
Netflixシリーズ『だんでらいおん』小林親弘さん×潘めぐみさんインタビュー|空知英秋先生の原点がここに!『銀魂』の先輩たちに「お邪魔します!」の緊張感!?
『銀魂』ファンに嬉しいドッキリもいっぱい
ーー本作は、『銀魂』に出演されている方が多く登場しますね。現場の雰囲気はいかがでしたか?
小林:『銀魂』で声を当ててらっしゃった声優さんが次々と登場されますが、役柄は全然違ったり、逆に見た目はそっくりだったり色々です(笑)。現場は、「先輩方に見られている」という程よい緊張感がありました。ただ、演じる上ではあまり考えすぎず、現場の空気で作っていくことを意識しました。やり取りの中で自然にシーンが出来上がっていく、そのライブ感の連続だった気がします。
潘:テンポがすごく速いし、感情の高低差も激しいので、考えている暇がないんです。まさに「反射」で演じていました。
ーー反射ですか。
小林:“本能”で演じたといってもいいかもしれません(笑)。
潘:「考える間すらもったいない」というスピード感が心地よくて。常に何かを意識するというよりは、掛け合いの中でキャラクターの輪郭ができて肉付けされていった気がします。マイク前で向き合う人が違えば返ってくるものも違うという当たり前のことを、改めて感じられる現場でした。
あと、『銀魂』のキャストさんがいらっしゃると、こちらの座組なのについ「お邪魔します、失礼します」みたいな、プレッシャーではなく、敬意みたいな気持ちはありました。
小林:あったよね(笑)。
潘:だって先輩方は、銀魂の世界を20年くらいずっと演じていらっしゃるわけですから。お芝居の面では大信頼の先輩方ばかりなので、安心して飛び込めました。現場はめちゃくちゃ楽しかったです!
小林:あと現場で凄かったのは、ミキサーさんの技術ですね。本作のミキサーさんって、長年『銀魂』を担当されている方なんですよ。本来だったら別録りにしなきゃいけないような被りのシーンも、なぜか本作だと「一緒に録っていいよ」ということで、結構同時に収録していました。
潘:あれこそ、まさに「魔法」でしたね!
小林:本当に。普通なら(声が被ると)編集しきれないはずなのに、見事に成立させてしまう。いまだに仕組みがよく分からないのですが……(笑)。そのおかげで場の雰囲気もつかみやすかったので、演じる側としてはすごくありがたかったです。
潘:それに、今回は通常のマイクじゃなくて、ガンマイクで収録していたんですよ。マイクを意識しないで、本当にお芝居で掛け合える環境だったんです。
ーー収録中、アドリブもかなり飛び出したのでしょうか?
小林:もうアドリブだらけでしたよ! どこが台本通りか分からないくらいです。
第1話の「酔いどれ天使」のくだりでの口論なんて、ほとんどアドリブでした。「ずっと争っていてください」と言われて(笑)。
潘:皆さん、ちゃんとマイクオフのところや口の動きが映らない箇所で、絶妙に捻じ込んでくるんです。アドリブのタイミングが素晴らしくて、どれがアドリブか分からなくなっちゃうくらい。あとは第1話の小野賢章さんのアドリブがすごく良くて(笑)。
小林:1話で京河雄一が指を鳴らす時の「アッ」ってやつね! あんなの台本にないですから。あれが現場で流行りすぎて、みんな京河一族のシーンで「アッ」をやるようになっていました(笑)。
ーー最後に、本作の配信を楽しみにしている皆様へ見どころをお願いします。
小林:見どころしかないですけど、 強いて言えば……やっぱり「なぜか泣ける」ところ。いいシーン、いいセリフがいっぱいあります。
潘:言葉が響きますよね。あとはアニメならではの動き。「こんなに動くんだ!」と驚くくらい、冒頭のシーンや自転車の作画も素晴らしいです。それから私は、今作の背景がすごく好きで。後楽園やドームシティ、上野のような、私たちが知っている街並みが大切に描かれています。
小林:あとは『銀魂』ファンには嬉しいドッキリもいっぱいだよね。
潘:詳細は秘密なんですけど、最終回に銀魂おなじみの“あのキャラ”がちょこっといるんです。そこはぜひ見てほしいですし、あとは何と言っても 「たんぽぽ組」が最終決戦に行く時の画面3分割のカット!
小林:確かに、あの3分割は「あるべき!」演出だよね。本当に胸が熱くなるところばかりなので、ぜひ最後までお楽しみください。
[インタビュー/失野]
『だんでらいおん』作品情報
4月16日(木)より世界独占配信
あらすじ
キャスト
(C)Hideaki Sorati/SHUEISHA




























