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『黄泉のツガイ』第8話「疑念と確信」振り返り|深まる疑念とユルの確信

運命の双子、影森家、東村サイドが揃う朝食の席で話されることとは? 深まる疑念とユルの確信が描かれる──2026年春アニメ『黄泉のツガイ』第8話「疑念と確信」を振り返ろう! 第9話「抱擁と囁き」の見どころもお届けします!

月刊「少年ガンガン」で大好評連載中の幻怪ファンタジー『黄泉のツガイ』。『鋼の錬金術師』や『銀の匙』などで知られる荒川弘先生の最新作で、シリーズ累計600万部を突破。そんな本作のアニメの放送が2026年4月から放送中です。

“夜と昼を別つ双子”の兄・ユルと妹・アサを中心に、妖怪のような、幽霊のような、“ツガイ”と呼ばれる「ふたつでひとつの対なる存在」を使役するツガイ使いたちの戦いが描かれる、日本を舞台にしたバトルファンタジー漫画です。

本稿では、各話の内容や注目シーン、話題の場面をSNSに寄せられたファンの声とともに振り返っていきます。今回は第8話「疑念と確信」。

前話ではアサの口から「解」の力を得た経緯が語られ、謎めいていた力が少しばかり明らかになりました。デラもユルを迎えに敵である影森家を訪れ、全員で朝食を取ることに。運命の双子と各陣営が顔を揃えた食事の場で何が語られるのでしょうか。

※本稿には第8話のネタバレ要素が含まれます。

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影森家、東村サイドが揃う朝食の席で啖呵を切ったユル

ユルとアサ、影森家の人々、東村の番小者であるデラが揃った朝食の席。おいしそうな純和食の朝餉を前にジンはさっそく「で、お兄さんがここにいることをどうやって知ったのですか?」とデラの腹の内を探ります。

昨夜の襲撃のこと、影森家でのアサの暮らし、行方不明の両親の事……様々な話題が飛び交う殺伐とした雰囲気の中、話は運命の双子のことに及びます。

「当主の影森さんは最終的に双子をどうしたいんですかね」というデラの問いかけに対し、ゴンゾウは世を乱す「解」と「封」も、運命の双子を生み出す東村も無くなった方がいいと自身の考えを語りました。

かたや次男・アスマは父の考えとは違っており、神から与えられた力はそれ相応の組織下で世のために使われるべきだと主張。どうやら影森家の中にも様々な意見やスタンスがあり、一枚岩ではないようです。

同じように東村サイドにも派閥が存在するらしく、各陣営内でも主義・主張の違いによってそれぞれが動いているのだろうということが感じられました。

ここで、今まで黙って食事をしていたユルが初めて口を開きます。

まず、左右様に「俺たちは世を乱す呪い子なのか?」と以前に訊いた際、さらっと否定してくれたことで「普通に生きてていいんだ」と救われた気持ちになったこと伝えたうえで、アサが何かにつけて謝る癖があることを指摘。

「運命の双子に生まれたからって何で隠れてこそこそ生きなきゃならないんだ」と理不尽な境遇に言及し、「俺は逃げも隠れもしない」「こそこそする理由がない」「東村だ影森だとごちゃごちゃ面倒くさい どっちだろうと俺の首を取りたい奴は取りに来い!」と啖呵を切ったのです。

周囲が呆気にとられる中、響いたのは「兄様のばかーーー!!!」というアサの大声。長年刺客に狙われ続けてきたアサは、そのつらさを知っているからこそ、ユルにはそんな思いをしてほしくなかったのです。

ユルはゴンゾウから影森家に来ることも提案されますが、自身の育った村をめちゃくちゃにしたことを理由にきっぱりと拒否。ユルは引き続きデラとともに両親探しを行う選択をしました。

「朝ごはん食べて話してるだけだったのに面白かった!」「ユルのスタンスのブレなさが良かった」などの感想が寄せられている本話。さらに、「東村も影森も派閥があるっぽいな……」「それぞれの正義で動いてる感じかな」など深まる謎への考察も止まらない様子です。

デラと組んでの両親探し、次なる一手をユルはどう打つのでしょうか。

救済と悲しみ……複雑なユルの心境

朝食を終え、影森家を去るユルとデラ。その際、両親が本当は双子をいっしょに連れて村から逃げようとしていたこと、ユルを置いていくしかなかったことをすごく悔やんでいたことをアサから教えられます。

自分だけが両親から置いて行かれたと思っていたユルは、そのことを聞き、胸に迫る思いがしたようで今まで見せたことのない切ない表情に。普段は大人びて見えるユルですが、本当はまだ16歳の少年。

幼い頃に両親と離れ離れになったことで大人にならざるを得なかったのでしょうが、心の中では両親に置いて行かれた悲しみを一人で抱えていたのだと改めて感じさせられました。きっとアサの言葉でその悲しみも少しは軽くなったことでしょう。

10年ぶりに再会した兄を見送るアサは、堪えきれず結界の外に駆け出して兄の背中に抱きつきます。「兄様 体大事にしてね」幼い頃やっていたように、兄の背中に手を当ててそう伝え、アサは影森家に戻っていきました。

ユルは、アサのその行動によって彼女が本物の自分の妹であることを確信します。殺気に敏感なユルが簡単に背後を取られてしまうのは、アサが本物の家族である何よりの証。

そして、彼女が本物の妹であるということは、ユルが東村で騙され続けていたという証拠でもあります。

本物の妹との再会を果たした一方、生まれ育った村で騙されていたという事実を突き付けられたユル。彼の複雑な心境は想像に難くありません。

黒白、えっさほいさ……新しいツガイ続々!

本話でも新しいツガイが続々登場しました。まず注目を集めたのは、前話で初登場した影森家の長男・ヒカルのツガイ・黒白(こくびゃく)。

白いホワイトが直したい所にホワイト(修正液)をかけ、黒いベタがそこに自由に上書きできるというとても便利な能力を持っています。波久礼ヒカルのペンネームで売れっ子漫画家として活躍するヒカルとの相性は抜群であり、襲撃者との戦闘でめちゃくちゃになった大広間をあっという間に修正してしまいました。

さらに、朝食の支度にもツガイが活躍していました。その名も「えっさほいさ」。力士のような姿をした小人のツガイで、「えっさ」「ほいさ」と言いながら2人で協力して座布団を運んでいる姿に癒された視聴者も多いようです。

えっさほいさの主は影森家の使用人だそうですが、彼らの他にも主とともに影森家に仕えているツガイがちらほら見られました。主を手伝って朝食の支度をするツガイ達がとても可愛らしかったですね。

第9話「抱擁と囁き」の注目ポイントは?

アサに見せてもらったスマホのカメラ機能に大興奮していたユルと左右様。次話ではデラがそんな彼らを都心観光に連れ出します。初めて見るものばかりの大都会にユルも左右様も驚きと興奮が止まりません。

そんな中、ユルとデラは何者かに尾行されていることを察知。アサは尾行しないようジンに念を押していましたが、一体誰の手先なのでしょうか……。

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作品情報

黄泉のツガイ

あらすじ

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謎と怪奇が交錯する新感覚ツガイバトル。

息もつかせぬ幻怪ファンタジーが、今動き始める。

キャスト

ユル:小野賢章
アサ:宮本侑芽
デラ:中村悠一
ガブちゃん:久野美咲
右:小山力也
左:本田貴子
ハナ:島袋美由利
ジン:諏訪部順一
ガブリエル ほか:村瀬歩
ミネ:内田夕夜
ナギサ:大西沙織
ダンジ:逢坂良太
ヤマハ:有馬瑞香
オシラサマ:早見沙織
影森アスマ:石田彰
与謝野イワン:三木眞一郎

(C)Hiromu Arakawa/SQUARE ENIX, Project TSUGAI (C) Hiromu Arakawa/SQUARE ENIX

この記事をかいた人

わたなべみきこ
出産を機にライターになる。『シャーマンキング』『鋼の錬金術師』『アイドリッシュセブン』と好きなジャンルは様々。
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