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『妖怪学校の先生はじめました!』歌川国子役・綾坂晴名が話題になった“マシュマロケーキ”を実食!

『妖怪学校の先生はじめました!』歌川国子役・綾坂晴名さんインタビュー|アニメ公式Xで話題になった“マシュマロケーキ”のお味はいかに……!?

初めてのレギュラー作品で感じた自身の成長

――それでは改めてになりますが、『妖怪学校の先生はじめました!』の第1クールを振り返ってみて、いかがでしたか?

綾坂:「物語が猛スピードで過ぎていったなぁ」という印象が強いですね。高校生活は特に時間が経つのが早く感じると思いますし、毎日何かしらの出来事が起こって「やばいやん!」みたいな(笑)。それがこの作品の中にもあったと思います。

体育祭や林間学校といったイベントがどんどん展開されていって、とにかく「あっという間に過ぎていったな」と。会話のテンポもすごく早く、たくさんのギャグも相まっていて、「このクラス良いなぁ」と思いながら第1クール(全12話)が終わりました。

――当時を振り返って、最初と比べてアフレコすることに対しての変化がございましたらお聞かせください。

綾坂:最初の頃は初めてのレギュラー作品だったのですごく緊張していました。演技をする時も、それ以外の休憩時間もずっとどきどきしているような状態で。

当時は高校生だったので、学校終わりにの制服のままアフレコ現場に行くこともありました。その時に、小さいおじさん役の柳原さん(柳原哲也さん)が「あ、制服だね! 高校生じゃん!」ってずっと気さくに話しかけてくださって!

そういったやりとりがあったおかげで、後半になるにつれてその場に居ることへの緊張は薄れていって、現場の空気にも少しずつ慣れていくことができました。

綾坂:マイク前の立ち位置や待機中に音を立てないようにすることなどの技術的な部分は手探りでやっていたので、学園長役の福山さん(福山潤さん)に「マイク前に立つ時は、何を意識されていますか?」と、休憩中にお話を聞きにいったり。振り返ると、後半の方は自分なりに行動できていた気がします。

最初の頃は休憩時間も隅っこで縮まっていたのですが、現場は本当にワイワイと学校の休み時間みたいな雰囲気だったので、次第に自分もその輪の中に入れるようになりました。

――そうした経験を通じてご自身の成長を実感されたのですね。

綾坂:そうですね。本当に新しいことや初めて知ることばかりで、毎話教えていただいたことやディレクションの内容を台本の白いページにメモしていたんです。毎回が学びの場であり、本番として楽しむ場でもあって、すごく充実した期間でした。

――第1クールの中で、印象的だったのはやはり国子の連助への恋心が爆発する第8話かと思いますが、ほかにも印象的なシーンがありましたらお聞かせください。

綾坂:第12話の東京大捜索のシーンがすごく好きでした。

綾坂:晴明先生の居場所を探す場面や火事が発生して大変な状況の中で、生徒たちが自分の妖術や能力を駆使して先生を助けようとするんです。みんなの力が重なって、最終的に先生を救うことができて、そこにクラスの一致団結感を感じてすごく良くて……!

妖怪ならではの力、例えば空を飛んだり、雨を降らせたり、遠くまで見渡したりといった個性がひとつになった感じが好きなんですよ。

――たしかに、絆を感じるエピソードでしたよね。

第2クールは生徒や先生たちの過去が明かされる

――1月29日にはBlu-ray第1巻が発売されました。アクリルスタンド(原作者・田中まい先生描き下ろしアウターケースイラスト使用)、トランプ風豆サイズカード9枚セット、縮刷版第1話複製台本が特典となっていますが、こちらをご覧になられたご感想も教えてください。

綾坂:特典の中で一番「あ、これすごい!」って思ったのが、この縮刷版第1話複製台本です!

サイズは小さくなっていますが、私が一番最初にいただいた第1話の台本と全く同じで色も紙質も全く同じなんです。「縮刷ってこういうことなんだ?!」ってなりました(笑)。中身も細かい部分まで再現されていて、これが特典に入ってるなんてめちゃくちゃ豪華です。

しかも、特典映像に第1話のアフレコで使用された映像が収録されているので、「私もう1回アフレコできる!」って(笑)。台本といえば、抽選でのプレゼントキャンペーンはよくありますが、購入してくださった方全員に縮刷版第1話複製台本をお届けすることができるというのは本当に素敵だなと思います。

――ちなみになのですが、台本はどのように収納されていますか?

綾坂:私は部屋の机から一番目に入る位置に1からずらーっと並べています。アフレコの回数が増えるたびに台本も増えていくので、それを見るのが嬉しかったですね。

放送された時に見返したりもして、アニメを観ながら台本をチェックしたりするのも、また違った楽しさがありました。私にとってはすごく特別な思い出になっていますね。

ほかにも特典にはトランプ風豆サイズカード 9枚セットが入っていて、Blu-ray全巻にトランプ(豆カード)が付いてくるので全種類揃えてババ抜きとかしたいです(笑)。豆吉くんだけデフォルトの絵柄で可愛い……(笑)。

――可愛いですよね!田中まい先生描き下ろしの晴明先生と佐野くんのアクリルスタンドも素敵です。

綾坂:(サイズが)大きいっ!「推しがそこにいる」みたいな感じがして、アクスタもみんなの分を並べていきたいです。

いいなぁ、晴明先生の笑顔……あれ?佐野くんもしかして、先生のこと見てる?! やれやれみたいな表情で(笑)。頼り合って、助け合ってというのが先生と生徒間にあるこの2人の関係性が良いなとしみじみ思います。

――現実に居てもめちゃめちゃ良い先生なのではないでしょうか。

綾坂:担任の先生になってほしいなって思いますよね(笑)。大変そうだけど、それ以上に楽しいクラスになりそうです。

お話が進むにつれて、生徒たちもどんどん先生を慕うようになっていきますし、先生自身も生徒を引っ張っていく存在になっていくので「私も引っ張って〜!」と思いながら(笑)。

――頼りなさそうに見えて、ちゃんと大人なんですよね。

綾坂:そうなんです!ちゃんと大人なんですよ!

(アクスタを見つめながら)やっぱり、晴明先生の笑っている顔が好きですね。

――そんな晴明先生をはじめとする生徒たちが活躍する『妖怪学校の先生はじめました!』第2クールが現在放送中です。第2クールの見どころはズバリどんなところでしょうか?

綾坂:第2クールはこれまでのギャグ満載な学園コメディの要素はそのままに、ストーリーがどんどん展開されていくところがとっても魅力的です。生徒や先生たちのバックグラウンドが明かされて、「ああ、こういう過去があったから今に繋がっているんだ」みたいな納得できる深掘りされていくシーンが増えていきます。

第1クール目でも「この子面白い」「〇〇なところが好き」といった理由で推しキャラができた方もいらっしゃったと思うのですが、第2クールではその背景までも知ることができるので、より大好きになってくださるんじゃないかなと思います。沼にハマっていきます。『妖はじ』沼に……!(笑)。

――(笑)。それでは最後にファンの方々へのメッセージをお願いします!

綾坂:第1クール目を駆け抜けていき、第2クールではいよいよストーリーが本格的に展開されていきますが、どこまでも“『妖はじ』らしさ”で溢れているなぁとアフレコを通しても感じています。

とにかく、今までの物語をご覧になられている方もこれからの方も絶対に『妖はじ』沼にハマっていくと思いますので、ぜひ楽しみにご覧ください!!

――ありがとうございました!

[取材・文/笹本千尋]
 

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『妖怪学校の先生はじめました!』作品情報

妖怪学校の先生はじめました!

あらすじ

ビビりで泣き虫な新米教師・安倍晴明(あべはるあき)。
憧れの教師になり、喜んでいたのもつかの間! 赴任先の百鬼学園は、なんと妖怪たちの妖怪たちによる妖怪たちだけの学校だった!気弱でヘタレ、しかも人間である晴明を、学園長が雇った理由とは一体……!?

クセ強人間教師・晴明と、個性が大渋滞の妖怪生徒&先生たちの、奇妙でにぎやかな日常を描く、愉快☆痛快☆妖怪☆学園コメディ!授業開始!

キャスト

安倍晴明:逢坂良太
佐野命:鈴木崚汰
狸塚豆吉:谷江玲音
泥田耕太郎:坂泰斗
座敷紅子:鬼頭明里
入道連助:高野洸
歌川国子:綾坂晴名
秋雨玉緒:榊原優希
柳田:杉田智和
狢八雲:光富崇雄
富士冬也:日向朔公
蓮浄ゆり:森なな子
神酒凜太郎:堀江瞬
秦中飯綱:岩崎諒太
学園長:福山潤
たかはし明:蒼井翔太
山崎誠:前野智昭
安倍雨明:梶原岳人
恵比寿夷三郎:木村良平
たかはし暗:福澤侑
烏丸蘭丸:森久保祥太郎
マシュマロ:森永千才
小さいおじさん:柳原哲也

(C)田中まい/SQUARE ENIX・妖はじ製作委員会
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