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映画『ハケンアニメ!』アニメファン必見な劇中アニメ2作品の見どころ大紹介!

映画『ハケンアニメ!』アニメファン必見な劇中アニメ2作品の見どころ大紹介! ポスター画像や場面写真・劇中カットも公開

直木賞&本屋大賞受賞作家・辻村深月氏の大人気小説を映画化した『ハケンアニメ!』。世界中が注目する日本のアニメ業界を舞台に、最も成功したアニメの称号=「ハケン(覇権)」を手にすべく奮闘する者たちの姿を描いた、“胸熱”お仕事ムービーが、5月20日(金)より全国公開します!

主演の吉岡里帆さんを始め豪華キャストの出演でも話題の本作ですが、アニメ業界の舞台裏を描いていることはもちろん、一流クリエイターが集結した渾身の劇中アニメも必見!

ここでは、アニメファンなら絶対に見逃せない、劇中で「ハケン(覇権)」を争う2作品の魅力に迫ります。

映画『ハケンアニメ!』とは

普段は表に出ることのないアニメ制作の裏側や、そこに生まれるアツいドラマを描く本作。

地方公務員からアニメ業界に飛び込んだ主人公・斎藤瞳(吉岡里帆)は、念願の監督デビュー作で、憧れのスター監督・王子千晴(中村倫也)と「ハケン(覇権)」を争うことに!

かつて天才として名を馳せながらも今や崖っぷち状態の王子は、プロデューサー・有科香屋子(尾野真千子)とタッグを組み、久々の監督復帰作に全てを懸ける。

クセ者プロデューサー・行城理(柄本)や一筋縄ではいかないスタッフ、声優たちも巻き込んで、熱い気持ちをぶつけ合っていく瞳。

「私、負けません。視聴率から何から全部勝って、ハケン(覇権)を取ります!」瞳の真っ直ぐな熱意は、人々の心を突き動かすことができるのか!?

同じクールに放送されるアニメの中で「ハケン(覇権)」を取ること、つまり一番成功したタイトルに与えられるアニメの称号を勝ち取ることを目指し、アニメづくりに心血を注ぐ瞳たち。

同じ時間帯に放送されるライバル作品となるのが、吉岡演じる瞳の監督作『サウンドバック 奏の石』(通称:サバク)と、中村演じる王子の監督作『運命戦線リデルライト』(通称:リデル)だ。本作ではこの2作品を、業界の第一線で活躍する一流クリエイター陣の手により実際にアニメ化。

いわゆる「実写映画におけるアニメパート」とは一線を画す、こだわり抜かれた本格劇中アニメとして楽しむことができる。今回は、新たに到着した劇中アニメポスターや新場面カットと合わせてご紹介!

気になる劇中アニメを大紹介!

『サウンドバック 奏の石』

監督/斎藤瞳(演:吉岡里帆)
プロデューサー/行城理(演:柄本佑)
制作/トウケイ動画

<STORY>
ある日突然巨大ロボットに襲われたのどかな田舎町。地球を守るため、少年少女たちはロボットに乗って戦う。サウンドバックとは、「奏(かなで)」と呼ばれる石が、現実の音を吸い込むことによって変形したロボットのこと。

その形状は音によって変わり、1話ごとにノックや風鈴など異なる音が捧げられ、毎回違う形のロボットが登場する。

「奏」は戦いを終えると力を失い、ただの石に戻るが、捧げた音とそれにまつわる記憶はヒロインのトワコから奪われていくという秘密があった……。

【解説】
王道ジュブナイル・ロボットアニメーションであるこの『サバク』を実際に監督したのは、テレビアニメ『若おかみは小学生!』などで知られる谷東氏

監督するにあたっては、原作者である辻村氏が作成した、全て使われるわけではない「全12話分のプロット」と、それをもとに本作でメガホンを取った吉野耕平監督が執筆した脚本とイメージボードを参考にしたと言う。

映像の動きよりも、一枚絵の風景で語るタイプの作品である『サバク』では、登場人物も立ち姿だけで顔が持つようなデザインが望ましいことから、キャラクター原案には漫画家出身の窪之内英策氏に白羽の矢が立った。

さらにロボットのメカデザインには『機動戦士ガンダム00』で知られる柳瀬敬之氏と、人気クリエイター陣が揃っている。

また、劇中で制作過程を見せるシーンに登場する素材は、短いカットでも作品のテイストが伝わるように、谷監督が制作陣の意向に寄り添いながらオーダーに応え、劇中で瞳が描いている絵コンテも、谷監督の手によるものがベースになっている。

キャラクターたちに命を吹き込むのは、今を時めく人気声優たち。主人公・トワコを演じるのは、『ウマ娘 プリティーダービー』サイレンススズカ役などで有名な高野麻里佳さん

なんと高野さんは声の出演だけにとどまらず、「アイドル的人気声優・群野葵」という役で実写映画初出演も果たし、豪華俳優陣との共演も! 声優がいかに作品に向き合っているかを体現する、重要な役どころとして登場している。

そのほか、トワコと共に戦う少年リュウイチに梶裕貴さん、熱血漢の少年タカヤに潘めぐみさん、トワコの妹マユに木野日菜さん、音を吸収してロボットに変形する謎の「奏の石」役に速水奨さんなど、演技派が集結し作品を盛り上げている!

『運命戦線リデルライト』

監督/王子千晴(演:中村倫也)
プロデューサー/有科香屋子(演:尾野真千子)
制作=スタジオえっじ

<STORY>
行方不明の妹を探す魔法少女の充莉は、自らの魂の力で乗るバイクを変形させ、ライバルたちとレースで競い合う。「リデルライト」とは少女たちが駆るバイクの総称。

第1話に6歳で登場する充莉は、年に1度のバイクレースでのバトルを通して、仲間や敵対する魔法少女の清良たちとともに1話1歳ずつ年を重ね、いわゆる「成長するヒロイン」の姿が描かれる。

【解説】
『サバク』と「ハケン(覇権)」を争う『リデル』を実際に監督したのは、劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』などで知られる大塚隆史氏

こちらも『サバク』同様、辻村のプロットがベースとなっているが、大塚氏はさらに、中村さん演じる“天才アニメ監督”王子千晴のキャラクターを尊重。

どちらかというと正攻法の『サバク』に対し、天才監督が手掛けるにふさわしい奇想天外さが際立つ、普通では見られない表現を心がけたと言う。

キャラクター原案は『魔法少女まどか☆マギカ』『ハイキュー!!』『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』で知られる岸田隆宏氏。ポップで色遣いもユニークな、アニメならではのデフォルメされたキャラクターの魅力が光るデザインが特徴的だ。

魔法少女たちが展開する迫力のバイクレース、そして一話ずつ年を重ね成長するヒロインなど、人気クリエイター陣の手で生み出される個性派作品としても期待が高まる!

そんな『リデル』にも人気実力派声優が勢揃い。主人公の魔法少女・充莉に高橋李依さん、ライバルの魔法少女・清良に花澤香菜さん、マスコットキャラクターのデルに堀江由衣さん、文学好きな魔法少女・詩織に小林ゆうさん、充莉の親友の魔法少女・七菜香に近藤玲奈さん、芸能活動を行う魔法少女・圭に兎丸七海さん、スポーツ万能で天然な魔法少女・悠樹に大橋彩香さんという強力な布陣で、“天才・王子千晴”の最新作に華を添える!

★さらに、『サバク』『リデル』の声優陣の中には、実写パートに本人役で出演し、人気バンド・ジェニーハイが歌う主題歌「エクレール」に掛け声で参加している面々も!「劇中アニメへの声の出演」にとどまらない、本作ならではの活躍にも注目だ。

★また、『リデル』に出演した高橋さんは、「劇中劇でありながら、このアニメを追っていきたい!と思っちゃう、覇権アニメのオーラを感じました」とそのクオリティを絶賛。

★また、『サバク』に出演した梶さんは「ひとつのアニメーションが完成するまでにどれだけの時間がかかっているか、どれほどのプロフェッショナルが死力を尽くしているか、それが伝わってくる作品」と、本作への熱い思いをコメントしている。

★アニメ業界のビッグネームが名を連ねるだけでなく、細部に渡るこだわりや、関わる人々の愛と情熱によって完成した劇中アニメ。その出来と共に、自分自身が“好き”なものに対してまっすぐに向き合い、誰かに勇気や希望を与えられるよう奮闘する、瞳たちの姿にもぜひ注目してほしい!

★アニメファンはもちろん、懸命に生きる全ての人の胸を打つ珠玉の一本、映画『ハケンアニメ!』は、5月20日(金)全国ロードショー!

映画『ハケンアニメ!』作品情報

■5月20日(金)全国ロードショー!
■出演:吉岡里帆 中村倫也 工藤阿須加 小野花梨 高野麻里佳 六角精児 柄本 佑 尾野真千子
■原作:辻村深月「ハケンアニメ!」(マガジンハウス刊)
■監督:吉野耕平
■脚本:政池洋佑
■音楽:池頼広
■主題歌:ジェニーハイ 「エクレール」(unBORDE/WARNER MUSIC JAPAN)
■制作プロダクション:東映東京撮影所
■配給:東映

公式サイト
公式ツイッター(@hakenanime2022)

(C)2022 映画「ハケンアニメ!」製作委員会
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