
「ファーストキスがお尻の穴なんて嫌!」衝撃の台詞から始まった魔法学校物語――TVアニメ『黒猫と魔女の教室』本渡楓さん×島﨑信長さん×和泉風花さんインタビュー|「可愛いだけじゃない」泥臭い成長とバディの絆
魔法のエフェクトやギャップにワクワクする映像美
――アニメ本編の映像をご覧になった感想はいかがですか?
本渡: 映像がすごく綺麗で、原作を大切にしているタッチだと感じました。すごい顔をしている時は本当にすごい顔になるんですけど(笑)、かっこいいシーンはとことんかっこいい。そのギャップが素晴らしくて、完成した第1話を見てすごく感動しました。
島﨑:ギャグとシリアスの幅がしっかりあるよね。だって、クロードに至ってはフォルムまで変わっちゃうんだもん。序盤の話なんて8〜9割が猫で、残り1割だけシュッとしたかっこいい姿(笑)。
和泉:だからこそすごくかっこよく見えました!
島﨑:そのギャップの作りも面白いですし、猫の時はコミカルによく動いていて可愛かったです。
それって猫のときに可愛いから余計に映えるじゃない。猫こんなふうに動くんだとか、可愛いよね。猫がちょこまか動いて、ギャーギャー言っていて(笑)。
本渡:しかもちょっと丸めなんです。もちっとした猫ちゃんのデザインで。
島﨑:たしかに。シュッとしすぎてないよね(笑)。
和泉:あと、魔法のシーンとかファンタジーならではのエフェクトにすごくワクワクしました。個人的に一番嬉しかったのが、アリアが魔法を使う時に「水瓶座(アクエリアス)」のマークを杖で描くシーン。あそこが「魔法使いだ!」って感じがしてめちゃくちゃテンションが上がりました。
島﨑:アフレコの時から「エフェクトにもすごくこだわっている」と伺っていたからね。
本渡:星座のマークが描かれていく演出や水の表現も綺麗で、アニメならではの気持ちよさがありました。これから先、それぞれの生徒たちや先生の個性豊かな魔法がどう表現されていくのか楽しみです。
後半に向けて変化していくキャラクターたちの「成長」
――最後に、ご自身が演じるキャラクターの「今後注目してほしい場面」を教えてください。
和泉: アリアは最初の方こそスピカに意地悪をしたり、余裕の表情を見せることが多いんですが、彼女の中にも譲れないものや熱いものがすごくあります。お話が進むにつれてそういう部分が出てきて、悔しい顔をしたり、あえて挑発的に吹っ掛けたりと、だんだん人間らしさや泥臭さが出てくるキャラクターです。見れば見るほど愛してもらえる子だと思うので、ぜひ今後も注目してほしいです。
あと、魔法のせいで大変な目に遭うお話でのギャップも可愛いので(笑)、いろんな表情のアリアを楽しんでいただけたら嬉しいです。
島﨑: クロードは完成された大人ではないので、みんなとのコミュニケーションや色々な出来事の中で変化し、揺れ動きながら成長していく姿を重ねて見ていただきたいです。そして、何か大きな危機が迫った時に「先生として生徒を守らなきゃ」と動く時のギャップもポイントです。魔法学校ですから、ずっと何事もなく終わるわけがありません(笑)。普段の黒猫としての可愛さや、黒猫の姿のままシリアスな話をする時のギャップ、そして彼の成長と変化を楽しんでもらえたら嬉しいです。
本渡: スピカちゃんは第1話で師匠から「こんなに才能がないとは思わなかった」と言われてしまいますが、そこから学校に入って様々な才能や個性を持つ面々と出会います。そこから彼女がどんな刺激を受け、何を学んでいくのか。魔法の面はもちろん、彼女の人間性がすごく見えてきます。振り回されてドタバタしつつも、負けず嫌いで根性があって見ていて気持ちがいいです。
心の成長の描き方に感銘を受けますし、「それを教えてくれる周りの人たちって素晴らしいな」と思えるシーンがたくさんあります。スピカが一等級の魔術師になれるのかという点とともに、彼女の成長の物語を一緒に楽しみにしていってほしいなと思います。よろしくお願いします!
[インタビュー・撮影/鳥谷部宏平]


































