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- 藤崎萌恵
- 大阪府在住のライター。数年前にBLと出会い、心に潤いを取り戻しました。

コミック初登場巻:第34巻
〈TVアニメ〉
第284~285話「中華街 雨のデジャビュ」
第286~288話「工藤新一NYの事件」(事件編/推理編/解決編)
第305~306話「見えない容疑者」
第352~353話「フィッシング大会の非劇」
第366~367話「丸見え埠頭の惨劇」
第415~417話「仏滅に出る悪霊」(事件編/疑惑編/解決編)
第443~444話「ため息潮干狩り」
第539話「愚か者への遺産」
第542〜543話「魚が消える一角岩」
第597〜598話「湯煙密室のシナリオ」
第680話「サボテン狂騒曲」
第740〜741話「蘭も倒れたバスルーム」
第1098〜1099話「風の女神・萩原千速」
第1115〜1116話「千速と重悟の婚活パーティー」
〈劇場版〉
第10作『探偵たちの鎮魂歌』
第13作『漆黒の追跡者』
食事券を当てた毛利家一行は中華街に向かうも券を使えず。そこへ映画プロデューサーの川端が声をかけ、皆で食事をするなか川端が苦しみ始めて急死。その現場にやって来たのが神奈川県警の横溝重悟で、状況から小五郎を犯人扱いしていました。
どこかで見たような顔だという小五郎と蘭は、横溝という名前を聞いて、さては仕事でヘマをして丸坊主にされたのではと静岡県警の参悟と勘違い。それは兄だと説明する重悟は、人のいい兄と違って自分は探偵を信用しないと言い放っています。
また、兄から小五郎の話を聞かされていたという重悟は、兄が大袈裟に言っていただけだろうと半信半疑ですが、実際に眠りの小五郎の推理ショーを目撃することになります。
中華料理店で倒れた蘭は、雨音の中で1年前を思い出していました。「中華街 雨のデジャビュ」から続くエピソードですが、時系列としては、第162話「空飛ぶ密室 工藤新一最初の事件」の続きです。
蘭と赤井秀一の遭遇やシャロン・ヴィンヤード(=ベルモット)との出会いなど重要な過去を描く物語ですが、高熱で倒れた蘭を迅速な対応で病院に運ぶ重悟の人物像も注目したいところです。
静岡の資産家から悪霊の呪いを解いて欲しいという奇妙な依頼を受け、その屋敷へと向かった小五郎たち。使用人に話を聞いて警戒するなか、当主の知人のセキュリティ会社社長が死亡。静岡県警の横溝参悟警部が到着して本格的な捜査が始まります。
事件当時を再現するため兄の参悟に呼ばれた重悟は、父親の鬘をかぶって瓜二つの双子として登場。捜査に加わったことを兄貴のところのお偉いさんには内緒にしといてくれよと言い残し、無茶な時間帯にも関わらず駆けつけてくれた重悟は欠伸をしながら帰っていきました。
また、兄と電話中に部下から飲みに誘われて重悟が「割り勘で」と告げた場面で、兄から相変わらず貧乏性だなと言われ、これに対して重悟は「倹約家」と言ってくれと返しています。
阿笠博士に連れられて、神奈川に潮干狩りにやってきた少年探偵団。そこで、貝好きな大学生のサークル「愛好貝」の4人組と知り合います。どこか微妙な雰囲気が漂うなか、干潟近くの駐車場で愛好貝メンバーの1人が車内で死亡。
現場にやって来た重悟は捜査を開始。真相が明らかになったあと、自分の罪を隠蔽しようと口封じをした犯人が被害者を責めるようなことを言い出した際に、重悟はアサリと一緒だと喩えて厳しい言葉を投げかけました。
“どんなにうまく隠れたつもりでも、その痕跡はどこかに必ず残ってんだ… 隠そうとすればするほど目立ちやすくなる厄介な代物がな… たとえ牛込さんが自首しなくても、俺達警察が突き止めただろーぜ… あんたの心に空いたその腐った穴を見つけ出してな‼︎”
鎌倉へと旅行で来ていたコナンと蘭、小五郎がお寺を探して坂を上ると、そこにはお屋敷が。地図を見ていると屋敷内から銃声が轟き男が逃走。コナンは屋敷の書斎で絶命した老人を発見し、神奈川県警の横溝重悟らが捜査を開始。
重悟が被害者の次男のもとへ訪れた際、借金を取り立てるチンピラ風の男2人のうち1人が重悟に突っかかろうとしたところ、もう1人が慌てて「すいません横溝の旦那」と謝罪。「お前まだそんなことしてんのか」と重悟から言われると、2人が逃げるように去って行くといった場面もありました。
神奈川の島の防波堤で海釣りを楽しんだコナンと少年探偵団を、阿笠博士の代わりに沖矢 昴が漁師の井田 厳の漁船に乗って迎えに来ます。
船上から沈む夕日を眺めていると、歩美が一角岩に気づき、井田は子供を人間に釣られて怒った一角龍が自分の住処を見張っているという一角岩の伝説について語ります。
子供には海の力を授けて泳ぎが上手くなるという言い伝えもあり、コナンらは漁船から降りて一角岩に立ち寄ることに。ほどなくして脱水死したウエットスーツ姿の女性を発見し、神奈川県警の横溝警部が捜査を開始します。
実は重悟と「丸見え埠頭の惨劇」でも登場していた井田は「井田のあんちゃん」「重悟ちゃん」と呼び合う仲。子供の頃、泳ぎが上手くなりたいと井田の父の船に乗って一角岩に来た以来の悪友。その頃は重悟が怖いと言って井田にしがみついて大変だったといいます。
兄の参悟も怖がっていて船から降りなかったそうで、おかげで兄は今でもカナヅチなのだとか。本エピソードでは、一瞬ですが重悟の子供の頃の姿も描かれていますのでお見逃しなく。
妃 英理と中華街でご飯を食べる約束をした蘭とコナンは、英理の仕事相手のマンションのロビーで待ち合わせをしていました。コナンが写真を撮られる気配を感じて周囲を見ると、そこには世良真純の姿が。
友達の姉・北尾留海の恋人である摂津健哉が元カノ・橋本和香と浮気している疑惑があり、世良はその調査の依頼を受けたといいます。しかし和香が殺害され、神奈川県警の横溝警部が現場へ。
殺人の罪を他人に着せようとした犯人が全く反省をしている様子もなく暴言を吐いていたため、重悟は「くだらない話を聞いてたら頭が痒くなって、思わず肘が当たった」として鉄拳制裁を加えました。
萩原研二と松田陣平が回想で登場。研二の姉であり、重悟と近しい関係である萩原千速の初登場回です。(ただし、「警察学校編 Wild Police Story CASE.伊達航」の研二の回想で、コンビニ強盗事件に居合わせた研二の隣には、原作にはない子供時代の姉の姿がアニメで描かれています。)
要人と勘違いされて攫われてしまった阿笠博士をスケートボードで追っていたコナン。逃走車に跳ね飛ばされたところを白バイで颯爽と助けてくれたのが千速です。ドライビングテクニックは驚くほどに華麗で、まさに“風の女神”。千速がコナンと一緒にいると聞いた重悟は、千速がコナンのことを知っているのだと毛利親子に話します。
研二と松田が爆弾解体中に殉職した連続爆破事件で、犯人逮捕に関わったコナンのことをニュースで知っていた千速。弟の敵をとってくれた恩を返すためならばと、懲戒免職も覚悟の上で逃走車追跡に全面協力。
コナンを後ろに乗せて追跡中に公道で派手な技を披露し、被疑者の顔面に白バイの前輪をお見舞いするなど、その破天荒ぶりに重悟は「やりすぎなんだよ」と説教。しかし処分を受ける覚悟の千速に対して、重悟は事情を汲んでか私情を挟んでか千速への甘さを見せていました。
「私に恩を売ってどうするつもりだ?」と聞かれて頬を赤らめる重悟。さらに「この前断った食事に一緒に行きたいのなら考えてやっても構わない」と言われると、「何で上から目線なんだよ⁉︎ 俺の方が4コも年上だぞ‼︎」と怒鳴りながらも、上には上手く言っておくと告げました。
結婚しろと口うるさい父親と、しつこく見合い写真を持ってくる母親と、職場の同僚を懲りずに紹介してくる兄を黙らせるために、重悟は一度きりという約束で仮面を付けた婚活パーティーに参加します。兄に履いて行けと押しつけられた上等な靴で。
会場が地元の神奈川ではないため知り合いに会うこともないし、仮面を取ることはないし、自分の正体を誰にも知られることはないと考えていた重悟ですが、まさかの千速と鉢合わせ。しかも、後に殺人事件が発生するため警視庁の面々にも知られることになります。
聞きたいことがあると千速に言われてドキっとして頬を赤らめたり、千速に好きな男のタイプを尋ねたり、さらには千速が高木刑事に何やら詰め寄っていたことが気になって本人に尋ねたりと、本エピソードでは重悟の千速への好意が滲み出ているシーンが随所に。
犯人にウエスタンラリアートをお見舞いした重悟は、帰りに千速をバイクの後ろに乗せていた際に脇腹から流血。実はその日の朝、強盗殺人事件の被疑者の家に踏み込み、脇腹を刺されて5針縫っており、ラリアートで傷口が開いたのだといいます。
ちょうど松田がボクシングのインターハイを棒に振った昔の話をしていた千速は、「ここにもバカがいたわ…」と重悟の後ろで表情を緩めていました。
劇場版10作目を記念する作品ということで、メインキャラクターたちが勢揃い。大阪府警の服部平蔵や遠山銀司郞、神奈川県警の横溝重悟、高校生探偵の白馬 探も劇場版初登場。
ある調査依頼を受けた小五郎は、コナンと蘭、少年探偵団とともに横浜のレジャーパーク「ミラクルランド」に隣接したレッドキャッスル・ホテルへ。依頼人の秘書から腕時計型のフリーパスIDを受け取り、少年探偵団と蘭はミラクルランドへと繰り出しますが、そのIDには時限装置付きの爆弾が仕掛けられていました。爆弾を解除するには、依頼人のヒントをもとに答えを見つけなければならず、コナンたちは真相解明を急ぎます。
怪盗キッドからの予告状が届いたため張り込みをする神奈川県警。キッドの担当は捜査二課で重悟は捜査一課ですが、本エピソードではキッドの命を狙う者がいるため一課も協力。爆発に巻き込まれそうになっている子供を身を挺して守ったりと、重悟の正義感の強さも垣間見えます。
全国各地で連続殺人事件が発生し、警視庁、神奈川県警、静岡県警、埼玉県警、群馬県警、長野県警の刑事たちが集結。横溝兄弟が揃って捜査会議に参加しています。
小五郎も警察の捜査会議に参加しており、黒ずくめの組織のメンバーが会議に潜入していたことに気づいたコナンは独自に調査開始。コナンは事件の真相に近づきますが、その裏で黒ずくめの組織を追いながら「コナン=新一」の真実が暴かれるという難局を迎えることになります。
※『名探偵コナン』コミック105巻~106巻「消えた誘拐犯」「奇妙なサイコロ」「二拠点作戦」の一部ネタバレが含まれます。原作未読の方はご注意ください。
コナンと少年探偵団は、『仮面ヤイバー』に登場する猫にそっくりなトラカゲがボロボロの紙をくわえているのを発見。そこには「シオリはや たすけて」と書かれていました。
その頃、高木刑事と一緒にいた佐藤刑事は、特殊班捜査係の羽鳥警部が追っていた誘拐犯を取り逃してしまい、追跡中に神奈川県へ入ったところで犯人を見失います。
しかし、そこに居合わせた神奈川県警の萩原千速が赤レンガ倉庫に逃げ込む犯人を目撃しており、犯人に顔を見られた佐藤に代わって、千速が高木とカップルを装って犯人が逃げ込んだパンケーキ屋に潜入。千速は店内にいたチャラそうな男、強面の男、眼鏡のリーマン風の男の誰かが誘拐犯だと考えて行動を開始します。
そこへ絶品のパンケーキを食べに偶然お店にやって来た重悟は、男連れの千速を発見して動揺。その相手が高木であることに気づき、「千速といるのは確か…警視庁のヤサ男…」「千速に手ェ出すとは…いい度胸…」と気になって落ち着かない様子も。
店内に重悟がいることに気づいていた千速は、犯人の割り出しを手伝うよう頼み、同時にコナンたちの手柄もあって事件はほどなくして解決します。
横溝重悟を演じているのは声優の大塚明夫(おおつか あきお)さん。11月24日生まれ、東京都出身。『攻殻機動隊』バトー役をはじめ、『メタルギアソリッド』ソリッド・スネーク役など、人気作品のキャラクターを多く演じています。また、大塚さんは重悟の兄である参悟役も担当しています。
