
『領主の養女』編もいよいよ後半へ──声優陣が第1クールを振り返る! アニメ『本好きの下剋上 領主の養女』井口裕香さん×速水 奨さん×井上和彦さん 座談会インタビュー
速水さんいわく「井口さんは少しずつ幼くなっている」
──アニメは2019年にスタートして、長いシリーズになっていますが、ローゼマインと演じられている井口さんの変化や成長を感じた点を先輩のお二人からお聞かせください。
井口:どきどき。
速水:以前には、マインに転生する前の本須麗乃が描かれていましたが、少しずつマインが麗乃に近づいている気がする。マインは体が小さいけれど、中身は大人なので、異世界でできることを一つひとつ実現させて、麗乃の時のような本など好きなものに囲まれていた環境に近づけようとしているんでしょうね。
井口さんも逆算的に演じられているのかなと。高熱でうなされていた小さなマインは弱いキャラとして計算しながら演じられていて、麗乃やローゼマインとして上り詰めていく部分は井口さんご自身と似ている気がします。だから成長しているというよりも……。
井口:どんどん幼くなっていくと。
井上:おっしゃる通り。
井口:確かに。ローゼマインも私もイキイキとやりたいことをしていて、お金もしっかりいただいて……あっ! 私は違いますよ! そんなにお金お金言ったりしません(笑)。演じながらローゼマインの逞しさは感じています。
井上:ジルヴェスターはアニメに少し登場しただけだったので、この二人の中に入っていけないなと感じていましたし、現場でも「少しお邪魔します」みたいな感じがありました。
でも『領主の養女』編の収録が始まったら、すんなりとチームに入れてもらえたのが嬉しくて。そういう意味でもローゼマインに対しても井口さんに対しても近づきやすくなりました。ちょっと前までは近寄りがたくて、うかつに口を聞いたらいけない空気感だったのに。
井口:私、先輩にそんなに気を遣わせていたんですか?(笑)
速水:そんなことないよ。井口さんは気さくにおしゃべりできて楽しいです。
──ローゼマインの名ゼリフ「本がなければ作ればいい」にちなんで、もし手元になかったら自分で作りたいと思うほどのマストアイテムを教えてください。
井口:私はトレーニングが好きなので、「筋肉がないなら作ればいいじゃない」。特にお尻の高さを出すことを大事にしているので……。
速水:ツインピークスですね。
井口:そうです! そうです! お尻の丸みを出せるようにトレーニングに励んでいます。
速水:以前、同じ質問をされた時は、「お酒」と答えましたが、今は「愛がなければ」……。
井上:「作ればいい」って?(笑)
速水:「愛がなければ愛すればいい」。
井口:カッコイイ! 「愛されるよりも愛したい」ですね! 素敵ですね。
速水:じゃあ、それで(笑)。
井上:僕は味噌汁が大好きで、味噌を溶かす時にいつも困るんですよね。おたまにのせて溶くんですけど、なかなかうまくいかないので、うまく溶かせる料理用具が欲しい。
速水:ありますよ! ラーメンの麺の湯切りに時に使うような味噌こしとか味噌溶ぎマドラーとか。
井口:さすが速水さん、料理男子!
速水:毎日料理してますから(笑)。
第2クールはローゼマインが奮闘!キャスト陣が見どころを語る!
──すぐに『領主の養女』編の第2クールがスタートします。見どころのご紹介をお願いします。
速水:ローゼマインを取り巻く領主一族や貴族との関係性や、敵対する貴族も登場するので、これからもいろいろなことが待ち受けていますが、それらを知恵と勇気で乗り越えていくローゼマインが見どころじゃないでしょうか。
そして彼女を見守るフェルディナンド、ときどきムチャを言うけど、優しいジルヴェスターにも注目していただければ。
井口:下町にいた頃とは違う困難が待ち構えているローゼマインの奮闘する様子を見ていただきたいです。また新キャラも登場しますし、ダームエル(CV.梅原裕一郎)とブリギッテ(CV.瀬戸麻沙美)の関係性にも注目していただきたいです。
それと個性的でエキセントリックなゲオルギーネ(CV.田村ゆかり)も印象的でした。キャスト発表があった時もドキドキわくわくされた方が多いと思います。彼女は観方にとっては悪だけど、ゲオルギーネ自身にも大事にしている想いがあるので、注目してください。
井上:特に紹介しようと思う見どころはありません。
井口:そんな~!?
井上:個人的にはブリギッテが好きなので。
井口・速水:お~っ!
井口:かわいいですもんね。
井上:(デレ気味に)いいよね~。
速水:アンゲリカ(CV.東山奈央)もいいけどね。
井上:メインどころも魅力的ですが、脇を固めるキャラクターたちも魅力的な人が多いので、メイン以外のキャラクターが活躍するお話やシーンは僕も楽しみにしています。
速水:あと歴史と同じように、この作品でもグーデンベルグたちの活躍によって、印刷技術が飛躍的な発達しました。僕が中学生の頃はガリ版で紙に刷っていたけれど、このお話の中ではもう超えていて、現在行われている活版印刷になっていて。
一体どこまで進化していくんだろう? 今度はお話の中でエスカレーターができたりして(笑)。
井口:もし作ろうとしたら、めちゃめちゃ魔力を使いそうですね。
──2クール目が始まるのを楽しみにされている皆さんへメッセージをお願いします。
井口:私たちは1クール目と2クール目を分けて収録していましたが、皆さんには続けて視聴していただけるのは嬉しいです。
速水:よく言われているのは春に恋をして、夏にめらめら燃えて、飽きがくると。
井口:「飽き」と「秋」が掛かっているんですね。
速水:でもこのアニメは秋になっても飽きが来ません。
(3人と周りの人が全員拍手)
井上:うまい!
井口:おあとがよろしいようで(笑)。全国ネットで始まった『領主の養女』編も7月11日(土)から後半に入りますが、より盛り上がっていきます。
皆さんはローゼマインをはじめ、キャラクターみんなとなじみ始めた頃だと思いますが、これからもローゼマインはいろいろな困難にぶつかりながらもたくましく成長していく姿を見守ってください。
井上:2019年に始まったアニメをここまで続けて追いかけてくださった皆さん、ありがとうございます。出遅れてしまった方や『領主の養女』編から初めてご覧になった方もいらっしゃったと思いますが、このシリーズから観ていただいても独特で素敵な世界観を感じていただけると思うし、きっとクセになっていることでしょう。
その上で原作や配信、パッケージでさかのぼってご覧になっていただければ、もっと楽しめますよ!
井口:原作がすごく壮大なお話で、まだすべてアニメになっていないので、今後もアニメを続けていけたらいいですね。
井上:僕はまだまだ続くと思っていますから。
速水:我々も演じ続けられることを信じていますので、応援よろしくお願いします。
作品情報
あらすじ
ひとりの少女の情熱が世界を動かす――
魔力を持つ貴族が支配する<エーレンフェスト>
書物なき世界で本作りに奮闘するマインだったが、
その身に秘めた強大な魔力が陰謀を招く。
下町の家族や仲間を守るため、彼女は領主の養女・ローゼマインとして生きる道を選ぶ。
大切な家族と別れ、自分の名前さえ捨てて――
常識の通じない貴族社会で、本への情熱と家族への想いを胸に、
ローゼマインの闘いが始まる!
キャスト
(C) 香月美夜・TOブックス/本好きの下剋上製作委員会2026






























