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『かぐや様は告らせたい』プロデューサー陣の考える“かぐや様らしさ”とは【連載】

【連載】『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』A-1 Pictures×アニプレックス プロデューサー対談|スタッフ陣の考える“かぐや様らしさ”

本日2019年1月12日(土)より、ついに放送開始となるTVアニメ『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』(原作:赤坂アカ/集英社「週刊ヤングジャンプ」連載)。アニメイトタイムズではアニメ化・放送スタートを記念して、『かぐや様は告らせたい』のスタッフ・声優陣を招いての連載企画を実施しています。

原作者・赤坂アカ先生に続く、第2回となる今回は、A-1 Pictures 山田賢志郎プロデューサーと、アニプレックス 石川達也プロデューサーが登場! お二人に、アニメ化の経緯をはじめ、鈴木雅之さんへOPテーマをオファーした理由まで、たっぷりとお話を伺いました。

<連載バックナンバー>
□第 1回:原作者・赤坂アカ
□第 2回:A-1 Pictures 山田賢志郎P×アニプレックス 石川達也P
□第 3回:四宮かぐや役・古賀葵[前編]
□第 4回:四宮かぐや役・古賀葵[後編]
□第 5回:白銀御行 役・古川慎[前編]
□第 6回:白銀御行 役・古川慎[後編]
□第 7回:藤原千花 役・小原好美[前編]
□第 8回:藤原千花 役・小原好美[後編]
□第 9回:石上優役・鈴木崚汰[前編]
□第10回:石上優役・鈴木崚汰[後編]
□第11回:早坂愛役・花守ゆみり
□第12回:ナレーション・青山穣[前編]

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『かぐや様』の舞台劇的な魅力

――はじめに自己紹介を兼ねて、簡単にお二人が担当されているお仕事内容についてうかがえるでしょうか。

山田賢志郎さん(以下、山田): A-1 Picturesでアニメーションプロデューサーをしています山田です。

アニメーションプロデューサーというのは制作スタジオ所属のプロデューサーで、主に企画立案やメインスタッフのスタッフィング、予算・スケジュールの管理など、現場と製作委員会を繋ぐ仕事を担当しています。

石川達也さん(以下、石川):アニプレックスの石川です。よく「メーカーP」と呼ばれているビデオメーカー側のプロデューサーを務めています。

アニメには企画の立ち上げから関わるポジションで、『かぐや様』のような原作のある作品の場合は出版社さんなど権利者の方との相談から始まり、制作をお願いするスタジオを探したり、製作委員会を組んで出資者を募ったりと、アニメ製作の土台を固めるのが主な仕事です。

――今回の『かぐや様』アニメ化の経緯というのは?

石川:きっかけは集英社さんとアニメの新企画について相談していた際に、『かぐや様』を推薦していただいたことです。

恥ずかしながら僕はそれまで『かぐや様』のことは知らなかったのですが、読んでみたら抜群に面白くて、これは自分たちでアニメ化してみたいと思ったんですね。

それで一緒に制作してくれるスタジオを探し始めたところ、A-1 picturesの山田さんが前々から『かぐや様』のアニメ化を熱望されていたことを知って。

山田:すごく大好きな作品だったんですよ。

 

――アニメ化したいと思われたポイントはどこだったのでしょうか?

石川:僕の場合は、共感を誘う作品だからという点が大きいですね。主人公の四宮かぐやと白銀御行は、内心ではお互いに惹かれ合っているのに、プライドが邪魔をして自分からは告白できない。LINEの連絡先すら聞けずに葛藤するそのあり方などが、今の時代にとてもマッチしていて多くの人が共感できる作品と思ったんです。

山田:僕はまず、相手に告白させるために奇想天外なアイディアを出すという、そのやり取りの面白さに惹かれました。しかも設定がすごくシンプルな分、世界観に入り込みやすくて、原作を読んでいてもいつの間にかニヤニヤと笑ってしまっているんですよ(笑)。

石川:ギャグも本当に面白いんですよね。それにキャラクターが等身大な点も、笑いを誘う大きな理由の一つだと思います。かぐやと白銀は何事に対しても真面目で一生懸命なのですが、それが空回りして悪戦苦闘する姿がとてもリアルで、思わず笑ってしまう。アニメを観てくださる方にも、きっとこの二人のことを好きになってもらえると感じました。

――本作は「新感覚頭脳戦ラブコメ」というキャッチコピーのもと、二人の会話劇がメインになっています。アニメ化にあたって難しそうだと思われた点はありましたか?

石川:僕が初めに課題だと感じたのは、舞台が生徒会室からあまり動かない点でした。同じ場所を中心に物語が展開していくシチュエーションコメディの要素が強い作品なので、アニメにしたときちゃんと映像としての楽しさが出せるのかなと。

山田:確かに、『かぐや様』は限られた場所と登場人物による掛け合いという点で、舞台劇に近いところがある作品ですよ。

ただ僕はそのことがアニメにマイナスに働くとは思わなくて、そもそも畠山(守)監督にオファーしたのも、会話劇をテンポよく、コミカルに演出するのが得意な方だからなんです。なので畠山監督にお引き受けいただけた時点で、舞台劇的な作風はむしろ、今回のアニメにとっての大きな強みになりました。

 

男女の脚本家から生まれる『かぐや様』らしさ

――会話劇ということでセリフ量の多い作品ですが、キャスティングはどういった方針で決められたのでしょうか?

山田:かぐやと白銀は実際に口に出すセリフだけでなく、脳内のモノローグも多いので、セリフとモノローグを上手く演じ分けられる役者さんにお願いしたかったんです。なのでまずはそういった技術的なポイントをクリアした方の中から、さらにキャラクターのイメージに沿ってキャストを絞り込んでいきました。

石川:かぐや役の古賀葵さんは、お嬢様らしい声質だったことが決め手になりましたね。僕や山田さんはもちろん、制作チームの中でも満場一致で決まった印象です。

山田:白銀はバトルの合間の時間に思慮をめぐらすことが多いので、早口でも良い声が出せる役者さんということで、古川慎さんが最適だなと。古川さんは冷静なときのセリフだけでなく、叫びの芝居も抜群に面白いのでその点にも注目してほしいです。


――『かぐや様』はナレーションも非常に多い作品ですよね。

石川:そうですね。話数によってはナレーションが一番セリフ量が多いかもしれません(笑)。ナレーション担当の青山穣さんは、音響監督の(明田川)仁さんの推薦だったのですが、見事にハマりましたね。

――スタッフィングに関してはいかがですか?

山田:まずシナリオは、『かぐや様』らしさを出すために男女の二人体制でお願いしました。というのも、『かぐや様』という作品自体が、男女二人が恋愛頭脳バトルをする物語ですから、シナリオも男女二人で競い合ってもらうのがいいだろうと(笑)。

それで今一番勢いのある中西(やすひろ)さんと菅原(雪絵)さんのお二人に全話分のシナリオを分担して執筆していただいています。

石川:また菅原さんにお願いしたのには、『かぐや様』が持つ「女性も楽しめる作品」という側面を大切にしたかったからという理由もあるんですよ。本編には、男性ならではの視点で描かれたエピソードもあれば、女性が共感できるエピソードもあります。

それなら男女の脚本家でそれぞれ得意分野を分け合ったほうがいいだろうと。中西さんはかぐやと白銀のカップリングを描くのがうまく、菅原さんは白銀と石上(優)の男同士の関係性をうまく書いて下さるので、エピソードの割り振りも自然と決まりました。

山田:キャラクターデザイン・総作画監督を八尋(裕子)さんにお願いしたのも同じ理由で、女の子キャラがかわいく見えるだけではダメだろうと思ったからです。やはりプロデューサーとしては男性・女性のどちらにも楽しんでもらいたい。

そのためにはかぐやがかわいいというのはもちろん、白銀もかっこよく見えなければいけません。その点で、男性向け・女性向けを問わず幅広いジャンルのアニメで活躍されてきた八尋さんこそ適任だろうと思ったんです。

 

ラヴソングの王様がラブコメに参戦!

――またオープニングテーマを歌われるのがMartinさんこと鈴木雅之さんです。アニメの主題歌は初ですが、どういった理由でオファーされたのでしょうか?

石川:これは完全に僕の独断です。『かぐや様』は恋愛を正面から描いた作品でもありますから、ラヴソングをきちんと歌える人にお願いしたかったんです。それなら「ラヴソングの王様」とも呼ばれる鈴木さんしかいないだろうと。

――意外性の高い起用ですが、手応えはいかがですか?

石川:意外とは言っても、著名なアーティストさんがアニメの楽曲を歌うこと自体は珍しくないと思うんですね。映画やゴールデン枠のアニメなんかは様々なアーティストさんが主題歌を担当されているわけですからね。

もちろん放送枠の違いはありますが、深夜アニメの枠を飛び越えるインパクトを出したいと思って。赤坂先生にその考えを伝えたところ「最大限盛り上がる方向でやっていただきたいです」と後押しもいただけたので、僕も勇気を出して鈴木さんにオファーすることができました。

――主題歌はどんな楽曲に仕上がっているのでしょうか?

石川:作詞・作曲は、いきものがかりの水野良樹さんにご担当頂けることになって、『かぐや様』という作品に寄り添った楽曲に仕上げていただきました。

山田:またオープニングとエンディングのアニメーションは、原作にはない、アニメならではの魅力を存分に発揮した映像になっています。絵柄も雰囲気も全然違うので、そちらも楽しみにしていてください。

――いよいよ本日から放送開始ですが、最後にこれから『かぐや様』を観る読者へ向けてメッセージをお願いできるでしょうか。

山田:『かぐや様』は監督も現場のスタッフも一丸となって、気合を入れてかつ楽しみながら作っているタイトルです。その気持ちは画面にも出ていると思いますので、そこを感じ取ってもらえたらうれしいです。

また同時に、肩の力を抜いて楽しめる作品でもあるので、せっかく土曜深夜の放送ですし、一週間の疲れを吹き飛ばすくらい大いに笑いながら観てほしいです。

石川:『かぐや様』のアニメは、思わず人に教えたくなるような作品を目指して作っています。友だち同士で語り合ったり、SNSでみんなと盛り上がるのが楽しい作品だと思いますし、もっと言えば恋がしたくなる作品でもあります。ぜひ最後まで一緒に楽しんでください。
 

作品情報

TVアニメ『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』

<放送情報>
MBS:毎週土曜26時08分~
TOKYO MX・群馬テレビ・とちぎテレビ・BS11:毎週土曜23時30分~
中京テレビ:毎週土曜26時29分~
テレビ新潟:毎週土曜25時55分~
AT-X:毎週月曜21時00分~
 リピート放送:毎週水曜13時00分~/毎週金曜29時00分~/毎週日曜7時30分~
※放送開始日・放送日時は編成の都合などにより変更となる場合がございます。予めご了承ください。

<STORY>
家柄も人柄も良し!! 将来を期待された秀才が集う秀知院学園!!
その生徒会で出会った、 副会長・四宮かぐやと会長・白銀御行は互いに惹かれているはずだが…
何もないまま半年が経過!! プライドが高く素直になれない2人は、 面倒臭いことに、 ”如何に相手に告白させるか”ばかりを考えるようになってしまった!?
恋愛は成就するまでが楽しい!! 新感覚”頭脳戦”ラブコメ、 開戦!!

<STAFF>
原作:赤坂アカ(集英社「週刊ヤングジャンプ」連載)
監督:畠山 守
シリーズ構成:中西やすひろ
キャラクターデザイン:八尋裕子
総作画監督:八尋裕子 矢向宏志 針場裕子
プロップデザイン:木藤貴之
美術監督:若林里紗
色彩設計:ホカリカナコ
撮影監督:岡﨑正春
編集:松原理恵
音楽:羽岡 佳
音響監督:明田川仁
音響制作:マジックカプセル
制作:A-1 Pictures
製作:かぐや様は告らせたい製作委員会

<主題歌情報>
◆オープニング・テーマ
鈴木雅之「ラブ・ドラマティック feat. 伊原六花」(EPIC RECORDS JAPAN)

◆エンディング・テーマ
halca「センチメンタルクライシス」(SACRA MUSIC)

<CAST>
四宮かぐや:古賀葵
白銀御行:古川慎
藤原千花:小原好美
石上優:鈴木崚汰
早坂愛:花守ゆみり
ナレーション:青山穣
柏木渚:麻倉もも
男子生徒:八代拓
白銀圭:鈴代紗弓
白銀の父:子安武人

TVアニメ『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』公式サイト
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TVアニメ『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』公式LINE@

(C)赤坂アカ/集英社・かぐや様は告らせたい製作委員会
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