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- おかもとみか
- 2021夏デビューのオトナ女子新人ライター。ミドル層の男性声優さん関連記事を書くことが多いです。

月刊「少年ガンガン」で大好評連載中の幻怪ファンタジー『黄泉のツガイ』。『鋼の錬金術師』や『銀の匙』などで知られる荒川弘先生の最新作で、シリーズ累計750万部を突破。そんな本作のアニメの放送が2026年4月から2クール連続で放送中です。
“夜と昼を別つ双子”の兄・ユルと妹・アサを中心に、妖怪のような、幽霊のような、“ツガイ”と呼ばれる「ふたつでひとつの対なる存在」を使役するツガイ使いたちの戦いが描かれる、日本を舞台にしたバトルファンタジー漫画です。
本稿では、各話の内容や注目シーン、話題の場面をSNSに寄せられたファンの声とともに振り返っていきます。今回は第20話「逃亡者と追跡者」。
イワンのツガイ・マガツヒの新たな能力によるものなのか、力を奪われたように倒れ込む左さんに、とどめを刺さんばかりのイワンが斬りかかるという気になるシーンで幕を閉じていた前話。ピンチを迎えた左さんは、一体どうなってしまうのでしょうか。
※本稿には第20話のネタバレ要素が含まれます。
左さんに襲いかかるイワンの勢いを削いだのはユルの放った矢でした。ユルも畳みかけるように矢を乱れ撃ちますが、抜群の身体能力で躱すイワン。矢が尽きてしまった隙に、再び左さんめがけて斬りかかろうとしますが、今度はユルの「撃て」の一声でデラさんのライフル銃が放たれます。
しかしマガツヒの能力なのか、ライフル弾の1発は右さんへ、もう1発はユルへとはじき返され、ユルの肩口をかすめてしまいました。左さんを抱えてユルの元へ向かう右さんの後を追いかけようとしたイワンでしたが、一瞬苦しげに顔をゆがめると姿を消してしまいました。どうやら撤退したようです。
倉庫へ戻ったイワンは、まだ死体が片付いていないことをぼやきながらも、マガツヒの空間置換能力で新郷ハヤトの事務所へ戻ります。その頃事務所では、「山賊」とそのツガイ「マメガラス」が、新郷のツガイ「風神雷神」に捕らえられていて──
口封じのため「山賊」にナイフを向けるアスマでしたが、状況が一変! なんとアスマのツガイ「夜桜」が油断していた新郷を押さえつけたのです。アスマは風神雷神が新郷の肩から離れる瞬間を窺い、自らの手で殺すチャンスを待っていたのでした。なんという策士……!
母に対して新郷家がして来た行為を許せないと淡々と語るアスマ。さらには新郷が誰かにそそのかされていた可能性について言及し、その人物についても探りを入れ始めます。そこへ不意に現われたイワン。アサたちが迫って来ていることを新郷から伝えられると、イワンは押さえつけていた夜桜ごとあっさり新郷を真っ二つに斬り裂いてしまうのでした。
さらに目にも留まらぬスピードで風神雷神をも斬り捨てるイワン。フユキのツガイ・閻魔帳に情報を抜かれることを恐れての口封じ。あまりにも一瞬の出来事でした。
一方、イワンとの交戦を終えたユル、デラさん、左右様たちは、それぞれの負傷を確認しつつもイワンの強さやそのツガイの能力について振り返ります。ユルの銃創は肩の肉をえぐるほどの傷であり、さらにそのそばで左さんはずっと横たわったまま。イワンとの戦闘の激しさを物語っていました。しかし左さんは意外にも、しっかりとした口調で、多くの視聴者が安堵した場面ではなかったでしょうか。
左右様はイワンに手足を斬られたほか、左さんに至っては胸を刺されてしまいましたが、それほど問題ないようです。強い……! 左右様たちはどうなったら死んでしまうのかとユルたちに問われても「死んだ事が無いからわからん」と声を揃えるほど。強い……!
胸を刺された際、精気があっという間に抜けたと話す左さんの言葉から、イワンのツガイの能力がエネルギーの置き換え系ではないかと推測するデラさん。「夜道のチカン」が「置換」……ギャグのような話でしたが、空恐ろしい能力ですね。
場面はかわり、新郷の事務所ではアスマとイワンが一触即発。二刀流の強者イワンに対し、小型ナイフで立ち向かうアスマはどう見ても分が悪く、腕を斬られてしまいます。しかし、イワンは本調子ではない様子。どうやら小凶を介して奪い取った左さんのすさまじい精気の反動に苛まれているようです。ゴンゾウやアサたちの到着と、アスマの背中に潜む夜桜の気配を察したイワンは撤退。「山賊」もいつの間にか逃亡していました。
新郷事務所からも撤退したイワンが苦しげな様子で連絡を取っていたのは「峰山」と呼ばれる女子高生風の女の子。実は彼女は、イワンが斬った死体を片付ける役目を担っていました。
峰山が操るフンコロガシのようなツガイは、死体をだんご状に丸め、小さくする能力がある様子。あっという間に大量の死体を片付けてしまいます。かわいそうなのはすべてを目撃して、頭がおかしくなってしまったと怯える警備員さんでしたね。
左さんの精気を吸い取ったイワンは、合流して来た峰山に「エナジードリンクバケツ1杯一気飲みしたくらい」と表現。その反動でもう動くことが難しそうだと語ります。そんな弱ったイワンに興奮する峰山は、そのマガツヒの能力を「精気移転」と呼んだほか、「『西』の村」という気になる言葉を口にしていました。イワンと峰山との関係性と彼らの正体が気になるところです。
一方、再会したユルがケガをしていたことで、アサは激怒し思わず荒ぶってしまうほど取り乱します。そんなアサでしたが約束どおり、陰陽ちゃんの中に匿っていたアザミを外に出し、代わりにユルとダンジとともに陰陽ちゃんの中へ……中に残っているのは当然偽アサのみ。デラさんの言うとおり「修羅場」となってしまうのでしょうか。
それにしても、泣き出すアザミに優しく声をかけてあげたのに、「この人笑い顔がうさんくさい」と言われてしまったアスマ、お気の毒でした(笑)。
| 作品名 | 黄泉のツガイ |
|---|---|
| スケジュール | 2026年4月4日(土)~ TOKYO MX・BS11ほか |
| あらすじ | スクウェア・エニックス×アニプレックス×ボンズ再び! 「鋼の錬金術師」荒川弘が描く幻怪ファンタジーが待望のTVアニメ化決定! 国内外から今なお熱い支持を得る名作「鋼の錬金術師」の荒川弘が描く最新作にして、月刊「少年ガンガン」にて大好評連載中のシリーズ累計400万部を突破する本作が、待望のTVアニメ化決定! 謎と怪奇が交錯する新感覚ツガイバトル。 息もつかせぬ幻怪ファンタジーが、今動き始める。 |
| キャスト | ユル:小野賢章 アサ:宮本侑芽 田寺リュウ:中村悠一 ガブちゃん:久野美咲 右:小山力也 左:本田貴子 段野ハナ:島袋美由利 影森ジン:諏訪部順一 ガブリエル ほか:村瀬歩 ダンジ:逢坂良太 ヤマハ:有馬瑞香 田寺ケン:藤原夏海 影森アスマ:石田彰 与謝野イワン:三木眞一郎 |
| スタッフ | 原作:荒川弘(掲載 月刊「少年ガンガン」スクウェア・エニックス刊) 監督:安藤真裕 シリーズ構成:高木登 キャラクターデザイン/総作画監督:新井伸浩 ツガイデザイン:杉浦幸次 伊藤嘉之 美術監督:大西達朗 美術設定:多田周平 小木斉之 色彩設計:後藤ゆかり 撮影監督:張盈穎 3D監督:佐々木瑞生 編集:髙橋歩 音楽:末廣健一郎 音響監督:若林和弘 音響効果:緒方康恭 プロダクション・スーパーバイズ:ボンズ アニメーション制作:ボンズフィルム |
| 主題歌 | OP1:「飛ぶ時」Vaundy OP2:「back shot」音田雅則 ED1:「飛ぼうよ」yama ED2:「孔雀」菅原圭 |
| 電子書籍 | 『黄泉のツガイ』電子書籍(コミック) |
