アニメ
アニメ『鬼の花嫁』遠藤 綾インタビュー【連載第10回】

演じる中で「もっと新しい一面を見てみたい」と思わされた桜子の魅力──TVアニメ『鬼の花嫁』連載インタビュー第10回 鬼山桜子役・遠藤 綾さん

思わず「見て見て!」と言いたくなった光景とは?

──本作ではたくさんのキャラクターが登場しますが、桜子以外で気になるキャラクターや、好きな関係性があれば教えてください。

遠藤:子鬼のソウちゃんとアオちゃんが好きです。作品の中にしんどい場面が多いからこそ、あの2人が出てくると急に息が吸えるようになるというか、ほっとできるんです。

アフレコの時、演じる寺澤さんと小橋さんが同じようなポーズで立っていたことがあって。台本を左手に持っていて、右手が空いていたんですけど、その空いている手の感じまでシンクロしていたんですよ。

本番中だったのでぐっとこらえていましたが、「見て見て!」と誰かに言いたかったくらい(笑)。そういう何気ないところからも2人がつながっている感じがあって、見ていて微笑ましかったです。

それから、にゃん吉カップルの安心感もいいですよね(笑)。不穏さのない、老夫婦みたいな安心感があるというか。原作を読んでいても印象に残っていたんですが、音が乗ることで、その空気感がより伝わってくるのも楽しみでした。

──共演者の皆さんのお芝居で、印象的だったことや刺激を受けたことがあれば聞かせてください。

遠藤:刺激とは少し違うかもしれないんですが、その日の座っていた位置のすぐ近くにマイクがあって、そこに玲夜役の梅原さんが立っていらしたことがあったんです。あまりにも近くて、ちょっと申し訳ないなと思いながら……でも露骨に背を向けるのも変かなと思って、そのままじっとしていて(笑)。すごくいい声だなと感じていました。

──ここからは、作品にちなんだ質問です。あやかしは本能で花嫁を選びますが、遠藤さんご自身は直感を日常の中でどれくらい大事にされていますか?

遠藤: いわゆる「ビビッと来た」という経験は、あまりないんです。そういうのがあったらいいなとは思うんですけど、特別に感じたことはなくて。

でも、日々いろんな選択をしながら生きているじゃないですか。振り返ってみると、その時その時で選んできたものって、ちゃんと間違っていなかったなと思うことが多いんです。

すごく悩むというよりは、ぱっと選んでいるように見えても、結局は最初に「いいな」と思ったもののほうへ向かっている気がするんですよね。自分では直感と思っていなくても、心のどこかでは惹かれているのかもしれないなと思います。わかりやすく「ビビッ」と来るのは、ちょっと羨ましいですけど(笑)。

──本作は、柚子と玲夜の出会いから始まるロマンスが大きな軸になっています。ご自身のこれまでを振り返って、「この出会いが自分を変えた」と感じる人や作品との出会いがあれば教えてください。

遠藤:「これだった」とはっきり答えられるものは、もしかしたらまだ答え合わせができていないのかもしれないですね。でも、これまで出演してきた作品や、出会ってきたキャラクターたちが、次の出会いにつながっているんだろうなとは思います。

たとえば、昔お仕事をした時のディレクターさんが、その時に演じたキャラクターの印象をずっと覚えていてくださって、今ではあまりやらないような役を振ってくださることもあるんです。この仕事って本当にいろんな人との出会いの積み重ねなんだな、と感じます。

役を生きる仕事だからこそ、キャラクター同士の出会いもありますし、そのキャラクターを作っている方たちとも出会える。説明の中で「このキャラクターはこういうふうに育ってきて、こういうふうに見えてほしいんです」と聞かせていただくこともあって、そうやって作り手の思いに触れられるのも、すごく貴重な出会いだなと思っています。

──最後に、第9話までご覧になっている視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。

遠藤:アニメからこの作品に触れてくださっている方もたくさんいらっしゃると思うのですが、私が最初にアフレコに参加した時から、いい意味でかなり濃い作品だなと感じていました。

玲夜と柚子のセリフも一つひとつにとても説得力があって、気づけばキュンキュンする暇もないくらい、すごいことが当たり前のように起こっていくんです(笑)。

ぜひ、その濃さも含めて画面でたっぷり味わっていただけたらと思います。桜子に関しても、少し変わり者ではありますけれど、好きになっていただけたらうれしいです。

 

『鬼の花嫁』作品情報

2026年7月4日(土)24:30~よりTOKYO MX/BS11ほか全国12局にて順次放送中!
dアニメストア・ABEMA・U-NEXT・アニメ放題にて地上波同時・最速配信!
その他プラットフォームでも順次配信開始

鬼の花嫁

あらすじ

人間と“あやかし”が共生する日本──。

優れた能力と容姿を持つ“あやかし”は日本の中核を担っていた。

そんな絶大な権力を持つ“あやかし”は本能で運命の「花嫁」を見つけることができ、その「花嫁」に選ばれることは女性の憧れであり、名誉なことだった。

平凡な高校生・東雲柚子は、妖狐の花嫁である妹・花梨と比較され、家族にないがしろにされながら育ってきた。

ついに心が破れた日、柚子は偶然、類まれなる美貌を持つひとりの男性と出会う。

「見つけた、俺の花嫁」

彼の名は鬼龍院玲夜、“あやかし”の頂点に立つ鬼だった。

──この出会いから、柚子の運命が大きく動きだす。

キャスト

東雲柚子:早見沙織
鬼龍院玲夜:梅原裕一郎
東雲花梨:石見舞菜香
狐月瑶太:逢坂良太
透子:千本木彩花
猫田東吉:花江夏樹
荒鬼高道:坂泰斗
鬼山桜河:島﨑信長
鬼山桜子:遠藤綾
ソウ:寺澤百花
アオ:小橋美憂
鬼龍院千夜:石田彰
鬼龍院沙良:福圓美里

(C)クレハ・富樫じゅん・スターツ出版/「鬼の花嫁」製作委員会
おすすめタグ
あわせて読みたい

おすすめ特集

今期アニメ曜日別一覧
2026年秋アニメ一覧 10月放送開始
2026年夏アニメ一覧 7月放送開始
2027年冬アニメ一覧 1月放送開始
2026年春アニメ一覧 4月放送開始
2026夏アニメ何観る
2026秋アニメ最速放送日
2026夏アニメも声優で観る!
アニメ化決定一覧
放送・放送予定ドラマ作品一覧
周年アニメまとめ