『【推しの子】』伝説のアイドル星野アイの情報まとめ！　プロフィール、死の理由、彼女を殺した犯人とは？【ネタバレ】

2026年1月より第3期の放送が予定されているTVアニメ『【推しの子】』。伝説のアイドル・星野アイの双子の娘・ルビーと息子・アクアが、芸能界で奮闘するストーリーです。

本稿では、そんな本作の象徴になっているキャラクター・星野アイの情報をまとめましたアイのプロフィールから、物語の重要な情報まで掲載してあります！

※この記事には物語の重大なネタバレが含まれます。

星野アイ（CV：高橋李依）プロフィール

年齢：16歳（登場時）、20歳（死亡時）
職業：アイドル（B小町・センター）
身長：151cm
家族：星野アクア／星野愛久愛海（長男）、星野ルビー／星野瑠美衣（長女）

絶大的な人気を誇るスターアイドル。アイドルグループ「B小町」のセンターを務めていたが、ファンや世間に隠れて双子であるアクア・ルビーを出産した。黒髪ロングヘアーと、キラキラと光る星のような目が特徴。

アイが死亡してしまう衝撃の第1話が話題に

作品のキービジュアルにも使用され、主人公のように描かれているアイですが、タイトル通りアイの双子の子供達が本作の主人公。というのも、90分拡大放送となった第1話でアイは殺害されてしまいます。この衝撃の展開が視聴者の間で話題となり、『【推しの子】』ブームのきっかけになりました。

アイドルでありながら、妊娠・出産を経験したアイはリョースケと呼ばれるファンの男性に刺され亡くなってしまいます。リョースケは、アイの子どもであるアクアに転生した医師・ゴローを殺した犯人でもあります。

リョースケは一ファンにも関わらずトップシークレットである「アイの妊娠」を知っていたことから、誰か協力者がいるという予想を立てていたアクアは自身も芸能界へと進むことに。母を殺した犯人が同業者である可能性が高いため、彼は復讐のために厳しい世界をのし上がることに決めたのでした。

物語の鍵？　アイの特徴的な目

アイの両目には星のように輝いた特徴的なハイライトが入っています。彼女がアイドルとしてステージに立つとその輝きは一層強くなり、彼女がスターアイドルであるオーラを感じます。また、何か悪いことが起きるとその星が黒く光るなど演出としても活用されています。

そんな特徴的な目ですが、本作にはアイと同じような目を持つキャラクターが複数登場します。アイの子どもたちであるアクアとルビーにも、左目（ルビー）と右目（アクア）片方ずつがそのような目になっており、アイと同じく色が変化する様子も描かれています。アクアと共演する高校生女優・黒川あかねがアイを演じる際にも目にハイライトが入る様子が描かれています。

視聴者の間では、この目による感情の表現や目を持つ人物が物語の鍵を握るのではないかとアニメ視聴者の間で考察されていました。

孤児からスターアイドルへ

アイが芸能界に足を踏み入れたのは苺プロダクション社長・斉藤壱護によるスカウトがきっかけです。抹茶フラペチーノの餌につられて話だけはきいてあげることにしましたが、はじめはスカウトの話を全く相手にしていませんでした。彼女は「人を愛した記憶も愛された記憶も無い」ため、そんな人間にアイドルなど務まらないと思っていたのです。

というのも、アイは施設育ちの孤児。元々母子家庭だったところ、幼い頃に母親が窃盗で逮捕されたため児童養護施設に入所。ところが母親は釈放されても娘を迎えには来てくれませんでした。アイはそのことを何でもないことのように装いながら語りますが、隠しきれない寂しさが伝わってきます。

その母親にも頻繁に殴られていたようで、皮肉なことにアイという名でありながら“愛”を知らず育ってきたのです。

取り付く島もないアイをその気にさせたのは壱護の「嘘でも愛してると言い続ければ本当になるかもしれない」という一言でした。壱護はアイが否定的に語る自分の過去を「そういう経歴も個性だ」と肯定的に受け止め、本心では人を愛したいと思っているアイの胸中を指摘。

自分の胸の内を言い当てられたアイはアイドルになることを決意。いつか嘘が本当になり心の底から愛してると言えるようになる日を信じてファンへの愛をうそぶいてきたのでした。