アニメ
『とんがり帽子のアトリエ』第12話「ロモノーンの影」振り返り|リチェの言葉に背中を押されたユイニィに感動の声続々

『とんがり帽子のアトリエ』第12話「ロモノーンの影」を振り返り! 三者三様の魔法で挑む試験|リチェの言葉に背中を押されたユイニィに感動の声続々

月刊「モーニング・ツー」にて連載中の白浜鴎先生による、王道魔法ファンタジー漫画『とんがり帽子のアトリエ』。

全世界でシリーズ累計発行部数750万部を突破し、日本のみならず、フランス、スペイン、韓国、アメリカなど各国で数多くの賞を受賞している人気作品である本作が、2026年4月より放送開始となりました。

第11話では、自分の魔法を自由に使いたいと願うリチェと、彼女の力を活かして自由に生きることを願うキーフリーとの師弟関係が描かれました。葛藤の末、リチェは試験を受けることを決意し、いよいよアガット、リチェ、ユイニィによる第2の試験が幕を開けました。

第12話では、迷宮の魔法が張り巡らされた未知の空間「蛇の背の洞窟」が舞台となり、護衛対象であるメルフォンとともにどのように脱出していくのかが見どころとなります。早く合格したいアガット、試験に乗り気でないリチェ、そして師匠に怯えるユイニィ。三者三様の思いを抱く3人が、試験を通じてどのように困難に立ち向かうのか、注目です!

関連記事
とんがり帽子のアトリエ
「魔法」――、それは世界に溢れていて人々の生活を豊かにする、なくてはならない便利な“奇跡”。けれど、“魔法をかけることが出来るのは魔法使いだけ”。魔法をかける瞬間を見てはならないのがこの世界の掟。小さな村で母親の手伝いをしながら暮らす少女・ココは、それでも幼い頃から魔法使いへの憧れを抱き続けていた。ある日、村を訪れた魔法使いの青年・キーフリーが魔法を使うところを覗き見てしまい、大きな秘密を知ることになる。それは、特別な道具で魔法陣を描けば、本当は誰にでも魔法が使えるという、魔法使い達が隠した「絶対の秘密」だった――。壮麗で幻想的な世界の裏に影を落とす、大人達が口を閉ざした魔法の歴史。「知らざる者(ふつうの子)」として生まれ、キーフリーの弟子として魔法を学ぶことになったココは、アトリエの仲間と共に探求と成長を重ねていく中で、秘密多き魔法使いの世界へと足を踏み入れていく。――これは、絶望を知り、希望へと手を伸ばす、子供たちの物語。作品名とんがり帽子のアトリエ放送形態TVアニメスケジュール2026年4月6日(月)~2026年6月29日(月)TOKYOMXほか話数全13話キャストココ:本村玲奈キーフリー:花江夏樹アガット:山村響テティア:陽木くる...

※本稿には第12話のネタバレ要素が含まれます。

一筋縄ではいかない「蛇の背の洞窟」

第12話は、キーフリーによる“ロモノーン王国”の歴史の説明から幕を開けます。ココとテティアは、これからアガットたちが挑む試験の舞台となる「蛇の背の洞窟」で、かつてどのような出来事があったのかについて話を聞きます。


この話を通じてキーフリーが人間の恐ろしさについて語ると、ココは「でも、魔法は人を幸せにするためのものですよね?誰かを助けたり、世界を彩る力なんですよね?」と力強く問いかけます。その純粋な言葉にハッとしたキーフリーは、「未来の魔法使いが君のように考えてくれるなら、きっと大丈夫だよ」と優しく答えるのでした。


一方、試験の会場となる「蛇の背の洞窟」の入口に到着したアガットたち。リチェは「一本道なら問題ない」と言い、クネクネした道を飛んで突っ切ろうとします。しかし、迷宮の魔法によって空間が歪んでおり、思ったように進むことができません。制御を失ったリチェは地面に落ちそうになりますが、ユイニィが間一髪で受け止めます。これによって、簡単に飛んで脱出することが不可能だと全員が理解するのでした。

何度も試験を受けているユイニィは、「正解の道は、蛇の背の上のみ」と言い、道から外れると洞窟迷宮に落ちて入口に戻されてしまうとも説明しました。その説明を受けて、アガットは基礎魔法教本に書かれている水の魔法で魔法が効いている道を判別し、進み始めました。

そんな中リチェは、この試験は「正しい答え、正しい魔法、正しい道」から外れることが駄目なこの試験に嫌気が差している様子。ここでリチェの過去が描かれ、以前の師匠から自身の魔法をラクガキ扱いされていたことが明らかになりました。この師匠のせいで、リチェは大人を嫌いになり、言われた通りの魔法を使うことが嫌になってしまったようですね。


リチェとユイニィの対立、アガットの考えの変化

進むべき道は理解したものの、護衛対象であるメルフォンの誘導に苦戦するアガット。アガットが「ちゃんとついてくるように」と説明しても、メルフォンはあざとい仕草で見上げるだけで動きません。そんな中、ユイニィが「メルフォンを正しく導くには、共鳴の魔法で鳴き声を真似するのが正しい方法だ」と提案します。しかし、それを聞いたリチェは「魔法に正解なんてない」と言い放ち、自身の得意とするガラスのリボンの魔法でメルフォンたちを見事に誘導します。


リチェは、自分のやり方で試験を突破したい強い意志を持っており、正解ばかりを主張し、方法を細かく説明しようとするユイニィに苛立ちを感じています。一方、ユイニィはリチェの独自のやり方に反対し、「そんな方法では通用しない。試験には決まった正解があり、教本通りにやらなければ私たちは未熟だからまた不合格になる」と弱気な発言を繰り返します。


2人が言い合う中で、アガットはふと静かに語り出します。「失敗は後で知恵にもなるし、それを活かせれば糧になる。そういうやり方をしている子を知っている」と。アガットの言葉は、きっとココのことを指しているのでしょう。以前のアガットであれば、ユイニィの発言に賛同しそうなところですが、ココの柔軟な発想や行動を目の当たりにしたことで、アガット自身も少しずつ考え方を変え始めているようです。

アガットの発言に対し、SNSでは「なんだかんだ言いながら、アガットがココを認めているのが良い」「既にココの事を認めているようだし、デレるのも時間の問題かな?w」などの声が寄せられました。

自分を超える一歩

場面が変わり、外ではココが崖の方にローブ姿の人物を見かけて駆け寄ります。しかし、キーフリーから「この場所には他の魔法使いは来ない」と告げられ、不可解に思いながらもキーフリーたちの元へ戻りました。ところが崖下には、黒いローブをまとった“つばあり帽”が身を潜めていました。


一方、「蛇の背の洞窟」では、アガットたちが試験を進める中、障害が立ちはだかります。途切れた道に弱気になり立ち止まるユイニィを尻目に、リチェはガラスのリボンを応用した魔法で道を見事に飛び越えます。その後、アガットも複製と繰り返しの魔法を駆使して新たな道を作り進みますが、魔法を描く姿をメルフォンに見られないよう配慮したため、マントの下で急いで描いた魔法陣が不完全となり、持続時間が短くなってしまいました。それでも崩れた道につかまりながら、この難関を突破します。


最後に挑むのはユイニィ。しかし「自分には何一つ向いていない」と自分を否定ししゃがみ込みます。苛立ったアガットが「なんでもいいから魔法を描きなさい!」と声を荒げるも、ユイニィは緊張で震え、魔法陣が描けずに負の連鎖に陥ります。「誰にも見られない場所なら描けるんだ」と明かしますが、あらかじめ魔円手帳に書き溜めた魔法はこの状況に役立たず、途方に暮れるばかりです。

「見られるのが怖くてダメ……」と呟くユイニィ。その情けない姿にリチェは「できなくない」と力強く励まし、「見られない空間を自分で作ればいい」と提案します。ユイニィは魔法の手段がわからないままマントを頭から被り、萎縮しながらも、周囲に見られない安心感に包まれます。アガットたちはユイニィの行動を笑うことも急かすこともなく、静かに待ち続けました。

ユイニィはマントの裏に描かれている魔法陣を解析し、アレンジを重ねながら、影の姿になり、周囲の視線を遮断することに成功します。そしてメルフォンを鳴き声で誘導し、蛇の道から伸ばした石にまたがり、崩れた道の先へ無事に降り立ちました。


その後、リチェが「もう自分のこと嫌じゃない?」と聞くと、ユイニィは笑みを浮かべながら「うん、ちょっとだけ」と返します。「自分のままでいたい」リチェと、「自分をやめたい」ユイニィ。二人のやり取りを見ていると、リチェの短い前髪とユイニィの長い前髪が、それぞれの性格や気持ちを表しているようで面白いなと感じました。

“つばあり帽”の襲来

アライラは「試験は自分を知るためのもの。道は一本だが、魔法のやり方はみんな違う。試験も案外悪くないだろう」とリチェに語りかけます。その言葉にリチェは少し納得した様子を見せますが、キーフリーが嘘をついて勝手に試験を受けさせたことには怒り心頭。「謝らないなら絶対許さない!」と語気を強め、「おこリチェポイント1だから」と不機嫌な顔で答えました。

そんな怒る姿もどこか可愛らしいリチェについニヤけてしまった方も多かったのではないでしょうか? この「おこリチェポイント」に対し、SNSでは「おこリチェポイントは初耳w」「おこリチェポイント可愛い!」などリチェの可愛さを称賛するコメントが数多く寄せられました。


しかし状況は突然一変します。アライラの背後から、ココが見かけた黒いマントに“つばあり帽”を身にまとった謎の人物が襲いかかりました。アライラが「つばあり帽の言葉を聞くな、惑わされるな、全力で逃げろ。禁止魔法は……」と警告しようとするも、その言葉を言い切る前に、“つばあり帽”と共に突然姿を消してしまいます。

突如襲来した“つばあり帽”の影響で、試験どころではなくなったリチェたち。果たして彼女らは無事にアライラを救い出し、再び試験へと戻ることができるのでしょうか……。

第13話「禁じられた魔法」の注目ポイント!

第12話では、試験の試練やユイニィの成長が大きな見どころとなりました。ユイニィの言葉は自分の行動を振り返り考えさせられるもので、リチェの言葉は心に深く響くものでした。この作品には、視聴者に勇気と自信を与える言葉が随所にちりばめられていると改めて感じました。

視聴者からはユイニィの成長に対して「彼は自信がないだけで、しっかり学んだことは身についており、応用もできる優秀な魔法使いだと思う。」「リチェの言葉で変わったユイニィが、いつか誰かの背中を押す存在になるかもしれない。」など、感動や称賛の声が寄せられました。

そして第13話はいよいよ最終回。12話の終盤ではアライラが“つばあり帽”にさらわれ、子供たちだけが取り残されてしまうという絶望的な状況に。迷宮洞窟の難関に加えて、“つばあり帽”の存在が絡む最悪の展開を、彼女らはどう切り抜けていくのか……注目のクライマックスに期待が高まります!


この記事をかいた人

五反田ちさと
東京都出身。アニメイトタイムズでライターデビュー。好きなアニメ作品は『カードキャプターさくら』、『らんま1/2』、『氷菓』。最近は朗読劇にハマっています。座右の銘は「当たって砕けろ」。

『とんがり帽子のアトリエ』作品情報

とんがり帽子のアトリエ

あらすじ

「魔法」――、それは世界に溢れていて人々の生活を豊かにする、
なくてはならない便利な“奇跡”。
けれど、 “魔法をかけることが出来るのは魔法使いだけ”。
魔法をかける瞬間を見てはならないのがこの世界の掟。
小さな村で母親の手伝いをしながら暮らす少女・ココは、
それでも幼い頃から魔法使いへの憧れを抱き続けていた。

ある日、村を訪れた魔法使いの青年・キーフリーが魔法を使うところを
覗き見てしまい、大きな秘密を知ることになる。
それは、特別な道具で魔法陣を描けば、本当は誰にでも魔法が使えるという、
魔法使い達が隠した「絶対の秘密」だった――。

壮麗で幻想的な世界の裏に影を落とす、大人達が口を閉ざした魔法の歴史。
「知らざる者(ふつうの子) 」として生まれ、キーフリーの弟子として魔法を学ぶことになったココは、
アトリエの仲間と共に探求と成長を重ねていく中で、
秘密多き魔法使いの世界へと足を踏み入れていく。

――これは、絶望を知り、希望へと手を伸ばす、子供たちの物語。

キャスト

ココ:本村玲奈
キーフリー:花江夏樹
アガット:山村響
テティア:陽木くるみ
リチェ:月城日花
オルーギオ:中村悠一
アライラ:三石琴乃
ユイニィ:石橋陽彩
タータ:田村睦心
ノルノア:安原義人
イースヒース:諏訪部順一
ウトウィン:笠間淳
ガルガ:安元洋貴
ルルシィ:石川由依
ダグダ:小西克幸
クスタス:熊谷俊輝
フデムシ:久野美咲
イグイーン:斎賀みつき
ササラン:中尾隆聖

(C)白浜鴎/講談社/「とんがり帽子のアトリエ」製作委員会
おすすめタグ
あわせて読みたい

とんがり帽子のアトリエの関連画像集

おすすめ特集

今期アニメ曜日別一覧
2026年夏アニメ一覧 7月放送開始
2026年秋アニメ一覧 10月放送開始
2027年冬アニメ一覧 1月放送開始
2026年春アニメ一覧 4月放送開始
2026夏アニメ何観る
2026夏アニメ最速放送日
2026夏アニメも声優で観る!
アニメ化決定一覧
放送・放送予定ドラマ作品一覧
平成アニメランキング