
「TVアニメ『ダンジョン飯』〜Delicious in Concert〜」熊谷健太郎さん(ライオス役)が“⼈⿂の唄”を披露!? 1⽇限りの特別なステージ【DAY公演】公式レポートが到着!
シリーズ累計発行部数1,400万部(デジタル版含む)を突破し、 2024年より全国28局にて連続2クール放送、 Netflixほかにて地上波同時配信された人気TVアニメ『ダンジョン飯』。
本作のコンサートイベント『TVアニメ「ダンジョン飯」 〜Delicious in Concert〜』が、2025年3月9日(日)に開催されました。
オーケストラ演奏と古楽器が融合し、アニメの印象的な場⾯を彩った楽曲の数々を披露。熊⾕健太郎さん(ライオス役)も登壇し、盛り上がりを見せたイベントの様子をレポートでお届けします。
1⽇限りの特別なステージ【DAY公演】をレポート︕
3⽉9⽇(⽇)・⼤宮ソニックシティ ⼤ホールで開催された『TVアニメ「ダンジョン飯」〜Delicious in Concert〜』。
オーケストラに古楽器(ヨーロッパ中世、ルネサンス期の楽器)も加わった編成による演奏はとても貴重。
「ダンジョン飯」のファンはもちろん、⾳楽に関⼼が⾼い⽅々からの注⽬も集めたコンサートでした。
アニメの印象的な場⾯を彩った楽曲の数々を披露した2公演――15時開演の【DAY公演】、18時30分開演の【NIGHT公演】の内、【DAY公演】の模様をレポートします。
ライオス役・熊⾕健太郎さんによる影アナを経て迎えた開演。
コンサートのオープニングを飾ったのは「魂の⾏⽅」「炎⻯」「業⽕の舞台」の3曲。
美しいメロディ、ハーモニーをオーケストラの⽣演奏で体感するのは堪らないほど贅沢で⼼地よい体験です。
そしてLEDスクリーンに映し出されたアニメの映像からも⽬が離せません。
レッドドラゴンとの壮絶な戦闘など、物語序盤の記憶がよみがえる空間が瞬く間に作り上げられていました。
そして3曲が披露された後、劇伴を⼿掛けた作曲家の光⽥康典さん、ライオス役・熊⾕健太郎さんがステージに登場。
「古楽器の⾳をぜひ聴いていただきたいですね。⼤⼈数のオーケストラのみなさんそれぞれの演奏をじっくり観るのも楽しいと思います」(光⽥さん)
「僕も客席に⾏きたいなあ。肩肘張らず⼼ゆくまでご堪能ください」(熊⾕さん)
――開演を迎えた喜び、コンサートの⾒どころなどを語り合う2⼈のやり取りが、お客さんを和ませていました。
指揮者・井⽥勝⼤さん、東京交響楽団のみなさん、古楽器を担当するリュート奏者・久野幹史さん、クルムホルン奏者・近藤治夫さん、ハンマーダルシマー奏者・⽥辺紀⼦さん、コーラスグループ・歌⼈三昧サマディのみなさんの紹介を経て、「賑わう冒険者たち」がスタート。幻想的でエキゾチックな響きを帯びた古楽器、瑞々しいリコーダーの⾳⾊、オーケストラの臨場感に溢れた演奏が会場の隅々にまで広がっていきました。古楽器は、その後も様々な楽曲で登場。
クルムホルンとリュートが加わった「センシの知恵袋」の直後に鳴り響いたホルンによるジングル「上⼿に出来ました〜」は、美味しそうな湯気を⽴てるセンシの料理をイメージさせてくれました。
メドレーで披露された「幻想」「⼈⿂の唄」は、恍惚を誘う魔性の美しさ。そして「禍福はあざなえる縄のごとし」「挽回の兆し」「残存と滅亡の狭間」「⿊魔術」「シスルとマルシル」「狂乱の魔術師」……⼿に汗握る物語の舞台となったダンジョンに深く引き込まれるかのような演奏が続きました。
穏やかな安らぎを感じる「絆の調べ」の演奏が終わってから迎えた幕間。「⼈⿂の唄」を歌いながら熊⾕さんがステージに登場したのでお客さんは⼤爆笑。アニメ劇中でライオスがこの唄を歌ったシーンが思い出されました。光⽥さんによると、先ほどメドレーで披露された「幻想」「⼈⿂の唄」で熊⾕さん=ライオスに歌ってもらう構想もあったそうです。その話を聞いた熊⾕さんは「思いとどまってくださって本当に良かったです(笑)」と胸をなで下ろしていました。そして古楽器について解説するコーナーへ。クルムホルン奏者・近藤さん、リュート奏者・久野さん、ハンマーダルシマー奏者・⽥辺さんへの質問、実演も交えつつ、特徴や魅⼒が紹介されました。なかなか⽬にする機会がない古楽器への興味が深まるひと時でした。
様々な楽器が担う効果⾳的な要素がイマジネーションを掻き⽴ててくれた「⼀⼈よがり」を⽪切りにスタートした後半。
張りつめた空気を醸し出した「陰謀と嘘と噂」、ステージ上の全楽器が激しく躍動した「予想外の進撃」も披露されてから演奏が始まった「キメラファリン」は、迫⼒満点でした。この楽曲が劇中で流れるのは猛烈に激しい戦闘シーン。凄まじい熱がステージからまざまざと伝わってくるかのようでした。そして「ドタバタ奮闘」を経て披露されたのは「美しき故郷の踊り」。リコーダー、クルムホルン、リュート、ハンマーダルシマーの⾳⾊をじっくり体感させてくれました。オーケストラの各楽器をフィーチャーした展開も満載。歌⼈三昧サマディのみなさんの⼿拍⼦も加わり、穏やかなムードと共に盛り上がった本編ラストでした。
アンコールの演奏が始まる前に感想を語り合った光⽥さんと熊⾕さん。そしてスクリーンの映像も使った告知のコーナーへ。
3⽉23⽇(⽇)まで開催されている「ダンジョン飯」初の謎解きイベント「ダンジョン飯〜謎解きの冒険者〜in 横浜ASOBUILD」、各種オリジナルグッズなどの紹介に続いて、要注⽬の情報がさらに発表されました。
「アニメの第2期が決定したので、これからもいい曲を書いてまたコンサートを開催できるように頑張りたいと思います」(光⽥さん)。「ラスト1曲もよろしくお願いします。どうもありがとうございました︕」(熊⾕さん)
――お客さんに挨拶をしてステージを後にした2⼈。そして最後の曲「ダンジョン飯 メインテーマ」が披露されました。⽿を傾けていると、楽曲が使⽤された作品への愛おしさが果てしなく募るのも劇伴の⼤きな魅⼒。ライオスたちが⽴ち向かうことになる数々の試練、物語の今後への期待も⾼まる演奏でした。
熊⾕さんの影アナが流れて迎えた終演。出⼝へと向かうお客さん1⼈1⼈の表情には「楽しかった︕」「ダンジョン飯、⼤好き︕」という想いが満ち溢れているように感じました。【NIGHT公演】の模様はニコニコ⽣放送、ZAIKOにて配信されています。
さらに熊⾕健太郎さんのサイン⼊りグッズが当たる感想投稿プレゼントキャンペーンも実施中!
KADOKAWAアニメイベント【公式】(@kadokawa_anieve)をフォローの上、Xにてハッシュタグ「#ダン飯コンサート」をつけて感想を投稿頂いた⽅の中から抽選で3名様に賞品があたるチャンスをぜひお⾒逃しなく!
そして、3⽉11⽇(⽕)21時〜は、ゲストに光⽥康典さんお迎えしてコンサート振り返る「迷宮探索ラジオ 特別編#02」放送決定しております。
TVアニメ「ダンジョン飯」 迷宮探索ラジオ 特別編#02|ゲスト:光田康典
このレポートを読んで気になったみなさんは、ぜひご覧ください。そして会場で楽しんだみなさんも改めて映像でぜひ!
新たな発⾒があるはずです。本当に⾒どころ、聴きどころが満載のコンサートでした。



















































