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- わたなべみきこ
- 出産を機にライターになる。『シャーマンキング』『鋼の錬金術師』『アイドリッシュセブン』と好きなジャンルは様々。

小学館の少年漫画誌「週刊少年サンデー」にて連載中の漫画『葬送のフリーレン』(原作原案:山田鐘人/作画:アベツカサ)。勇者が魔王を倒した後の世界を描いた独創的な世界観を舞台にした人気のファンタジーです。
2023年にファン待望のアニメ第1期が2クールにわたって放送され、物語はもちろん、映画さながらの美しい作画や音楽も大きな話題に。そんな本作の第2期が1月16日より放送中です。
本稿では、各話の注目シーンやファンが盛り上がった話題の場面をSNSに寄せられたファンの声とともにその内容を振り返っていきます。今回は第36話(第2期8話)「立派な最期」。
戦力が分散したところを突かれ、ついに神技のレヴォルテとその配下の魔族たちと会敵したフリーレンたち。人類と魔族の本格的な戦闘がいよいよ始まります。どんな苛烈な戦いとなるのでしょうか……。
※本稿には第36話のネタバレ要素が含まれます。
本話でメインとなったのはもちろんバトルシーン。ゲナウ&シュタルクvs神技のレヴォルテとフェルン&メトーデvsヘモン&ゾリーダの戦いが交互に描かれる構成でした。
どちらのバトルシーンも見ごたえ抜群! 圧巻の作画に目が釘付けになった視聴者も多いようです。
対レヴォルテ戦は剣と斧、黒金の翼がぶつかり合う肉弾戦となり、スピード感のある動きに加えて各人の攻撃ひとつひとつが力強く、一撃でも当たれば致命傷になりそうなものばかり。レヴォルテの一挙手一投足にヒヤヒヤしながら戦局を見守った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
また、男同士のタッグによる戦闘というのも本作においては珍しく、ゲナウとシュタルクのやりとりや連携に「かっこよすぎる」との声も。加えて、シュタルクからは「戦いってのは最後まで立っていたやつが勝つんだぜ」という発言も飛び出し、師匠の教えを守る姿に立派な戦士になったのだと感じました。
視聴者からは「男性陣頑丈すぎw」とのツッコミも入っていましたが、ゲナウは魔力で肉体を強化しており、シュタルクはアイゼン仕込みの肉体なのかなと思いました。それにしても致命傷と言っても過言ではない大怪我であんなに動けるのは凄すぎますが……!
『葬送のフリーレン』
— 『葬送のフリーレン』アニメ公式 (@Anime_Frieren) March 15, 2026
第36話「立派な最期」
ピックアップシーン🪄
ゲナウとシュタルク、
レヴォルテとのバトル
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一方のフェルンたちはというと、両者ともに相性が悪く苦戦を強いられることに。特にフェルンは強力な魔力探知効果のある霧に包まれているせいで強みである潜伏が活かせません。
状況を打開したのはメトーデ。隙のないゾリーダの相手をしながら冷静にフェルンらの戦闘の気配や状況を読み、「少し暴れますか」と妖艶な表情でこぼしたかと思うと一気に猛攻を仕掛けます。
『葬送のフリーレン』
— 『葬送のフリーレン』アニメ公式 (@Anime_Frieren) March 17, 2026
第36話「立派な最期」
ピックアップシーン🪄
「魔法が楽しいものだと
彼らは知らないでしょうから」
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ゾリーダが猛攻に気を取られている間に魔法の霧の解析を行い、周囲を覆っていた霧を一掃。霧の主であるヘモンがそのことに気を引かれた一瞬で潜伏したフェルン。
こうなればもう彼女の独壇場です。はるか上空からヘモンを一撃で仕留め、ゾリーダもあっという間に狙撃してしまいました。
「メトーデさんかっこよすぎて頭から離れない…」「メトーデの底知れない感いいなあ」「満月に重なるフェルンのゾルトラーク最高」と女性陣の戦いぶりにも視聴者は大絶賛!
「戦闘シーンだけで見応えありすぎた」「劇場版みたいな作画だった」「間違いなく神回」「バトル作画すごすぎるのでみんな見てほしい」「素晴らしい…素晴らしすぎる…」などの感想がSNSには寄せられています。
『葬送のフリーレン』
— 『葬送のフリーレン』アニメ公式 (@Anime_Frieren) March 17, 2026
第36話「立派な最期」
ピックアップシーン🪄
「二度とこんなきつい戦いはしたくないです」
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本話ではレヴォルテに殺されたゲナウの相棒だった一級魔法使いについても明かされました。本作はキャラクターたちの発言に様々な意図が含まれているのが大きな特徴のひとつ。
棺の中に眠る相棒の前でゲナウとゼーリエが会話を交わすシーンは、特に行間を読むことが大切な場面だと感じました。
ここからは私個人の考察になるのですが、相棒のことを「立派な最期でした」というゲナウに対し「心にもないことを言うんだな」とゼーリエは返していました。これはゲナウが見ず知らずの子供を見捨てても生きていてほしかったと思っていることを彼女がわかっていたゆえの発言だと感じます。
ですが、これまでのゲナウの人柄からすると、彼も同じような場面に遭遇したらきっと我が身を犠牲にしてでも子供を庇ったのではないでしょうか。
だからこそ、その直後にゼーリエは「ゲナウ、お前は嫌な奴だ。優しさの欠片もない。そのままでいろ(=死ぬな/長生きしろ)」と声をかけているのだと思います。弟子を大切に想うゼーリエの愛が感じられるシーンでした。
師匠の命を守るべく「優しくなく」あろうとするゲナウですが、本当の人柄は滲みだしてしまうもの。自身も致命傷を負っているにも関わらず、彼の目には瀕死状態で倒れるシュタルクと亡くしてしまった相棒が重なります。ゲナウは最後の力を振り絞ってシュタルクに這い寄り、応急処置を施しました。
駆け付けたメトーデにも、朦朧とする意識の中でシュタルクを優先して治療するよう指示しており、どこまでも他者を優先。そのおかげでシュタルクは一命を取り留めることができました。
「ゲナウこそ“バカ”がつくほどいい奴だよ…」「すっかりゲナウの沼にハマってしまった」「自分を欺きながら優しくないやつを演じて優しさを認めないゲナウさん好きすぎる」と、レヴォルテ編を経て彼の株は爆上がり。その魅力にどっぷりハマる方が続出しています。
任務を終えてまた別々の道を進むことになったゲナウたちとフリーレン一行。死闘を生き抜いた後だからこそ、フリーレンの「またね」に強い重みを感じるラストとなりました。ゲナウとメトーデの再登場が待ち遠しいですね。
原作の世界観が忠実に再現されている本作ですが、アニメオリジナルのシーンも続々登場! ここからはアニメだけのカットをご紹介していきます。もちろん、下記のもの以外にも細かな部分で違うところやアニメだけの台詞もあるのでぜひ原作と見比べてみてくださいね。
倒れるシュタルクとゲナウの相棒の姿が重なり、彼の最期が描かれる演出はアニメのみ。遺言のように残された相棒からの「お前はいい奴だよ」という言葉でさえ否定して生きるゲナウが切ないです……。
自身もほとんど余力などないなか、意識を失うシュタルクに這い寄るゲナウもアニメオリジナルシーン。今度こそ死なせない、という強い意志を感じ、その後一命を取り留めた彼の拳が傷だらけなのも印象的でした。
レヴォルテ編が終幕し、フリーレン一行の旅はいつもの日常に戻ります。北部高原最大の湖・コリドーア湖を渡るための船代の代わりに依頼されたのは勇者ヒンメルの自伝の捜索。
今は亡き彼が書き残した自伝を見たフリーレンが思うこととは……。今期の主題歌「lulu.」に通ずるようなストーリー。フリーレンの心の機微がどのように描かれるのか、ご注目ください。
『葬送のフリーレン』第2期
— 『葬送のフリーレン』アニメ公式 (@Anime_Frieren) March 13, 2026
次回第37話「ヒンメルの自伝」
TV版次回予告を公開🪄
次回は10分おくれの
3月20日(金)よる11:10放送です。
お楽しみに🪄#フリーレン #frieren pic.twitter.com/ZlsnwWpQFB
| 作品名 | 葬送のフリーレン 第2期 |
|---|---|
| スケジュール | 2026年1月16日(金)~ 日本テレビ系にて |
| あらすじ | 勇者ヒンメル一行によって魔王が倒された世界。ヒンメルらと共に平和をもたらした千年以上生きるエルフの魔法使い・フリーレンは、寿命を迎えたヒンメルの死を受けての涙とその想いから、“人の心を知る旅”に出る。道中に出会った、かつての仲間ハイターに育てられた魔法使いフェルン、同じく仲間のアイゼンの弟子である戦士シュタルクと共に、魂の眠る地《オレオール》を目指すフリーレン。旅の中で出会う人々との交流、狡猾な魔族や魔物との戦い。時に穏やかに、時にくだらなく、時に激しく、時に胸に迫る…。その全てが、その一瞬一瞬が、3人のかけがえのないものとして積み重ねられていく。この旅の先に待っているものは、果たして――――。 |
| キャスト | フリーレン:種﨑敦美 フェルン:市ノ瀬加那 シュタルク:小林千晃 ヒンメル:岡本信彦 ハイター:東地宏樹 アイゼン:上田燿司 ゲナウ:新垣樽助 メトーデ:上田麗奈 レヴォルテ:三木眞一郎 |
| スタッフ | 原作:山田鐘人・アベツカサ(小学館「週刊少年サンデー」連載中) 監督:北川朋哉 副監督:原科大樹 監督協力:斎藤圭一郎 シリーズ構成:鈴木智尋 キャラクターデザイン:高瀬丸 小嶋慶祐 藤中友里 コンセプトアート:吉岡誠子 デザインワークス:小橋弘侑 原野瑠奈 瀬口泉 原科大樹 美術監督:高木佐和子 美術設定:杉山晋史 色彩設計:大野春恵 3DCGディレクター:今垣佳奈 撮影監督:伏原あかね 編集:木村佳史子 音響監督:はたしょう二 音楽:Evan Call アニメーション制作:マッドハウス |
| 主題歌 | OP:「lulu.」Mrs. GREEN APPLE ED:「The Story of Us」milet |
| 電子書籍 | 『葬送のフリーレン』電子書籍(コミック) |

1990年生まれ、福岡県出身。小学生の頃『シャーマンキング』でオタクになり、以降『鋼の錬金術師』『今日からマ王!』『おおきく振りかぶって』などの作品と共に青春時代を過ごす。結婚・出産を機にライターとなり、現在はアプリゲーム『アイドリッシュセブン』を中心に様々な作品を楽しみつつ、面白い記事とは……?を考える日々。BUMP OF CHICKENとUNISON SQUARE GARDENの熱烈なファン。
