春アニメ『ざつ旅-That‘s Journey-』蓮沼暦役・鈴代紗弓さんインタビュー｜暦の優しいところに気がついているちかも素敵

季節によってもさまざまな色を見せてくれるのが旅の面白いところ

──鈴ヶ森ちかの印象や魅力に感じている点を教えてください。

鈴代：漫画家になるという夢を目指してしっかり行動に移しているのがとっても素敵だなと感じました。思っていてもなかなか行動に移していくのには勇気がいると思うので、本当にすごいことだと思います。また、ちかちゃんはどんな人と居ても自分は自分のままでいつつ、自然と人に合わせていけるところも、なんだか素敵だなぁと感じました。

──3話からは高校時代の後輩・鵜木ゆいも登場しました。ゆいへの印象もお聞かせください。

鈴代：ゆいちゃんは、もう見た目からして真面目で純粋な後輩ちゃん！という感じだったのですが、好きなことになると饒舌になったり、テンションが上がるところが本当にかわいらしくて、ついついかまいたくなってしまうようなキャラだと思います。暦はちかと絡むことが多いですが、ゆいちゃんとのやり取りも面白いので、ぜひご注目いただきたいです！

──鈴代さんの旅の必須アイテムを教えてください。

鈴代：お水と携帯ですかね。スケジュールもですが、地図や、お店や電車など調べものは携帯が無いと何もできずで迷子になってしまう気がするので必要かなと……！　現代な感じですね（笑）。でも、携帯がなくても土地勘があったり、旅できる友達と一緒に旅に出られたりしたら、デジタルデトックスして旅してみたいなとも思います！　あとは写真を撮るのが好きなので、カメラ機能は必須です！

──おいしそうなご飯がたくさん出てくる本作。鈴代さんが旅行先などで思い出に残っている料理・食べ物を教えてください。

鈴代：ダイビングの資格を取得するために伊豆に行ったことがあるのですが、そのときに泊まった宿で食べたサザエの壺焼きが忘れられません……！　あっつあつのジューシーなサザエ……大好きな友達と一緒にその土地の空気を感じながらというのも相まって、とんでもなくおいしく感じました！

──今後の見どころを語っていただければと思います！

鈴代：ちか1人での“ざつ旅”から始まり、暦、ゆいちゃんとの旅も増えてきて。共に行く人によって空気感が変わるのも旅の面白いところと思うと同時に、季節によってもさまざまな色を見せてくれるのが、旅の面白いところ！　今後の旅はどんな人と、どんな風景を見て、何を感じていくのか……！　ぜひお見逃しなく、ゆったりとした気分でよろしくお願いいたします♫

　
構成　M.TOKU

作品概要

あらすじ

漫画賞の新人賞を受賞した漫画家志望の女子大生・鈴ヶ森ちかは、ある日、編集部に新作のネームを3本持ち込んだものの全ボツを食らってしまう。心が折れそうになったとき、唐突に胸の中に溢れてくるものがあった。「どこか、旅にでたい…」面白半分でSNSにて旅先のアンケートを取ってみると、まさかの大きな反響があり、引くに引けない状態に…！でも、旅にでたい気持ちは本物。覚悟を決めたちかは、アンケート頼りの行き当たりばったりな旅を始めることに。時に一人で、時に友人たちと――。「ざつ」だからこそ思いがけない出会いが待っている、“ざつ旅”へ出発！