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『魔道祖師』清河聶氏特集|聶明玦と聶懐桑の兄弟の絆&『乱魄』をご紹介

【シリーズ五大世家③】『魔道祖師』清河聶氏特集|刀を修練する聶家の刀霊の秘密、とある人物をめぐる怨恨に迫る──『陳情令』スピンオフ映画『乱魄』で描かれる聶明玦&聶懐桑の兄弟の絆も必見!

 

聶明玦と金光瑤の深い確執

射日の征戦の戦端が開かれたあと、当時の宗主・聶明玦は聶氏の門弟になった孟瑶(モン・ヤオ)を気にかけ、優秀な彼を補佐として重用していました。これまで孟瑶をいたく気に入っていましたが、隠されていた本性を目の当たりにして以来、彼を激しく憎むように。

 

 

その後、しばらく消息を絶ち温氏に潜伏していた孟瑶は功績をあげ、聶明玦、藍曦臣と三人で義兄弟の契りを結び、悲願であった蘭陵金氏へと迎え入れられます。その孟瑶こそ、現在の金氏宗主である金光瑤であり、彼は今や仙門百家を統率する仙督としても名を馳せる存在に。

 

 

赤鋒尊こと聶明玦、沢蕪君こと藍曦臣、斂芳尊こと金光瑤は「三尊」と称されるも、聶明玦と金光瑤の確執は相当深いものとなっていました。関係が冷え込んでいたのに契りを結んだのは、逸材である金光瑤を正道へと戻したい思いやこれまでの恩義があるようで、藍曦臣が上手く二人の関係を取り持っていたことも見受けられます。

数々の嫌疑を知り怨恨を抱く聶明玦とは対照的に、藍曦臣にとって金光瑤は屈辱に耐え続けて危険を顧みずに敵地に潜伏していた者であり、二人の視点は全く異なるのでした。

 

 

魏無羨と藍忘機が追う「左腕」の謎について

魏無羨が蘇った莫家荘に出現した謎の「左腕」。姑蘇に持ち帰られ招魂の儀式が行われるも亡霊が現れることはなく、左腕の主の魂魄は体と一緒に引き裂かれていることが判明。物語が始まって間もなく登場したこの左腕は、何者かによる陰謀をあぶり出すキーポイントでもあり、その凶暴さは並大抵ではなく魏無羨と藍忘機が協力して鎮めています。

左腕が姑蘇の雲深不知処で指した方角へ向かう魏無羨と藍忘機は、清河の行路嶺に行き着き、左腕の主の両脚を発見。驚くことに祭刀堂に埋められていた他の死体にその両脚が縫い付けられていました。

魏無羨と藍忘機によると「両脚を縫い付けて壁の中に埋めた者」と「左腕を莫家荘に放り込んだ者」は別であり、一方は細心の注意を払い脚を隠して、もう一方は誰かに見つけてほしくて腕を暴れさせたと考察。左腕を使って魏無羨と藍忘機を導くなど暗躍していた者に関する真相にも近づくなかで、また謎も残しています。

 

清河聶氏キャラクター&キャスト紹介

 

※キャラクター名の読みは日本語版小説に準じています。

聶明玦(ニエ・ミンジュエ)

 

号:赤鋒尊(せきほうそん)

清河聶氏の前宗主。弟の聶懐桑(異母兄弟)に厳しくあたるも兄弟の絆は深い。世家公子の風格容貌格づけは第7位で、強い正義感を持ち、歪んだことを激しく嫌っています。

修為は非常に高く、武器は「覇下」という名の刀。彼は「射日の征戦」で共に功績を残して名を馳せた藍曦臣、金光瑤と義兄弟の契りを結んで「三尊」と称されていましたが、後に刀霊に蝕まれ発狂して死亡したと言われています。

 

 
女色、酒、金銭などに一切興味がなく、刀の修練と温氏を殺すという目的以外の特別な好みがあるのかどうか、他人の嗜好を推し測ることに長けている金光瑤でさえ、鉄壁のごとく隙のない聶明玦の好みなどを探りあてるのは無理だったようです。

“聶明玦は冷たさの中に炎を含み、いつでも怒りを漲らせ燃えているかのようで、怖くて誰も安易に関わることなどできない”(日本語版小説第3巻「将離」より引用)

迫力と威厳に満ちていて、極めて背が高く、ただ立っているだけでも大きな威圧感を与える聶明玦。百鳳山巻狩の騎馬陣入場の際は、世家公子の風格容貌格づけに名前が載っている男子が出場するとほとんどが頭や顔中に雨の如く花をぶつけられるのですが、聶明玦は例外。

彼を見て胸を高鳴らせている女子がいても彼女たちは怖くて花を放り投げることができません。しかしその分、彼を崇拝する男性修士からの熱い声援はとても盛大でした。

 

 

キャスト

『陳情令』俳優:王翌舟

声優 中国語 日本語
アニメ 音匣老鬼 白熊寛嗣
『陳情令』 趙毅 白熊寛嗣
ラジオドラマ 图特哈蒙 津田健次郎

 

 

 

聶懐桑(ニエ・ホワイサン)

 

誕生日:5月20日

清河聶氏の現宗主。兄・聶明玦とは異母兄弟です。勉強が大の苦手で、頭を使うとしたら全部他のところに使ってしまい、扇子に絵を描いたり、鳥を捕まえて愛でたり、授業をすっぽかして遊んだりしていました。仙術の修練も好きではなく、兄の死後に宗主の座を継ぐも「一問三不知」と呼ばれ役立たずとして有名に。

 

 

かつて姑蘇藍氏の座学では魏無羨と親交を深めており、十数年ぶりに再会した魏無羨によると、聶懐桑の姿は昔とほぼ変わっていないとのこと。上品で優雅な顔立ちで頼りなげな表情をしており、身なりや持ち物はこざっぱりと品の良さを醸し出しています。

ちなみに魏無羨が座学のため姑蘇の雲深不知処へやって来た年、実は聶懐桑が来たのは三回目でした。もしまた乙以上の評価をもらえなかったら兄に脚をへし折られると魏無羨に泣きついている場面も。

その当時、怨念を利用できるという魏無羨の話を聞いた聶懐桑は共感し、己の金丹についても語っています。

「霊力は自分で修練を頑張って増やして、またそれを一生懸命『金丹』にしないといけない。僕みたいに生まれつき霊力が少なくて、才能もさっぱりな人間は、あと何年頑張らないといけないんでしょうね……それに比べて怨念は凶屍や悪鬼が持っているものだから、もしそのまま利用できるなら最高ですよね」(日本語版小説第1巻「雅騒」より引用)

後に、魏無羨は怨念を操るようになり、聶懐桑は同世代より八、九年遅れて結丹(金丹ができること)することになります。

 

 

キャスト

『陳情令』俳優:紀李

声優 中国語 日本語
アニメ 劉三木 花江夏樹
『陳情令』 紀李 花江夏樹
ラジオドラマ 斉斯伽 松岡禎丞

 

 

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この記事をかいた人

藤崎萌恵
大阪府在住のライター。数年前にBLと出会い、心に潤いを取り戻しました。

 

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