
2026春アニメ『あかね噺』第9話振り返り|からし&ひかるの高座で盛り上がり切った会場……あかねはどう挑む?
2022年より 『週刊少年ジャンプ』にて連載中の『あかね噺』(原作:末永裕樹先生・作画:馬上鷹将先生)。元落語家の父に憧れた女子高生・桜咲朱音が、落語界の最高位“真打”を目指す本格落語物語です。
累計発行部数300万部(2026年1月時点)を突破する本作のアニメが、4月4日より放送を開始。制作には落語監修の林家木久彦さんをはじめ、毎話のキャストにもプロの落語家が名を連ねており、アニメ界と落語界が一体となったユニークな作品となっています。
本稿では第9話「表現者」の内容を振り返り! 前話では、2年連続可楽杯優勝の記録を持つ練磨屋からしが古典落語を現代版にアレンジした独自の演目で会場を大いに沸かせました。その後に続くのは、人気声優であり、優勝候補の一人と称される高良木ひかる。彼女はどんな落語を見せるのでしょうか。
※本稿には第9話のネタバレが含まれます。
第9話「表現者」|役者としての力を発揮する高良木ひかる
既に人気声優として名を知られる高良木ひかる。本話ではそんな彼女がどうして落語の世界に挑戦しようと思ったのか、その動機が描かれました。
会場にはからしが沸かせた余韻が残る中、ひかるが舞台の上に姿を現すと、客席は一気にどよめき、中には「がんばってー!」と声援を送る客も。彼女が出場すると聞きつけたファンも来場しているのでしょう。
色めき立った観客たちは落語を聞くどころではない……と思いきや、ひかるが「ちょいと、おまえさん。おまえさん。起きとくれよ」と噺を始めるや否や、場はスッと静まり返ります。
演目の台詞を利用して客の注意をしっかりと惹きつけたのです。彼女が選んだ演目は「芝浜」。奇しくもあかねの父が阿良川一生に破門を言い渡されたあの日に演った演目とおなじものでした。
ひかるは声優としての演技力を駆使した「芝浜」を披露し、観客は目を潤めながら聴き入ります。大爆笑だったからしの一席とはまるで違う雰囲気です。司会を務める阿良川魁生からは「劇場型落語」と評されていました。
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TVアニメ『あかね噺』
~本日の一席~
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第九席「表現者」より
芝浜 高良木ひかる(CV. #高橋李依 )https://t.co/Nqcy4rwqZS
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可楽杯に向けて、食事の時間さえ惜しんで稽古を重ねていたひかる。人気声優と言われる彼女がそこまでする理由は、実力を評価してほしいから。人気アニメの主要キャラクターに抜擢された彼女でしたが、演技力よりも容姿を評価されているという実情がありました。
彼女の演技力はマネージャーも認めるだけのものがあるにもかかわらず、端麗な容姿が目立ってしまうばかりに、実力だけをなかなか評価してもらえずにいたのです。
そんな状況を悔しく思っていたひかるが偶然目にしたのが可楽杯のチラシ。可楽杯優勝を勝ち取り、実力派声優への転身を図ろうとしているのでした。
ひかるの高座は今日一番の歓声に包まれて幕を閉じ、阿良川一生も「あなたの表現者としての能力の高さに大変驚かされました」とその演技力を評価。自身の実力を認められたことに彼女自身も嬉しそうな表情を浮かべていました。
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第九席「表現者」
記録帳 その❶
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第九席「表現者」
記録帳 その❸
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第9話「表現者」|盛り上がりのピークは過ぎた? 続く朱音の策は……?
からしとひかるが大いに盛り上げた後の客席は、すっかり緩み切ってしまいました。それはまるで今日の盛り上がりのピークが過ぎたような雰囲気です。
心配した兄弟子・こぐまは、舞台裏にいる朱音のもとへ。父を破門にした憎き相手を前に冷静になんてなれない、こぐまはそう考えたようです。一視聴者である私も同じように考えていました。
ところが、朱音はこぐまの推察とは違う思いを抱えていました。朱音は一生の高座を見たことがあり、父を破門にしたことは許せないものの、落語自体は素晴らしいものだったと認めていると言います。
ゆえに一生への感情は乱雑なまま。その気持ちを整理するためにも、なぜ父を破門にしたのか直接理由を聞きたいという朱音。そのためにも可楽杯は絶対に負けられないのです。
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第九席「表現者」
記録帳 その❹
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とはいえ会場は大きな盛り上がりが落ち着いた直後であり、再び盛り上げるのはなかなか難しそうな様子。朱音は昨日と同じ演目でどう挑もうというのでしょうか。
高座に上がった朱音は、じっと観客の様子を見た後、早速噺をスタート。ところが、予選のような力は入れておらず、小気味良さはありつつもその語りはとてもあっさりしています。
控室で見ていたからしは「勝てないとわかって手を抜いてる」と小ばかにしていましたが、もちろんそんなわけはありません。
朱音は、前の2人の熱演や学生大会特有の熱気に疲れているであろう客の心情を考え、あえてあっさりした語りにしているのです。その狙いは的中しているようで、観客たちは先程までの盛り上がりはないものの、リラックスして彼女の落語を楽しんでいます。
兄弟子・享二の下で学んだ“気働き”がここで活きることに。そう考えると、からしもひかるも会場を盛り上げてはいましたが、自分がやりたい落語を披露するばかりで、観客のことはあまり頭になかったように思えます。ふたりはあくまで“落語家”ではなく“学生”として大会に挑んでいるのでしょうね。
それに対して、“学生”ではなく“落語家”として挑んでいる朱音。この選択が吉と出るか凶と出るか──次週、いよいよ本格的に朱音の「寿限無」が始まります。
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第九席「表現者」
記録帳 その❺
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第9話に出演した落語家は?
毎話ごとに様々な落語家が声優として参加していることでも話題の本作。本話にはどなたが出演されたのでしょうか。
男性客役 柳家吉緑さん
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第九席「表現者」
ゲスト出演🪭
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アフレコに参加していただいた
噺家さんからコメントが到着✨
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女性客役 林家なな子さん
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