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- 藤崎萌恵
- 大阪府在住のライター。小説、漫画、アニメ、映画など“好き”を追い続ける。

※『名探偵コナン』コミック107巻の一部ネタバレを含みます。未読の方はご注意ください。
コミック107巻FILE.8「小五郎の密会」では、「薬」「猫の鳴き声」など、APTX4869や板倉の日記を想起させるような話が描かれました。
小五郎の様子がおかしいと怪しむ蘭は、外出中に電話でプレゼントの相談をしているらしいところを目撃。そこへ蘭の母・妃 英理が現れ、母娘の会話を聞いていたコナンが謎のフラッシュバックをしています。
2人の会話の内容は、英理の旧友が猫の鳴き声を赤ちゃんの泣き声と勘違いしたこと。そして、「別居がいい薬になると思ったけど…あのヒゲ親父には全く効いてないようね…」という英理と、「むしろ薬…効き過ぎなんじゃないの?」という蘭のやりとりなど。
コナンのフラッシュバックでは、板倉、板倉の日記に記された高飛車な女、OKの血文字のメモ、システムソフト、テキーラ、そして灰原の姿が。この時コナンの頭によぎった灰原は、「時の流れに人は逆らえないもの…それを無理矢理ねじ曲げようとすれば…人は罰を受ける…」と呟いたときの姿です。
コミック108巻では、それらの記憶の断片についてコナンが想いを巡らせています。
※『名探偵コナン』コミック108巻の一部ネタバレを含みます。未読の方はご注意ください。
コミック104巻で、「やはりこの右目の…時を戻すしかなさそうですねぇ…あの薬の効力が…私の想像通りならの話ですがねぇ…」と呟いていたラム。108巻FILE.10「写り込んだ真実」で薬について新たに言及しています。
APTX4869の特殊な効力を知っているらしいラムは、赤井メアリーに薬を飲ませたとベルモットから報告を受けており、とある写真が流出したことで予想通りメアリーが若返っていると確信。「同じ毒薬で ある者の時は永遠に止まり…ある者の時は遡る…入手すべきは…その条件…」と思案していました。右目の時を戻す目的か、ラムは薬による“若返りの条件”に強い関心を示しています。
※『名探偵コナン』コミック108巻と、週刊少年サンデーに掲載『名探偵コナン』1160話、1165話(コミック未収録)の一部ネタバレを含みます。コミックス派やアニメ派の方等、週刊少年サンデー未読の方はご注意ください。
世良真純の認識によると、母親のメアリーは自身の体調に無頓着。イギリスで夫の赤井務武を名乗る人物に会いに向かったときも、通常の体調ではなかったらしいことが明かされました。
※以下、週刊少年サンデーに掲載『名探偵コナン』1160話、1165話(コミック未収録)のネタバレ
蘭の何気ない反応により新たな可能性が浮上。コナンが鼻声であることに気づいた蘭は、「コナン君も新一と一緒で割と風邪には無自覚か……」と考えていました。“新一は風邪に無自覚”というキーワードが意味するものとは……?
灰原がAPTX4869を飲んで組織から脱出した頃の詳細が判明。APTX4869には人間を幼児化させる効力があると確信した灰原は、小さくなった体で雨の中を走りながら思考を巡らせていました。ただの毒薬ではなく何かの目的で両親が作ったのなら、今自分が作らされている薬は何なのか──。
さらに灰原の回想により、APTX4869を飲んだあの日は“元々風邪気味だった”ことが明らかに。果たして、“風邪”は若返りの条件と関係があるのでしょうか? だとすれば、新一がトロピカルランドで薬を飲まされたときも風邪、もしくは風邪気味だったのでしょうか?
いまだ謎を残すAPTX4869。徐々に言及されていく薬に関する秘密に注目すると、『名探偵コナン』をより深く楽しむことができるはずです。