
あなたはまだ『アポカリプスホテル』を知らない!? キャストも驚く物語とセリフ回しーー第5話までのエピソードをヤチヨ役・白砂沙帆さん、ポン子役・諸星すみれさんが振り返る【インタビュー】
あなたはまだ『アポカリプスホテル』をわかっていない!
ーー演じるにあたって意識したこと、大事にしたことをお聞かせください。
白砂:「可愛くなり過ぎないで」というディレクションだったので、台本にもそれを書き込みました。やっぱり、最初はどうしても可愛く、幼くなってしまいました。でもヤチヨはロボットのみなさんをまとめる支配人代理の代理なので、可愛さを削ぎ落とすことと、しっかりとした部分を出すことを最後まで意識しました。
ーー表情豊か過ぎるから切り替えが大変そうだなと。
白砂:どれくらい感情を入れて、どれくらい表情を出すのかは何度も調整しました。あとは掛け合いですね。実は、ヤチヨは、シーンによっては「掛け合いをしないでください」と言われていまして。ヤチヨはロボットなので、会話の温度感がかみ合わないときも……
でもこの作品、すごい先輩方が出演されているんですよね……。私としても「先輩方から来たセリフは全部返さなきゃ」ってはじめは力みすぎちゃいました。ほかにも、あえて前のセリフの温度感を無視してガっと言うところは苦戦しました。
ーー先ほどのお話にあったセリフのこだわりというのは、コールのシーン以外にも?
白砂:ヤチヨが怒るところです。それこそ第3話で狸のみなさんを殴っちゃうところなんかは、最初はドスを利かせたんですけど、「ヤチヨは怒り慣れていないです」と言われたので、声を裏返したりして慣れていない感じを意識しました。第1話のときにも、「陰キャがキレ慣れてない感じ」というディレクションが印象的で、台本にメモしていました(笑)。
第3話の「殴ります」も早口でお願いしますと言われたんですけど、「これで良いのか?」と吹き出しながら演じた思い出があります。でもこれって、まだまだ未熟なヤチヨを表現するためなんじゃないかなと。そういう風に、最初はみなさんとたくさんすり合わせながら、キャラクターを一緒に作っていきました。
ーーポン子を演じるにあたってはいかがでしたか?
諸星:私は周りの方のお芝居を吸収しようという気持ちでいました。ポン子一家はクセが強いので、娘にも受け継がれているものがあると思ったんです。
ーーポン子一家はみなさんで録ったのですか?
諸星:一緒です。第3話の初登場なんかは本当に好き放題でした(笑)。でもポン子を演じるうえで、嫌な子にはしたくなかったんですよ。好き放題やるし、能天気で何も考えていないように見えますけど、だからこそ“出てくる言葉はまっすぐ”になるように、最初は無邪気さを結構気にして演じていました。
でも、第3話はヤチヨのことを怒らせないといけなかったので、インパクトは残しつつ、観ている人に可愛いと思ってもらえるようなバランスも意識しています。
ーー先ほど白砂さんがお話されていたような、何度も録り直したシーンはありましたか?
諸星:それが、ほとんどなかったんですよね。あ、ヤチヨちゃんに怒られて泣くところは「もっと悲壮感を漂わせて」「泣きが壮絶であればあるほど面白いから」って言われて(笑)。
白砂:ゲストキャラクターのみなさんは、テストからはっちゃけて演じられていました。
諸星:そうそう。みなさん、チャレンジしながら演じられていたんですよね。私たちもその姿に影響を受けて、どんどんお芝居を変えていったりしました。
ーー最後に、第6話以降の見どころをお聞かせください。
白砂:今後、ヤチヨとポン子ちゃんのすごく大事な回があります。収録もすごく楽しかったです。
諸星:そうだよね!
白砂:まだ距離感があるふたりの関係性が変わっていくんじゃないかなと。また、新たなレギュラーキャラクターが増えて作品の空気が変化する回もあります。みなさん、ここまでを通して『アポカリプスホテル』という作品がわかってきたかもしれませんが、「まだ分かっていないですよ!」とお伝えします。ぜひ最後まで見届けてほしいです!
諸星:本当にそうなんですよね。私も第5話くらいまで録って手応えを感じたんですけど、まさかまさかの……(笑)。そういう風に演じる側もびっくりするくらいの展開が待っていますし、胸アツなお話も増えていきます。この先は目頭が熱くなるような、心に残るような濃いお話がいっぱい待っています。その中には、アニメとして挑戦的な回もありまして。
白砂:そうですね。役者側の挑戦はもちろんですが、アニメ側の挑戦回も……必見ですよ!!
諸星:みなさんにもきっと楽しんでいただけると思いますので、期待して待っていてください。
白砂:よろしくお願いします!
[インタビュー・撮影/MoA]
『アポカリプスホテル』作品情報
あらすじ
日本の首都・東京の銀座にあるホテル『銀河楼』は、今も運営を続けている。
働いているのは、ホテリエロボットのヤチヨを中心に、各部署で働く従業員ロボットたち。オーナーの帰還と、再び人類を迎える時を待ちながら、宿泊客のいないホテルでひたすら業務を行う、永遠とも思われる日々。
そんなヤチヨたちに、今、小さな奇跡が起ころうとしていた――
キャスト
(C)アポカリプスホテル製作委員会












































