マンガ・ラノベ
『エピ凪』完結! 本編の裏側を見たかった凪と玲王のシーンを紹介

『ブルーロック-EPISODE 凪-』ついに完結!|この時の凪は、玲王は、何を思っていた!? 知りたかった2人の本当の想い——“あのシーン”の裏側が見たかった! をまとめました

8月12日の御影玲王の誕生日に発売した第8巻で『ブルーロック-EPISOD 凪-』が完結を迎えました。
 
8巻で完結と知った当時のファンは騒然……。それはきっと、本編を読みながら「このシーンの凪と玲王の心情は『エピ凪』で見られるだろう」と思っていたから。けれど、もう我々には知る由もないのです(泣)
 
“あのシーン”の裏側を見ることができないなんて……。この気持ちをどこかにぶつけたいと思い、本記事を書かせてもらうことにしました。見たかったシーンはたくさんありますが、ここではごく一部をピックアップ! みなさんと気持ちを分かち合えたら嬉しいです!
 

もはやサッカー漫画ではない!? 『エピ凪』のおもしろさ

『エピ凪』の主人公・凪誠士郎は、みなさんも知ってのとおり“めんどくさがり”で“言葉足らず”、“表情筋が仕事をしない”男。そのため、本編では何を考えているのかわからないというシーンが多々ありました。(そこが魅力的なキャラクターなんですけどね!)


 
本編では描かれなかった凪の思いやブルーロックスたちとの関係性、そして成長していく過程を見ることができたのが『エピ凪』。
 
今まで友達と呼べるような相手がいなく、玲王が初めて自分に興味を持ってくれた存在。そんな凪が“青い監獄”で個性豊かな選手たちと出会い、人としての感情を持つようになります。初めての感情ばかりで気持ちをうまく言語化できず玲王とも心がすれ違ってしまいましたが、実のところ凪は色々なことを考えていて、その心情を知ることができるのが「スピンオフ」ならではでした。
 

 
凪だけでなく、「これは『エピ玲王』か!?」と思わせるほど玲王の心情もたくさん描かれていました。さらに本編では潔との絡みがなかった選手が登場したり、それぞれの選手たちの人となりを知ることができたり、キャラクターが深堀されており、より『ブルーロック』が、そして凪と玲王が好きになった人も多かったのではないでしょうか。
 

『エピ凪』を見て、知れてよかった凪と玲王の想い

白宝高校時代の凪と玲王を知ることができたのももちろん良いのですが、『エピ凪』の最大の見どころは、二次選考の「奪敵決戦(ライバルリー・バトル)」だと思っています。本編で描かれたすれ違った2人に凪&玲王ファンの心は抉られましたが、『エピ凪』で凪の本心を知ったとき、玲王ファンの心は救われたはずです!


 
潔や馬狼には喰ってかかるように思ったことをそのまま口にする凪ですが、きっとわかってくれているからと、玲王には思っていることの半分も言葉にしていなかったり。
 
一方、普段は完璧で器用になんでもこなす玲王が、“宝物”(=凪)に対してだけは不器用な振る舞いになってしまったり。
 
すれ違いにすれ違いを重ねる2人ですが、お互いのことを大切に想っていることが『エピ凪』で明らかにされました。発端は“痴話喧嘩”のようなものですが、友達と喧嘩をしたことのない2人は仲直りの仕方がわからず、周りのメンバーも心配してしまうほど拗れていましたよね。私たち読者も知っているのに、お互いの気持ちを知らないのは2人だけ。もどかしい気持ちでいっぱいでした。
 

もっと見たかった“あのシーン”の裏側

『エピ凪』で描かれたのは三次選考「適性試験(トライアウト)」前日まで。最後、「凪が天才でいられるのは、何度でもどこにいても見つけてくれる玲王がいるから」という“エゴ”いシーンをもって幕を閉じました。
 
適性試験、U-20日本代表戦、そして新英雄大戦(ネオ・エゴイストリーグ)。あのシーンの凪の心情は!? 玲王はどんな風に思っていた!? 本編の裏側を見たかったシーンをいくつか紹介したいと思います。
 

玲王が凪のいるチームを選んだ「適性試験」

二次選考通過後のTOP6を3つのチームにわけ、残りの選手は自分がプレーするチームを選択し行われる「適性試験」で、玲王は悩んだ末凪のいるチームを選びます。その様子をモニター越しで見ていた凪——。


 
二次選考をクリアした選手が部屋に集められ、凪が玲王に「ひさしぶり」と声をかけようとして無視されて以来の2人。凪は玲王が自分のいるチームを選んでくれてきっと嬉しかったはず……! “アニオリ”で描かれたのも「また凪の隣で戦えるところまで来た」とモニターを見つめる玲王と、そのモニター越しに玲王を見つめる凪だけでした。この時凪はどんな気持ちだったのか。強くなった玲王と、また一緒にサッカーができることにワクワクしていたと思いたいです!
 

試合終了後、フィールドで会話する2人

試合が終わって玲王のもとへ話しかけに行く凪。『複写変化(カメレオン)』を開花させゴールを決めた玲王を称える凪に「まだ足りねぇんだろ? お前の求めるサッカーには…」と言う玲王。凪はその言葉に頷きます。


 
玲王に謝りたい、たくさん話したいことがあると思っていた凪ですが、玲王と話すチャンスがなくこの試合を迎えていました。少し緊張しながら話しかけているように見えたこのシーン。目指す先に自分がいるコトが玲王を熱くさせると思っている凪は、あえて玲王の言葉に乗っかるような返事をしたのだと思っています……が、本当のところはどうだったのか……。
 
流れているBGMも相まって、なんだかメロドラマを見ているような気持ちになったのは私だけでしょうか。
 

U-20日本代表戦のレギュラー発表

U-20日本代表戦に出場する“青い監獄”11傑が発表され、メンバー入りを果たした凪。潔に勝ちたいという思いが強い凪は、潔が凛の最良の存在として凌駕する才能を認められたことをどう感じたのか。そして玲王との夢の場所に繋がる道に、玲王自身が立てていないことをどう思ったか。
 
もちろん玲王がこのまま終わるとは思っていないであろう凪。実際に途中交代で入った玲王が「待たせたな」と言っても「来ると思っていた」と返しています。試合中もずっと玲王のことを考え、「早くフィールドに来い」と思っていたのでしょうか。その辺りも知りたいところでした。


 

“青い監獄”11傑初ゴールを決めた凪

敵の鉄壁の守備4傑に阻まれながらも怒涛の攻撃を見せる“青い監獄”11傑。そしてついに凪にチャンスが巡ってきます。そして魅せた凪誠士郎の名を轟かせたスーパーゴールのシーン。
 
いつもの即興プレーと思っていましたが、「適性試験」が行われる前日に凪がエゴイストたちを超えたいと練習し生み出した新技だったのです。ゴールを決めた瞬間、凪は何を感じたのか。手を掲げて喜んだその心の中では何を思っていたのか。そして“宝物”のゴールを見て、玲王はどんな思いだったのか——。


 
凪が熱くなっていることを素直に喜べるようになったこの時の玲王は、誰よりも凪のゴールが嬉しかったと思います。そしてしっかりと目に焼き付けたのでしょう。その後、凪のスーパープレーをコピーし、ピンチを凌いだ玲王から凪へ熱いパスが繰り出されカウンター攻撃を仕掛ける“青い監獄”11傑。このシーン、『エピ凪』でも見たかったです!
 

2週間の休暇、渋谷でのひととき

U-20日本代表戦が終わり、2週間の休暇をもらったブルーロックス。凪は潔たちと約束し、玲王は年上組と将来の話をするため、どちらも渋谷に集まっていました。偶然にも遭遇し、みんなで遊ぶことに。
 
未だにギクシャクしたままの凪と玲王。玲王は一見普通に振る舞っているように見えましたが、実際のところ2人はどんな気持ちで過ごしていたのか。2人だけで会話をすることはできたのか。凪が意を決して話しかけ、それらの動向を年上組が見守っている——そんなシーンが想像できますよね(笑)
 

「新英雄大戦」でマンシャイン・Cを選択

欧州プロサッカーチームの5つの国の中から、自分が身を投じる『環境』を選べと言われ、“金の匂いがする”と言ってイングランドを選んだ玲王。その会話を凪が聞いていたかどうかは定かではありませんが、ベルカンプ(トラップの上手い選手)がイングランドにいた選手だと教えてもらい、自分もイングランドにすると言います。
 
玲王がいたからイングランドを選んだのか……。凪のことだからベルカンプがどこの国の選手かわかっていて知らないふりをし、あえてその場で話題に出したのかな、なんて考えてしまいます。もしそんな小細工をしてまで玲王と一緒にサッカーをしたいと思っていたのだとしたら、凪&玲王ファンとして嬉しすぎます!
 
そうだったとして……その後「俺1人で世界一になれる力が欲しい」と指導者クリス・プリンスに語った玲王を、凪はどんな思いで見ていたのか。「2人で世界一」を目指していたはずなのに「1人で」と言われ、動揺したのか、ムカついたのか、強くなろうとする玲王に嬉しさを覚えたのか。凪の本心が知りたいです!
 

 

凪×玲王で潔に勝つ

アギから創造性を教わっていた凪でしたが、潔に勝つために力を貸してほしいと玲王に言います。「俺にはお前が必要だ」と一生懸命想いを伝える凪。1人で戦えることを証明しようとしていた玲王ですが、最初に掲げた「凪を世界一のストライカーにする」というエゴが消えることはなく、凪とするサッカーを選びます。
 
自分はずっと玲王との夢のためにサッカーをしていると、今ここでやっと伝えることができた凪。選ばれる側の人間になりたかった玲王は、凪に「お前が必要」と言われ、めちゃくちゃ嬉しかったはずなんです。このやり取りの2人の心の声がもっと聞きたかった……。私自身も「玲王が報われた……!」と本当に喜んだシーンなのですが、まさかその後本編「299話」であんな風に言われるなんて……(泣)
 

 

「世界英雄大戦」終了後の2人

脱落し家に帰ってきた凪。手にはサボテンの“チョキ”が。チョキは玲王の付き人・ばぁやさんが預かっていたはず……。玲王が連絡を取って返したのだろうと思いますが、凪とばぁやさんは顔を合わせて何か会話をしたのか……。
 
一方、ブルーロックスたちはお揃いのスーツを着て凱旋パレードへ。バスの2階に上がりファンに手を振る選手たち。でもその中に玲王の姿はなく——。独りバスから出ずに何を想っていたのか。考えるだけで胸が張り裂けそうになりますが、フィールドで泣きじゃくって何も言えなくなっていた玲王の気持ちが知りたいとも思いました。
 

終わりに

玲王と出逢ってサッカーを始め、勝つことの楽しさや負けることの悔しさを知り、熱くなれるものを見つけた凪。それらはすべて玲王によって得たもので凪の大切な“宝物”。凪の人生は玲王によって色づきました。
 


 
影響を与え合い、時には相手の枷になってしまったとしても、それでも一緒にいることを選択してしまう相手。そんなかけがえのない存在に出逢えるって素敵ですよね。
 
私が『ブルーロック』に沼ったのは紛れもなく『エピ凪』を読んだから。何度も泣かされましたが、『エピ凪』で描かれる凪と玲王が大好きでした。この作品に出会えたことに感謝! 楽しい時間を本当にありがとうございました!
 

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アニメイトタイムズのお仕事のほか、旅行、グルメ、ウェディング、テーマパーク系のライターをしています。 旅行に行けなくなって、漫画やアニメにハマリ、今はもっといろんなジャンルを知るべく武者修行中! スポコンアニメを見て、一緒に泣いたり熱くなったりするのが最近のストレス発散方法。 ネコとハワイと『バクテン‼︎』が大好き☆

この記事をかいた人

万木サエ
旅行、グルメ、テーマパーク系のライターを経て、アニメのジャンルへ出向。ネコとハワイと『バクテン‼︎』が大好き☆

担当記事

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