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【今日のおすすめアニソン】飯島真理「愛・おぼえていますか」【塚越淳一のアニソントラベラーvol.5】

飯島真理「愛・おぼえていますか」【毎日1曲おすすめのアニソンをあなたに 塚越淳一のアニソントラベラーvol.5】

毎日1曲ずつ名曲おすすめアニソンを紹介する連載企画「塚越淳一のアニソントラベラー」。連載第5回は、懐かしの一曲を。『超時空要塞マクロス』より飯島真理「愛・おぼえていますか」をご紹介です。

『マクロス』シリーズは長い歴史がありますが、この曲から始まったと言ってもいいほどの名曲です。今聴くからこその良さをぜひみなさんにも体感していただきたいですね。

塚越さん、実はかなりの『マクロス』ファンで、今回の記事も気合が入っているみたいです。

 

アニメイトタイムズからのおすすめ

ぼくらの愛・おぼえていますか

毎週金曜日は、懐かしいアニソンを紹介してもいいぜ! というお許しが出たので、今回は大好きな『マクロス』シリーズから、「愛・おぼえていますか」を紹介します。

今でも幅広い世代から愛され続ける『マクロス』シリーズ。昨今のアニメではキャラクターが歌を歌うことが当たり前になってきているが、その源流となる作品は、リン・ミンメイの『超時空要塞マクロス Macross Vol. III Miss D.J.』(1983)なのではないかなと思っている。

劇中に登場したアイドル、リン・ミンメイを演じていたのがシンガーソングライターの飯島真理。僕はまだ生まれて間もない時なので当時の“熱”はよくわからないのだが、『超時空要塞マクロス』が放送された82年は、すでに松田聖子が活躍していて、ちょうど中森明菜がデビューした年でもある。

リン・ミンメイはその松田聖子や中森明菜あたりがデザインのモチーフになっているそうだが、そういう時代背景が、アニメの中にアイドルを作り、それをリアルでも展開させるという流れになったのだろう。もちろんそれには当時のアイドルたちに負けない、飯島真理のチャーミングな歌声とルックスがあったことは言うまでもない。ちなみに、飯島真理と『マクロス』との関係の話になると少し長くなってしまうので、詳しくは『マクロス音楽の全軌跡 1982-2018』などを読みましょう!

僕が『マクロス』シリーズに初めて出会ったのは『超時空要塞マクロス Flash Back 2012』(87年発売のOVA)である。この作品は、いわゆるミンメイのミュージックビデオ集のような作品で、とにかくミンメイがかわいい! これに尽きるのだが、これでだいぶ人生を狂わされてしまった。今も二次元アイドルが好きなのはこのせいだ。ちなみに、OVAを先に見てしまったせいで、ミンメイがフラれると知りながら劇場版とTVシリーズを見る羽目になったことは言うまでもない。

で、そのOVAにも当然入っていた「愛・おぼえていますか」は、今更言うまでもないが『マクロス』シリーズを代表する曲だ。作曲が日本が誇るヒットメーカーの加藤和彦だったりして、作家陣が超豪華なのだが、映画の中でヒロインの早瀬未沙がこの曲のことを「ただの流行歌よ。何万年も昔に異星人の街で流行った、当たり前のラブソング」と言っている。

この言葉が、この曲のことを完璧に言い表していると思っていて、僕にとっては松田聖子の「SWEET MEMORIES」「赤いスイートピー」と同じで、いつ聴いても、何度聴いても感動してしまう不朽の名曲なのだ。ただ、当時の昭和の歌謡曲が、聴いた人の思い出に寄り添う曲であるのに対して、アニソンはどうしてもアニメが紐付いてしまうので、聴くと“ミンメイアタック”の映像が浮かぶという違いはあるのだが…。

ただ、リリースから約36年、昭和の名歌謡曲と同様に時代を超えて、時空を超えて愛されていることは間違いなく、ちょうど昨年のGWに放送されたNHKの『全マクロス大投票』でも歌部門の1位に輝いたし、ランカ・リーやワルキューレといった歌姫が歌い継いでいるのを見ても、この曲がマクロスの根幹であることがわかるだろう。ちなみに、17年のワルキューレの横浜アリーナ公演での歌唱がとてもエモかったので、その映像もぜひチェックしてね。

最後にもう一曲、「天使の絵の具」について。OVAは劇場版のエンディングテーマである「天使の絵の具」のライブシーンから始まる。劇場版ではライブ映像が間に合わず、クレジットだけになってしまい、「完全版2012フォーマット」で映像を追加した、という流れがあったりするのだが、OVAの後半には、歌の後半部分も制作されていて、そこがまたグッと来る仕掛けがあって良いのだ。シリーズ通して数々の名ライブシーンを見てきたが、個人的にはこのミンメイのライブが今も一番好きである。

それにしても、ミンメイの楽曲は、羽田健太郎さんの「私の彼はパイロット」から始まり、加藤和彦さんの「愛・おぼえていますか」があり、最後はシンガーソングライターである飯島真理自身が作詞・作曲「天使の絵の具」で終わる。これもなんだかすごく感慨深いものがある。天晴。

 

塚越淳一プロフィール

『ご注文はうさぎですか?』のシリーズ楽曲毎日紹介の執筆やイベントパンフレットの制作、内田真礼さん、三森すずこさんのライブパンフレット、『まちカドまぞく』『ちはやふる』のブックレットほか、雑誌やWebなどで執筆をしているフリーライター。

塚越淳一のアニソントラベラー |バックナンバー

vol.1:RADWIMPS「愛にできることはまだあるかい」
vol.2:LiSA「紅蓮華」
vol.3:オーイシマサヨシ「君じゃなきゃダメみたい」
vol.4:亜咲花「SHINY DAYS」
vol.5:飯島真理「愛・おぼえていますか」
vol.6:UNISON SQUARE GARDEN「シュガーソングとビターステップ」
vol.7:紗倉ひびき&街雄鳴造「お願いマッスル」

vol.8:鈴木雅之「ラブ・ドラマティック feat. 伊原六花」
vol.9:水瀬いのり「ココロソマリ」
vol.10:ChamJam「Clover wish」
vol.11:フランシュシュ「徒花ネクロマンシー」
vol.12:太田貴子「デリケートに好きして」
vol.13:Rhodanthe*「Jumping!!」
vol.14:MADKID「RISE」

vol.15:早見沙織「夢の果てまで」
vol.16:坂本真綾「クローバー」
vol.17:Run Girls, Run!「Share the light」
vol.18:shami momo「町かどタンジェント」
vol.19:TM NETWORK「Get Wild」
vol.20:the pillows「Happy Go Ducky!」
vol.21:supercell「君の知らない物語」

vol.22:μ’s「Snow halation」
vol.23:レン(楠木ともり)「To see the future」
vol.24:ワルキューレ「一度だけの恋なら」
vol.25:22/7(ナナブンノニジュウニ)「ムズイ」
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vol.39:ペコリーヌ、コッコロ、キャル「Lost Princess」
vol.40:森口博子「水の星へ愛をこめて」
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vol.42:新越谷高校女子野球部「プラスマイナスゼロの法則」

vol.43:ORESAMA「Trip Trip Trip」
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vol.45:中野家の五つ子「五等分の気持ち」
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vol.48:麻倉もも「ユメシンデレラ」
vol.49:Mrs. GREEN APPLE「インフェルノ」

vol.50:堀江由衣「バニラソルト」
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vol.52:大槻ケンヂと絶望少女達「あれから(絶望少女達2020)」
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vol.54:放課後ティータイム「U&I」
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vol.62:雪ノ下雪乃&由比ヶ浜結衣「Hello Alone」
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vol.64:森川美穂「ブルーウォーター」
vol.65:森口博子「ETERNAL WIND〜ほほえみは光る風の中〜」
vol.66:加藤登紀子「時には昔の話を」
vol.67:川添智久「STAND UP TO THE VICTORY ~トゥ・ザ・ヴィクトリー~」
vol.68:Fire Bomber「SEVENTH MOON」
vol.69:高橋洋子「残酷な天使のテーゼ」

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