声優
増田俊樹さん、大河元気さん、蒼井翔太さん、一番ワンダーな男は!?

一番ワンダーな男は!?増田俊樹さん大河元気さん蒼井翔太さんら『WONDER CORONA!』がシングルリリースイベントを開催

 ピタゴラスプロダクション所属のユニットたちがグループを越えてユニットを結成&6か月連続でシングルをリリース! 第1弾として結成されたのは桐原アトム(CV:増田俊樹)、緋室キラ(CV:大河元気)、新堂ツバサ(CV:蒼井翔太)らの「WONDER CORONA!」。4月13日には1stシングル『ビバ★ラッ★チュ』をリリースしました。

 そして、5月15日(日)、WONDER CORONA!が『ビバ★ラッ★チュ』リリースを記念して初イベントをアニメイト池袋にて開催。ステージには増田俊樹さん、大河元気さん、蒼井翔太さんが登壇しました。トークショーやゲームコーナーで大盛り上がりのイベントになりました。イベント終了後には声優陣にインタビューも実施。イベントの感想を伺ってまいりましたので、合わせてご紹介します。

 

■ 増田さんと大河さんが2人芝居でワンダーな体験を再現!

 司会の方の呼び込みで、増田さん、大河さん、蒼井さんら「WONDER CORONA!」がステージに登場。増田さんはステージに上がった途端、集まったファンに向けて「俺様クラスター!」と元気いっぱいに呼びかけていきます。続けて、5月中旬にして夏のような強い日差しが照るなか、集まってくれたたくさんのファンに向けて「今日は本当に熱いなかいらしていただいて……」と労りの言葉をかけると、大河さんと「お堅いイベントか!」と掛け合い漫才を披露し、会場の温度を高めていました。

 3人のなかではリーダーポジションだという大河さん。蒼井さんに「元気は責任者+保護者ですね」と紹介されると、登場早々からテンション高めな増田さんと向き合い「面倒をみているよいつも! しゃんとしなさい!」とまさに保護者のように姿勢を正す場面も。そんな2人のやり取りを見て、蒼井さんはにこにこと笑みを浮かべて見守っていました。

 ここからはトークテーマに沿ってのトークショーへ。回答はすでに楽屋でスケッチブックに記入してきたという3人。それぞれ誰のスケッチブックか分かるように名前を記入したとのことですが、大河さんのスケッチブックにはまさかの豊永利行さんの名前が! 「もうこれは書かなくていいんじゃないかなと思いました」と、そのスケッチブックをラグポ用にしたいとアピールしていました。

 ”シングルの魅力を一言で表すと?”というテーマでは、増田さんが「超俺!」、蒼井さんが「超ギラギラ」と回答。「熱」とだけ記入していた大河さんは、2人の回答を見て即座に「超」と追記しようとするも、焦ったのか「起」と記入してしまい「こんなミスを久々にしましたよ」と苦笑い。司会の方から豊永さんに報告しておくと言われると、「絶対怒られるよ~」とがっくりと肩を落としていました。そんなやり取りがありながらも、本作について3人は「肩を並べながらも相手にぶつけ合うような歌い方だった」「ライブでは上手く3人で分けて歌いたい」と語っていました。

 レコーディングの裏話では、「ビからバへの上がり具合が難しかった」との苦悩を語った蒼井さん。増田さんはマイクの位置を高くするのがこだわりだそうで、イラストでその模様を再現してくれたのですが、シンプルなイラストに会場にいた全員が思わず2度見。マイクを高くすることで、高い部分の発生がしやすくなると真面目に語ってくれたのですが、「いやいやいや」と蒼井さんと大河さんから突っ込まれてしまいます。

 ユニット名にかけて”最近あったワンダーな話は?”なるテーマでは、コンビニで変なテンションで「お水お弁当をレンジで温めますか?」と言われたという大河さんのワンダーな体験を、増田さん&大河さんが2人芝居で再現。途中からなぜか戦場カメラマンの物まねを始めたりと、おふざけを仕出す2人に会場内は爆笑に包まれました。

 そして、”メンバーへの質問や愛のメッセージはありますか?”というテーマでは、蒼井さんに「ねーねー元気いつ近くに引っ越すの?」増田さんに「いつ近くに引っ越すの?」と揃って質問された大河さん。引っ越したいとの思いを大河さんが切り出すやいなや、「3人が集まりやすい場所だとお仕事が終わったら集まれる」「50階にある5LDKでゲストルームがある家」と3人で遊ぶ際に理想の家への妄想を膨らます増田さんと蒼井さん。

 その後も、「ディズニーランド行きたい」「サバゲーもやりたい」「ご飯食べたい」と要望をあげていく2人。そんな2人のコメントをまるで保護者のように大河さんはまとめていたのですが、その様子はまるで兄弟のよう。始終リラックスした状態で楽しげにトークする3人を、集まったファンのみなさんは暖かく見守っていました。


■ 一番ワンダーな男は誰だ? 告白タイムでは増田さんが男をみせる!?

 続いては、シチュエーションに沿ってアドリブで告白する「ワンダーに告白できるのは俺だ!」のコーナーへ。一番ワンダーに告白できた人には、アイドルの象徴であるレモンがプレゼントされることに。告白タイムは大河さん、蒼井さん、増田さんの順番で設けることが決定。その後、シチュエーションをくじで選ぶことになるも、蒼井さんは自分が引いたシチュエーションを一目見ると「……まっすー交換して!」と増田さんに交換を持ち掛け、増田さんも「いいよ」と快諾。この選択が後ほど、増田さんにとって吉となすか凶となすのか……。

 そして、先手である大河さんからスタート! 「旅館で卓球をしながら」というお題に沿って、白熱のラリーを繰り広げると「勝ったら付き合えよ!」と勢いのままに告白し、男らしさを感じさせます。蒼井さんは「ライブ終了後ステージ裏で」というシチュエーションに沿って、『ビバ★ラッ★チュ』のオリジナル振付をキレッキレで披露! その後、あっち向いてほいをしたと思えば、不意打ちでキスをするキュートな姿をみせました。

 プレッシャーがかかるなか、トリを飾った増田さんは、本来は蒼井さんが手に入れた「ワンワン鳴きながらコロコロ転がりつつ」というシチュエーションに挑戦! このシチュエーションを前に、増田さんは犬の物まねをしたかと思えんば、途中から忍者になりきる増田ワールドを展開。難題を前に果敢に挑んでくれました。

 観客の拍手で勝敗を判定することになると、難題を前に果敢に戦った増田さんに特別賞としてワンダーな男の称号が与えられました。その後はサイン入りポスターなどが当たるプレゼント抽選会も行われ、始終大盛り上がりのイベントとなりました。

■ イベント終了後の3人にインタビューを実施!

――イベントを終えての感想をお願いします。

緋室キラ役・大河元気さん(以下、大河):とても楽しくやらせていただいたんですが、少しラフになりすぎたかな(笑)。

新堂ツバサ役・蒼井翔太さん(以下、蒼井):いや、それゆえのワンコな気がするな!

大河:そうだね。ワンコは仲が良すぎる。

蒼井:トークテーマも1つあっただけで、すごく広げることができて。主に元気が広げてくれるんですけど(笑)。だからこそ凄く安心できるので、僕は入るところは入って、引くときは大爆笑しながら見ることができて。すごくバランスがいい3人だから、お仕事だけど本当に楽しむことができました。

大河:一緒に遊んでいる延長戦みたいなね。

桐原アトム役・増田俊樹さん(以下、増田):ちょっとはしゃぎ過ぎちゃいましたね……! でも、すごく楽しかったです。なにを出してもみんなが答えてくれたので。


――『ビバ★ラッ★チュ』はどのような楽曲に仕上がっていますか?

蒼井:元気がイベントでも答えていましたけれど、やっぱり「熱」がある熱い曲になっていますね。本当に熱い季節にぴったりで、みんなで一緒に歌えるような曲でもあるので。そういう機会がもしあったら凄くいいなと思います。

増田:熱さのあるいい曲。みんなで歌えるのでお客さんも乗っかりやすいと思うし、こちらとしても盛り上げやすい曲ですね。自分たちが頑張って盛り上げようとする曲というよりも、曲やキャラクターたちが前へ前へと行ってくれている。そういった意味では、今回6グループあるなかで、一番ロックな曲になったと思います。真っ赤に燃えるライブ曲ですね。

大河:こればっかりになっちゃうんですけど、初めて視聴で全編聞いたときに「俺ら仲がいいな」って。熱いっていうのにプラスして、その雰囲気が出ていて凄くいいなと思う。僕らの元々のグループって違うタイプの人間が集まってできているから、今回は全員が同じタイプの人間。だから、聴いていて「あ、みんなで同じ方を向いていっせーので走っているな」と感じました。


――最後に、読者の方へのコメントをお願いします。

蒼井:本当にこの夏ぴったりの曲。曲だけでなく特典の楽屋トークを含めてこの3人が歌いながら楽しんでいます。そのなかで、ツバサはツンツンしながらも楽しんでいるだろうなとか、そのキャラクターの思いもくみ取っていただければ凄く嬉しいなと思います。そして、ワンコ以外の2組も可愛かったり格好良かったりとそれぞれの良さが出たユニットもありますので、是非とも全部を愛してくれたら嬉しいなと思います。これからもピタドルのみんなをよろしくお願いします!

大河:どうしよう。びっくりするぐらい同じことを考えてた!

増田:実は僕も同じです(笑)。

蒼井:そうなるよ! だって一緒に同じ方を向いているんだもん!

大河:じゃあ右に同じで……という訳にもいかないので(笑)。次回、ワンコとしてまた別の曲を出すことも決まっているので、そこでも仲の良さを出していければいいなと思っています。それに加えて、マジフォー・ラグポ・ユニコとそれぞれのユニットも愛してもらえたら嬉しいし、それと一緒になってワンコを愛してもらって、これから先も楽しくやっていけたらと思います。

増田:すでに視聴している方も、まだ視聴していない方も、ピタドルのグループのなかでも一番の熱を持っているのは僕らワンコだっていうくらい熱い曲になっています。夏はもちろんとして、冬の寒い時期にも聴きたくなるような曲。熱さが欲しくなったらこのグル―プだと言われるくらい、今後も愛されるグループになるように頑張りたいと思いますのでよろしくお願いします。


――ありがとうございました!

[取材&文・河内香奈子]


>>MARGINAL#4 公式サイト

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