
「TVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』3rd season special event~プリステラの宴~」レポート|小林裕介さん、高橋李依さんらリゼロイベント史上最多9名の声優陣が、大罪司教の権能をイメージしたバラエティーコーナーで対決!? イベント配信チケットは6月1日(日)まで発売中!
昼の部に続き朗読劇で多彩なお芝居を見せる山根さんに脱帽
昼の部はレグルスでしたが、夜の部ではシリウスが開演前の影ナレを担当。「みなさんが静かになるまで44秒かかりました……はい、拍手!」とシリウスからお願いされると、本当に会場から拍手が起こるなど来場者のみなさんも『リゼロ』の世界観を楽しんでいる様子が見られました。
そんなシリウスのテンションの乱高下の激しい影ナレの後、昼の部同様にオープニングムービーと共に出演者たちがステージに現れました。夜の部の乾杯は「3rd season を締めくくる最高のイベントにしましょう!」と小林さんが音頭を取って実施。
最初のコーナーは「長月達平先生が選ぶ3rd seasonベストシーン!反撃編!」。昼の部では襲撃編でしたが、夜の部は反撃編。物語も佳境に入ったところから名場面が選出されたので、トークの熱も入るというものでしょう。
長月先生がピックアップされたのは、以下の5つのシーンとなっていました。
・第60話「強欲攻略戦」でスバルの耳貸してという言葉に「ちゃんと返してね」と言うエミリア
・第61話「リリアナ・マスカレード」で披露された「朝焼けを追い越す空」
・第64話「テレシア・ヴァン・アストレア」におけるアストレア家のキャラクターたちの確執が見えるシーン
・第65話「醜悪なる晩餐会」でサブタイトルを変えてみせたベアトリス
・第66話「プリステラ攻略戦リザルト」で欠員なしで自分たちの勝利だと語ったアナスタシアと忘れられたユリウスとなりました。
アストレア家の確執が描かれたシーンについて、長月先生は限界家族過ぎると評していましたが、コメントではなんと、ここが書きたかったからこのエピソードを執筆したとの気になる情報も。今後もまだまだアストレア家は掘り下げられるかもしれません。
サブタイトルを変えてみせたベアトリスについては、窮地に陥ったオットーをベアトリスが救うという場面なので、ある意味オットーはヒーローに助けられるヒロインの立ち位置。天﨑さんはオットーはここまで他陣営のキャラクターと行動を共にしており、ここでようやく自陣営のベアトリスが助けてくれたので安心感があったと語っていました。
最後のユリウスに関しては3rd seasonのラストシーンになっており、喜びや安心だけでなく不穏なものを残していく『リゼロ』らしい場面でもありました。長月先生は絶望感を感じさせる江口さんのお芝居が素晴らしいのは前提としつつ、あのシーンの地獄度を上げているのはその直前の「ウチらの勝ちや!」と語ったアナスタシアの笑顔だと力説。
暴食の餌食になったということは、ユリウスは自分が仕えるアナスタシアに忘れられるというしんどい状況をスバルに見つけてもらうまでに味わっているハズ。江口さんはそういう状況を踏まえて、最後のシーンはアフレコ時に色々なパターンを収録していたと明かしてくれました。また、植田さんもオンエアを見て「なんてことをするんだ!」と驚いたのだとか。
続いて夜の部も「エミリア陣営VSアナスタシア陣営 プリステラの戦い!」を実施。基本的なルールや実施された対決は昼の部と同様で、まずは「憤怒の権能!感覚共有対決!」から行いました。ここでは「騎士といえばのポーズ」「可愛い動物のポーズ」のふたつが出題され、最終的にアナスタシア陣営が勝利に。
続く「暴食の権能!あれなんだっけ対決!」では、「オットマン」「梵天」「カラザ」「グレービーボート」「バッグ・クロージャー」が出題。ここでは天﨑さんが大活躍で、オットー役だけにオットマンとバッグ・クロージャーの2問を正解。
食パンの袋を止めるあのアイテムの名前がバッグ・クロージャーだと知っているなんて驚きですが、『リゼロ』とは別に関わっているコンテンツで知る機会があったのだとか。そんな天﨑さんの活躍でこの対決はエミリア陣営が勝利。
「色欲の権能!声真似変身対決!」ではアナスタシア陣営が夜の部は先攻。「名前」や「耳かきのふわふわの部分はなんていう?」など直前の対決を活かした質問を投げかけてボイスチェンジャーで喋っている人を突き止めようとしたのですが、エミリア陣営は山根さんを選択。しかし正解は藤井さんということで、かなり驚いた様子を見せていました。
後攻となったエミリア陣営の代表者はなんと小林さん。好きな食べ物の回答であるグレービーボートに入ったカレーから小林さん、小っちゃくて可愛い女の子は好きですかの回答が食い気味だったことから、ベアトリスやミミが好きな天﨑さんのふたりにまで可能性を絞り最終的には天﨑さんを選択して不正解に。この対決は引き分けという結果になりました。
夜の部の「強欲の権能!獅子の心臓対決!」はエミリア陣営が小林さん、アナスタシア陣営が山根さんを代表者に選出。小林さんはマントを被った江口さんによる魔女教徒スタイルには抵抗したものの、昼の部でも藤井さんが見せた「裕介のあるある言いたいー!」の天丼ネタが刺さってしまい撃沈。
アナスタシア陣営は山根さんが耐えれば勝利という状況でしたが、エミリア陣営全員が代わる代わるアクションを仕掛けてきてこらえきれず両チーム失敗の引き分けに。最終的に夜の部はエミリア陣営の勝利でこのコーナーは幕を閉じました。
続いての朗読劇は山根さんへの無茶ぶりが昼の部とは内容が変わっており、清純派アイドルやラッパー、演歌歌手と再び多彩なお芝居を見せてくれました。ラップに関しては某作品で色々な楽曲を歌っている天﨑さんがセンスがあると太鼓判を押しており、会場も大盛り上がり。
夜の部のライブパートは、そんな山根さんがリリアナとして歌う「水面に揺れるプリステラ」からスタート。続いてMYTH & ROIDが「NOX LUX」に1st seasonのエンディングテーマ「STYX HELIX」、鈴木さんが「Reweave」と2nd seasonオープニングテーマの「Realize」と昼の部と一部違う楽曲を歌唱して会場のテンションは最高潮!
そのままエンディングへ移ると、昼の部でもあった4th seasonの最新情報が告知されました。放送時期が2026年、新キャラクターのシャウラをファイルーズあいさんが演じます。
そして、最後に出演者たちからメッセージがありました。高橋さんは今回はキャラクターたちが背中を預け合ってそれぞれの場所で戦っていたことから、それぞれが違う景色を見ていたことに言及。また、いつどんなタイミングで作品を知っても『リゼロ』は面白いと実感したことを明かし、ファンのみなさんひとりひとりの視点でこの先の4th seasonも楽しんで欲しいと話してくれました。
小林さんは、キャスト陣だけでなく3rd seasonから監督を務めた篠原正寛さん、そしてキャラクターデザイン・総作画監督を務めた佐川遥さんをはじめスタッフ陣も大きなプレッシャーを背負っていたと話しました。小林さんがそんなスタッフ陣を代表する篠原さんと佐川さんへの拍手をお願いすると、会場はすぐさま温かい拍手で溢れました。
そして、来年で『リゼロ』がアニメ化10周年を迎える事にも触れ、3rd seasonは作品の中での結束をより感じて、この先へさらに歩き続けられることを噛みしめられたとも話してくれました。
3rd seasonが幕を閉じ、いよいよ4th seasonが来年(※2026年)から放送されることが判明したアニメ『リゼロ』。まだまだスバルやエミリアたちの戦いは続いて行きますので、今後もアニメだけでなく原作やコミカライズなど、様々なメディアミックスに触れながら続報に注目してみてはいかがでしょうか!
なお、本イベントの配信チケットが6月1日22時まで販売中となっています。配信では本稿では伝えきれなかった部分も全て網羅できることと思いますので、あわせてチェックしてみてくださいね。
▽イベント配信チケットはこちらから
https://eplus.jp/sf/detail/4260460001
作品概要
あらすじ
“暴食“の権能によって眠り続けるレム、記憶を奪われたクルシュ、そして名前を奪われてしまったユリウス。
彼らを救う手がかりを求める中、スバルは全てを見通し、あらゆる知識を持つと言われる『賢者』シャウラの存在を知る。
次の目的地は賢者の住まう「プレアデス監視塔」──そこは、最強の『剣聖』ラインハルトですら攻略できなかった大砂漠「アウグリア砂丘」にそびえ立つ最果ての塔。
猛威を振るう自然、未知なる魔獣、そして想像を絶する脅威が立ちはだかる。
仲間と共に、すべてを取り戻すため、命を懸けた少年の旅路が始まる──
キャスト
(C)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活4製作委員会
































































