登場

2019年3月30日(土)、TVアニメ『荒野のコトブキ飛行隊』最終話先行上映会が、ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場にて行われました。

世界最速で最終話(第12話)を観られるということで、会場には大勢のファンが来場。ステージには、出演声優の鈴代紗弓さん・幸村恵理さん・仲谷明香さん・瀬戸麻沙美さん・山村響さん・富田美憂さんが登壇。サプライズゲストとして、OP主題歌「ソラノネ」の作詞作曲編曲、歌唱を担当するZAQさんも登場しました。

今回、当日の模様を記した公式レポートが到着したので、ここに公開していきましょう。

▲イベント後の記念撮影より。登壇者全員がキメポーズ!

▲イベント後の記念撮影より。登壇者全員がキメポーズ!

最終話先行上映会より公式レポート到着!

開演前には、今年1月に書かれた、水島努監督直筆の「ストップ総集編」の書き初めに、水島監督自ら花丸が付けられたものが展示されており、ファンが記念撮影をして大いに盛り上がっていました。

イベントはまず第11話の上映後、キリエ役の鈴代紗弓さん、エンマ役の幸村恵理さん、ケイト役の仲谷明香さん、レオナ役の瀬戸麻沙美さん、ザラ役の山村響さん、チカ役の富田美憂さんたちメインキャスト陣が登壇。

来場者の皆さんに「おはやブサ~」と、本作恒例の挨拶をして会場を盛り上げていた。そして鈴代さんが代表して最終話の見どころを紹介。

「イサオVS反イサオ軍の、空に開いた穴を巡る緊迫したストーリーや、より迫力満点の空戦シーンに注目していただきつつ、コトブキ飛行隊が出撃前に、それぞれが何を食べているのかも観てほしい」と、空戦だけではなく、キャラクターの日常についての注目ポイントを挙げてくれた。そして最終決戦を前に、キャスト陣が「コトブキ飛行隊、一機入魂!」「はい!」の掛け声を出して気を引き締めた後、ついに最終話の上映が始まった。

▲鈴代紗弓さん

▲鈴代紗弓さん

▲幸村恵理さん

▲幸村恵理さん

▲仲谷明香さん

▲仲谷明香さん

▲瀬戸麻沙美さん

▲瀬戸麻沙美さん

▲山村響さん

▲山村響さん

▲富田美憂さん

▲富田美憂さん

最終話上映後に、大きな拍手が巻き起こる中キャスト陣が再登壇。改めて最終話の感想を聞かれて、

「空戦シーンではコトブキ飛行隊それぞれにカッコいい見せ場があったり、今まで見せたことのない表情や言動など、キリエの成長した姿が描かれていたり、それぞれのキャラクターにドラマがある、ギュッと濃縮されて描かれていた30分だったと思います。相変わらず何度も観たくなる映像でした」(鈴代)

「まずドードー船長が羽衣丸を操縦できたことに驚きました(笑)。また、コトブキ飛行隊の6人がいっしょに考えて戦うシーンで、みんなとの絆を感じることができて、とてもよかったです」(幸村)

「二人が全部言ってくれました(笑)。映写室から少し観ていたのですが、ちょうどエンマが敵を撃ち落としてスッキリしていたシーンで、その顔がすごくよかったです。あとは本放送のときにじっくり楽しみたいと思います」(仲谷)

「レオナがザラのおかげで、ようやく人に頼れるようになれたのが描かれていて、個人的には嬉しかったです。また、最後にみんながこれからやりたいことを言っていくのが、とても前向きな終わり方で、いいシーンだなと思いました」(瀬戸)

「私は空戦シーンで涙が出てしまったんです。それは今回の戦いで改めてコトブキ飛行隊が一つになったなという気がしていて、ほかの仲間と一生懸命に頑張っている姿に感動してしまいました。本当に素敵な最終回だったと思います」(山村)

「チカの「おばあちゃんになっても飛ぶのかな?」というセリフや、みんなが前向きに今後のことを語っていたシーンを台本で見たとき、コトブキ飛行隊の絆を強く感じて感動しました。早くみんなに観てもらいたいと思っていたので、今はとても嬉しい気持ちです」(富田)

と、それぞれが感じた想いを語ってくれた。

▲左から富田さん、山村さん、瀬戸さん、仲谷さん、幸村さん、鈴代さん

▲左から富田さん、山村さん、瀬戸さん、仲谷さん、幸村さん、鈴代さん

その後は、キャスト陣が選んだ、これまでの空戦シーンを振り返るコーナーへ。ミリタリー監修の二宮茂幸さんと、特殊飛行アドバイザーの内海昌浩さんによるシーン解説(有澤プロデューサーが代読)とともに振り返っていった。

富田さんが選んだ第2話でチカとキリエが連携して一つの飛行機として見えるように動く挙動は、現代の空戦でもレーダーを誤認させる有効な手であることや、山村さんが選んだ第4話の雷電上昇シーンでは、雷電ほどの大馬力がなければあの危機を切り抜けられなかったこと、瀬戸さんが選んだ第5話でレオナが「一心不乱のレオナ」になっていたときは、パイロットとしてやってはいけないことのオンパレードであったことが明かされた。

仲谷さんが第7話の油井爆撃でのキリエとの連携シーンを選ぶと、危険を伴う低高度からの爆撃だったことや、幸村さんが選んだ最終話の市街戦では、エンマの主観視点で描かれた映像で機体がどのような動きをしていたかが解説され、鈴代さんが選んだ第11話のキリエとイサオの一騎打ちでは、撃墜されながらもキリエの操縦技術の高さが語られるなど、キャスト陣や来場者たちはその空戦描写の細かさに驚きながら、詳細な解説に聞き入っていた。

▲ZAQさん

▲ZAQさん

▲ZAQさん(左)も加わり、主題歌やキャラクターソングのトークで盛り上がった

▲ZAQさん(左)も加わり、主題歌やキャラクターソングのトークで盛り上がった

空戦シーンの解説に続いては、サプライズゲストとしてオープニング主題歌「ソラノネ」の作詞作曲編曲、歌唱を担当するZAQさんが、「ソラノネ」の前奏で奏でる軽快な口笛とともに登場。楽曲制作における様々な質問に答えていってくれた。

「オープニング主題歌について水島監督からあったオーダーは?」には、「荒野感を感じるマカロニ・ウエスタンで、歌詞に英語を使わないもの、というオーダーでしたが、マカロニ・ウエスタンそのままだと渋くなりすぎてしまうため、ビッグバンド風のアレンジを入れて、出だしの部分などはブラスバンドで派手にしました」とのこと。

また、オープニング映像を初めて観た印象について「想像以上の映像で、空の広がりを感じ、サビの部分で飛行機が飛び立っていくのがすごかったです」と、オープニング周りについて様々なことを語ってくれた。

キャラクターソングミニアルバム『コトブキ飛行隊、一曲入魂!』の制作については、「エンディング主題歌を収録した際に感じたキャストみなさんの個性を、それぞれのキャラクターソングに活かしていきました」と話し、キャストの印象を熱く語っていった。

鈴代さんと幸村さんについては「初レコーディングとは思えないほどしっかり歌い込んできてくれていました」というエピソードを披露。

またザラはお気に入りのキャラクターだったため、特にこだわったそうで、「上品なセクシーさ」を重視した曲にし、さらに12月に開催された第1話の完成披露上映会を見た際に、「山村さんが投げキッスの仕草をしていたのを観て、キャラクターソングにキス音を入れることを決めました」という裏話を披露。

これに対しては幸村さんがザラファンを代表して「(キス音を入れてくださって)ありがとうございます!」と、特に感謝していたのが印象的だった。

また、仲谷さんの収録では、「ケイトはおとなしいキャラなので、歌うときも口角が上がらない感じで歌ってもらうのですが、そのときに仲谷さんが淡々と歌いながらも左腕を上下させてリズムを取っていたのが可愛くて、思わずケータイで写真を撮ってしまいました」と、撮られていた仲谷さん本人も知らなかった話を暴露し、会場の笑いを誘っていた。

続いて来場者へのプレゼントコーナとなり、キャスト陣やZAQさんのサイン入りグッズが、プレゼントされた。

最後にファンに向けてメッセージ

最後は、登壇者が会場に集まったファンに向けてメッセージを送った。

「オープニングやキャラクターソングの話ができてとても嬉しかったです。これからもコトブキ飛行隊と一緒に、本作の音楽も愛してくれたら嬉しいです」(ZAQ)

「第1話の先行上映会から、今日この日までやってきましたが、毎回語っても語りきれないほどたくさんの思い出があります。いつかトークイベントやライブなどで、皆さんと作品を語りあう場所がまたあればいいなと思います」(富田)

「この作品はアフレコが始まってから今日まで、あっという間でした。キャラクターを演じた身でありながら、放送を見るたびに新しい発見がある作品で、いち視聴者としてとても楽めました。明日で最終回になってしまいますが、これからもコトブキ飛行隊を愛し続けてくれたらと思います」(山村)

「今日は皆さんに第12話を観ていただくのがメインだったのですが、空戦シーンの解説を聞けたりと、個人としてとても学びのあるイベントでもありました。TVシリーズは一端終わりとなってしまいますが、本作の魅力を周りの人たちに伝えて頂けるととても嬉しいです」(瀬戸)

「1話の上映会のとき、私が一番のファンです!と豪語したのですが、皆さんの愛には負けました(笑)。ツイッターのハッシュタグなどで、皆さんの感想を読んでいるのがとても楽しかったです。でもこれからも私は一番のファンでありたいと思っています!引き続き、作品を愛していただき、周りの人にも広めてくださったら嬉しく思います」(仲谷)

「皆さんのこだわりがすごくて、こんな素敵な作品にエンマとして関われたことが本当に幸せです。エンマたちは最終回のあともずっとあの世界で生きていると思いますし、この空が続く限り物語は続くと思いますので、またエンマに会える日を楽しみに待っています」(幸村)

「観れば観るほど、知れば知るほど、新しい発見がある面白い作品だと思います。キリエは12話を通して、自然に飛ぶというサブジーの言葉を思い出し自分なりに考え、パイロットとしても大きく成長しましたが、自分も本作を通してキリエと共に少し成長できた気がします。それはスタッフ、キャストのみなさん、そして作品のファンのみなさんのおかげです。有難いことにこれからも『(荒野のコトブキ飛行隊外伝)大空のハルカゼ飛行隊』のショートアニメがあったり、ジャンプ+さんで連載が始まったりと『荒野のコトブキ飛行隊』はまだまだ続いていきますので、これからも宜しくお願いします!また皆さんにお会いできる日を楽しみにしています!」(鈴代)

それぞれファンのみなさんや作品への愛を伝え、イベントは終了。最後はいつものコトブキ飛行隊の掛け声「コトブキ飛行隊、一機入魂」を、今度は会場のみんなと一緒に叫び、すっかり定着したお別れの挨拶「ばいばいブサ~」で、上映会は幕を閉じた。

作品情報

TVアニメ『荒野のコトブキ飛行隊』

INTRODUCTION

一面の荒野が広がる世界に
空から突然、色々なものが降ってきた。
それらは、人々の生活を急激に変えた。
とりわけ飛行機がもたらした影響は大きく、
以降、世界の潮流は空へと移っていった。

時は流れ――、雇われ用心棒“コトブキ飛行隊”は、
厳しいが美しい女社長、頼りない現場の指揮官、職人気質の整備班長など
個性的な仲間たちと、お客様の大事な積み荷を守るため、
今日も隼とともに大空を翔けてゆく。

STAFF

監督・音響監督:水島努
シリーズ構成:横手美智子
メインキャラクター原案:左
キャラクターデザイン:菅井翔
ミリタリー監修:二宮茂幸
ミリタリー設定:中野哲也 菊地秀行 時浜次郎
設定協力:白土晴一
副監督:神戸洋行
3D監督:江川久志
テクニカルディレクター:水橋啓太
アセットディレクター:小薬健太郎
総作画監督:中村統子
作画監督:上野翔太
美術監督:小倉一男
美術設定:須江信人 志和史織 小川さくら
色彩設計:山上愛子
撮影監督:篠崎亨
編集:吉武将人
音楽:浜口史郎
音響効果:小山恭正
サウンドミキサー:山口貴之
オープニング主題歌:ZAQ「ソラノネ」
エンディング主題歌:コトブキ飛行隊「翼を持つ者たち」
制作:デジタル・フロンティア
アニメーション制作:GEMBA
作画制作:ワオワールド

CAST

キリエ:鈴代紗弓
エンマ:幸村恵理
ケイト:仲谷明香
レオナ:瀬戸麻沙美
ザラ:山村響
チカ:富田美憂
マダム・ルゥルゥ:矢島晶子
サネアツ:藤原啓治
アンナ:吉岡美咲
マリア:岡咲美保
アディ:島袋美由利
ベティ:古賀葵
シンディ:川井田夏海
ナツオ:大久保瑠美
ジョニー:上田燿司
リリコ:東山奈央

TVアニメ『荒野のコトブキ飛行隊』公式サイト
『荒野のコトブキ飛行隊 大空のテイクオフガールズ!』公式サイト
TVアニメ『荒野のコトブキ飛行隊』公式ツイッター(@kotobuki_PR)

(C)荒野のコトブキ飛行隊製作委員会
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