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『ONE PIECE FILM GOLD』初日舞台挨拶をレポート

「みなさまのお力で金メダルをいただきます!」――『ONE PIECE FILM GOLD』初日舞台挨拶をレポート!

2016年7月23日(土)より映画『ONE PIECE FILM GOLD』が公開となりました! 本作は人気コミックス『ONE PIECE(ワンピース)』の劇場版アニメ第13作目。前作『ONE PIECE FILM Z』より3年半ぶりの劇場版となる本作は、総合プロデューサーを原作者である尾田栄一郎先生が再び担当するということで大きな注目を集めています。

丸の内TOEIでは初日舞台挨拶が行われ、田中真弓さん、中井和哉さん、岡村明美さん、山口勝平さん、平田広明さん、大谷育江さん、山口由里子さん、矢尾一樹さん、チョーさん、山路和弘さんのメインキャスト10人と、本作のゲストキャラクターを務めた満島ひかりさん、濱田岳さん、菜々緒さん、ケンドーコバヤシさん、北大路欣也さんの5人、さらに本作で監督を務めた宮元宏彰さんを加えた総勢16人が登場! 公開初日の朝から集まった大勢のファンを前に感謝の言葉を述べました。今回はそんな初日舞台挨拶の模様をお届けします!

33の国と地域で公開決定! 日本を飛び出し世界の大海原へ!

今回はタイトルにもなっている"ゴールド"を前面に押し出した豪華なセットが用意されていました。まず目を引くのはステージ上に置かれた超特大の金メダル。さらに舞台挨拶の開始前には『ONE PIECE』仕様のラッピングバスが劇場外に用意され、黄金のカーペット上でフォトセッションが行われました。

舞台を劇場内に移し、いよいよ舞台挨拶が開始。MCの呼び込みでキャスト陣と監督がなんと客席後方の扉から登場します。順々に姿を現したキャストたちがファンからの声援を浴びながら、通路を通ってステージ上へ。運よくキャストが通る通路側の席だった方にはハイタッチする機会もあったようです。メインキャスト陣は映画の中で印象的だった台詞を、ゲスト陣と監督は映画に携わった喜びを交えながら、集まった大勢のファンに挨拶を行いました。


本作は7月28日から香港・マカオでの公開を皮切りに、アジア・ヨーロッパ・北米・オセアニアなどの33の国と地域で公開が決定しています! 先んじてUAE(アラブ首長国連邦)のアブダビで開催された本作の「ゴールデンプレミア」に参加されたという満島さんと岡村さんが、現地の様子を語ってくれました。
満島さんは「敵を倒すとみんな一緒に“ウオォ!”と盛り上がるし、ギャグも通じていてメンバー一人一人にツッコんだりするんですよ」と日本とは違う映画館の雰囲気を興奮気味に語ります。さらに岡村さんが「“お前たちは俺の仲間だ!”というのを、日本語の台詞を言ってくれるんです! こんなに距離も言葉も離れてるのに“仲間がここにもいる!”と凄い感動してしまいました」と現地のエピソードを話していると、会場2階席から大きな「ナミさ~ん!」コールが。なんとこの初日舞台あいさつに、アブダビからもファンの方たちが駆けつけていたのです。岡村さんも他のキャスト達も海を越えたお客さんたちに驚きと共に手を振っていました。

ゲスト人が語る、出演が決まったときの周りの反応は?

16年ぶりに『ONE PIECE』に携わることとなったカリーナ役の満島さんは「友達から“写メを送って”と言われたり、周りにもファンの人がいっぱいいるんだということを改めて実感しました」と、麦わらの一味と共に出演できる喜びを噛みしめていました。

ミステリアスな女性バカラを演じる菜々緒さんは「普段は誕生日にも連絡をくれていなかった兄からも連絡久々に連絡がきたんです。私が『ONE PIECE』を知ったのは兄のおかげだったので感謝していますし、久々に連絡がとれて作品の力って凄いんだなって思いました」と語りました。


今回“タナカさん”という、田中さんと名前が一致してしまっているややこしい役を演じる浜田さん。舞台挨拶中ではMCの“田中さん”という言葉に反応してしまうなど、会場の笑いを誘う場面も見られました。周りの反応については「まだタナカさん役だということは言ってないんです。だって面倒なことになるのが目に見えてますか!」と話し、映画を見た友人から連絡が来るのを楽しみにしていると話しました。

映画ではなかなかにインパクトのある役を演じるケンコバさんは「共演した女の子に“俺はドMの役だよ”と言ったら、“そのままじゃないですか!”と言われてしまったので、流石に私生活を改めようと思ってます……」としみじみ話し、会場の笑いを誘います。

締めはレイズ・マックス役を演じた北大路さん。「70歳を超えているので、僕の周りにわかる人がいないんですよね」と冗談を交えつつ、「娘さんやお孫さんにそのことを伝えてもらうと“楽しみにしてる”という言葉をいただけて嬉しかったです。台本を読んでみると明く愛に溢れた内容だということが伝わって来ました。世の中の暗い部分をすっ飛ばしてくれるようで、『ONE PIECE』という作品はこんなに凄いものだったのかと実感しています」と話し、会場からは拍手が沸き起こりました。


最後に、『ONE PIECE FILM GOLD』で2016年夏の映画で何色のメダルを狙いたいかを尋ねられた田中さんは「それは“タナカさん”に聞いてみましょう」と、浜田さんにバトンタッチ。無茶ぶりされた浜田さんに客席から笑いが起こります。戸惑いながらも浜田さんは「そりゃあゴールドでしょ!」としっかり答え、納得した田中さんも「みなさまのお力でゴールドをとります。金メダルをいただきます!」と力強く語り、映画の大ヒットが約束されたところで舞台挨拶は終了となりました。

作品情報

<STORY>
“海賊王”を目指して新世界を旅するルフィたち麦わらの一味が訪れたのは、政府公認の独立国家、グラン・テゾーロ。世界中の名立たる海賊、海兵、大富豪たちが集うその世界最大のエンターテインメントシティは、世界政府すら手を出すことのできない“絶対聖域”だった。そこでルフィたちの前に現れたのは、その国の支配者である黄金帝ギルド・テゾーロ。海賊、海軍、そして世界政府ですら容易く金の力で動かすテゾーロの底知れぬ野望が動き出し、今、新世界の勢力図が塗り替えられようとしていた―。

<公開情報>
映画『ONE PIECE FILM GOLD』 絶賛公開中!

<STAFF&CAST>
原作・総合プロデューサー:尾田栄一郎 (集英社 週刊「少年ジャンプ」連載)
監督:宮元宏彰
脚本:黒岩勉
音楽:林ゆうき
劇中曲:小島麻由美
キャラクターデザイン・総作画監督:佐藤雅将
美術監督:小倉一男
美術設定:須江信人
色彩設計:永井留美子
CGディレクター:能沢諭
撮影監督:和田尚之
製作担当:稲垣哲雄
出演:田中真弓 中井和哉 岡村明美 山口勝平 平田広明 大谷育江 山口由里子 矢尾一樹 チョー 山路和弘
ゲスト声優:満島ひかり 濱田岳 ケンドーコバヤシ 菜々緒 北大路欣也

『ONE PIECE FILM GOLD』公式サイト
『ONE PIECE FILM GOLD』公式Twitter

(C)尾田栄一郎/2016「ワンピース」製作委員会
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