
『Dr.STONE SCIENCE FUTURE』Dr.ゼノ役 野島健児さん&スタンリー・スナイダー役 遊佐浩二さんインタビュー|千空たち科学王国に立ちふさがる闇の科学王国。大人ならではの合理的な考えが垣間見える
究極のアマチュアチームを迎え撃つ
ーーおふたりのキャラクターたちに立ち向かう千空にはどんな印象をお持ちですか?
野島:こちらのプロチームに対して、究極のアマチュアチームを率いる人物ですよね。ゼノと千空は対比できる関係で、同じ科学者であるものの、世界に対してある種ネガティブな捉え方をしているゼノ。一方、千空は仲間を大切にしたり、自分のためだけではない科学の使い方をしていたりして。そんな千空だからこそ仲間が集まったり、人望があるのでしょうから、やっぱり真ん中に立つべき存在なんだろうなと思いますし、個人的には憧れのようなものも感じます。
あとアマチュアということで、思考がちょっと凝り固まっているプロにはできない柔軟な発想力が“世界を変えてしまう可能性”を秘めていて。僕としても夢があるキャラクターだなと思っています。
遊佐:間違いなく天才ではあると思うんですけど、それ以上に努力の人ですよね。好奇心を満たすための貪欲さもあって非常に未来を感じさせてくれます。
先ほど僕らのキャラクターはプロフェッショナルと言いました。実際、僕らのキャラクターは元の世界をよく知っているからこそ、復元することだって可能だと思います。しかし千空は、そこでなにができるのかと先を切り開いていく人なんですよね。そこは少年ならではの可能性を感じます。
ーー最後に、今後の展開を楽しみにされている方々へメッセージをお願いします。
遊佐:第4期は大変です。
野島:でもようやく出会うべき相手と出会い、精鋭メンバー同士が拮抗していく様子というのは、これまで見てくださった方にとっては集大成のように感じるんじゃないかなって。そこは期待してほしいところですし、本当に僕らは一番おいしいところで出てきたなと(笑)。熟した同士がどうぶつかり合うのか、千空たちがどれだけ成長したのか、そしてゼノやスタンリーがどれだけ大人なのかを味わっていただけたら面白いんじゃないかなと思います。
遊佐:これまで千空たちは科学でリードしてきた立場でしたが、今回は相手側がリードしています。そんな中でどうやって生き抜いていくのか、それとも生き抜かないのか(笑)。千空たちはそれほど苦しい立場に追い込まれていくので、ぜひとも見守っていただければと思います。
[取材・文・撮影/MoA]
作品情報
あらすじ
こので、ゼロから宇宙船を作るビックプロジェクトへと乗り出した。
早速、世界中から宇宙船の素材を集めるため、大海原へと飛び出した千空たち。
最初の目的地・アメリカに降り立つと、そこには Dr.ゼノ率いる高度な科学王国が存在していた!
互いにリーダーを狙いあう科学 vs.科学の速攻戦で、Dr.ゼノを捕らえたクロムたち。
スタンリーの猛追をかわしながら、次に目指すのは、あの忌まわしき石化光線の発信源――南米大陸!!
石化装置“メデューサ”の秘密に挑みながら、全力クラフトでアマゾンを駆け抜ける千空たち。
スタンリー部隊の魔の手が迫る中、千空と科学王国の仲間たちは、科学の灯を繋ぎ、ついにメデューサの核心に迫る――!!
キャスト
(C)米スタジオ・Boichi/集英社・Dr.STONE製作委員会








































