
少しずつ距離を縮めていくシーナとミミ──TVアニメ『きみが死ぬまで恋をしたい』第2話を振り返り!
戦争用兵器として育てられる少女たちの“生と死と恋”を描くTVアニメ『きみが死ぬまで恋をしたい』。
第2話「ちゃんと痛いよ」では、模擬戦を通して"伝説の秘密兵器"と呼ばれるミミの圧倒的な戦闘能力が描かれる一方、シーナは戦場では見せない彼女の素顔にも触れていきます。
少しずつ距離を縮めていくシーナとミミの姿が描かれた第2話を振り返ります。
初めてのキスに動揺するシーナ
お腹の痛みを癒やそうと、突然シーナにキスをしたミミ。あまりに予想外の出来事に「ひ、一晩寝れば治りますので!」と動揺したシーナは、布団に潜り込むと「初めてだったのにぃぃぃ」と大混乱。鮮烈な光景が頭から離れず、再び一睡もできない夜を過ごします。
ミミとペアになって2日。悪気はないと分かっていても、その無邪気な言動に振り回されっぱなしのシーナ。翌日の授業では、先生が作り出した仮想敵と戦い、撃破数を競う模擬戦を行うことに。「やだな……」と不安をこぼすシーナに、「明日は倒せるようにがんばろう」と優しく声をかけるセイラン。その一方で、「ミミでいいよ」と距離を縮めようとするミミに対し、「がんばろうね、カガリさんも」と呼び方を変えずにいる姿も。さらに、「仲良くなれそう? 伝説の秘密兵器、ミミちゃんと」とアリに尋ねられたセイランは、複雑な表情を浮かべます。
夜、自室でお風呂上がりのミミの髪をとかしてあげるシーナ。翌日の模擬戦についてミミは「とにかくいっぱい倒せばいいんだよね。楽しみ」と笑顔を見せ、シーナはどこか違和感を覚えます。二人の温度差は変わらないものの、少しずつ日常を共にする時間も増え始めていました。
模擬戦で見えた“秘密兵器”の実力
実際に戦闘が行われた場所で模擬戦がスタート。ミミは、圧倒的な戦闘能力で次々と敵を撃破し、セイランとアリも息の合った連携で、着実に撃破数を重ねていきます。
一方、1人3体撃破という目標を前に、攻撃をかわすだけで精いっぱいのシーナ。「ミミは一度に10体倒したらしい」と聞き、落ち込むものの「私は私」と気持ちを切り替えます。しかしその直後、茂みの奥に気配を感じて振り返ると、そこには普段の無邪気な姿とはまるで別人のような鋭い眼差しを向けるミミの姿が。そして次の瞬間、背後から現れた敵により、シーナは左腕を切り落とされてしまいます。
すぐに保健室へ運ばれたシーナ。どうやら模擬線に本物の敵が紛れ込んでいたとのこと。セイランとアリには、シーナが襲われた直後、ミミが怒りを爆発させるように敵を殲滅したことが伝えられたのでした。
修復魔法がつないだ二人の距離
左腕を失ったシーナを前に、「保健医! くたっとなったままだよ!」と落ち着かない様子を見せるミミ。そんななか、セイランから「具体的にどう治すんですか」と尋ねられたフラン先生は、「それは、キスよ」と一言。するとミミは「もう、いいもん。ミミがやる! ミミが治してあげる」とシーナに覆いかぶさりキスをして…。唇から淡い煙のようなものが立ち上り、コポコポという音とともに、失われた腕が少しずつ再生していきます。驚くセイランたちを前に、フラン先生が口にしたのは、「これがミミよ」という言葉でした。
目を覚ましたシーナは、自分の腕が元通りになっていることを確認し、「これは夢?」とあたりを見回します。ベッドの端には、丸まって寝ているミミ。意識が戻ったシーナに気づいたフラン先生の言葉で改めて腕を見ると、そこには結合されたような傷跡がありました。「先生が治してくれたんだ」と感謝を伝えるシーナでしたが、フラン先生は優しく微笑むだけ。その言葉の意味を、シーナはまだ知りません。
自室に戻り、クッキーを食べながら「甘い!」とにこにこ笑うミミに、シーナは戦闘中とは違う生き物みたいだと感じます。さらに、自分も腕を失った経験があることを打ち明け、「痛いのは嫌だよね。ミミも嫌い」と話すミミ。その言葉に、シーナは初めて「私たちと同じなんだ」と、少しだけ安堵した表情を見せるのでした。
そして、ふと「フラン先生が治してくれなかったら、どうなっていたんだろう…」とつぶやくシーナ。するとミミは、こともなげに「それ、治したのミミだよ」と一言。思いがけない事実に驚いたシーナは、改めてお礼を伝えようと顔を上げます。しかし、「再現したげるね」と再びキスをしようと迫るミミに、「ダメーーっ!」と大慌て。シリアスな展開から一転、二人らしいコミカルなやり取りで第2話は幕を閉じました。
まだぎこちないながらも、少しずつ距離を縮めていくシーナとミミ。死と隣り合わせの日常を生きる少女たちだからこそ、その小さな心の変化がより印象深く感じられる第2話となりました。
『きみが死ぬまで恋をしたい』作品情報
あらすじ
人を殺すための授業、誰が死んでも悲しむことさえままならない日常。
ここは不条理で、常に死と隣り合わせの日々が、「当たり前」な世界。
「どうしてみんな平気なの?」
自分の境遇を受け入れられずにいる14才のシーナはある夜、血まみれの小さな女の子・ミミと出会う――
どんな現実が訪れようとも、生きていく。
これはそんな少女たちが見つける、あどけない願いの物語。
キャスト
(C)あおのなち・一迅社/「きみ死ぬ」製作委員会



























