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アニメ

冬アニメ『全修。』スタッフ連載インタビュー第五回:色彩設計担当・末永絢子さん|ナツ子がいる世界をデジタル、作中のアニメ映画『滅びゆく物語』の世界をアナログのルックでとリクエストがありました
ナツ子とルークのシーンは特にキラキラした色彩になるようこだわっています
──本作の色彩設計はどういった点にこだわっていますか? 方向性や、監督からどのようなリクエストがあったのか教えてください。
末永:ナツ子がいる世界をデジタル(全修ver.と呼んでいました)、作中のアニメ映画『滅びゆく物語』の世界をアナログ(滅びver.と呼んでいました)のルックでとリクエストがありました。
アナログ時代はセル(透明なシート)に作画の線を転写して絵の具で塗っていたのですが、その風合いをデジタルで表現するのが難しくアナログに戻って作ってみたい……と思いながら試行錯誤してました。
──タイトルの『全修。』もインパクトがあります。末永さんはこれまでの仕事で、「全修(オールリテイク)」となった経験はありますか?
末永:色彩の作業に入る段階では監督からしっかり方向性を聞けますし、資料も豊富にあるので「全修(オールリテイク)」はないです。1発OKとなることも滅多にないですが……。監督やキャラデ(キャラクターデザイン)さんと相談しながら調整することが多いです。
──今後の見どころを教えてください。
末永:ナツ子とルークのシーンは特にキラキラした色彩になるようこだわっています。いよいよ先が読めなくなっていく中での2人の気持ちの変化に注目していただきたいです!
構成 M.TOKU
作品概要















































