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アニメ『三ツ星カラーズ』高田さん、高野さん、日岡さんインタビュー

高田憂希さん、高野麻里佳さん、日岡なつみさんの小学校時代と、最も近いカラーズメンバーは? 2018年1月アニメ『三ツ星カラーズ』メインキャストインタビュー

 2017年3月「電撃コミック祭2017」にてアニメ化が発表された『月刊コミック電撃大王』連載中の漫画『三ツ星カラーズ』。既に高田憂希さん(結衣役)、高野麻里佳さん(さっちゃん役)、日岡なつみさん(琴葉役)らメインキャストが発表されていましたが、7月27日(木)のコミックス第4巻発売とアニメティザービジュアル、ティザーPVと新情報が一挙に発表! 

 本稿では新情報の解禁を記念して、高田さん、高野さん、日岡さんにインタビューを実施! 原作漫画の魅力をはじめ、童心に返って全力で遊び尽くす応援番組「天才!カラーズTV」や、3人の子供時代に至るまで様々なお話を伺いました!

▲左から、さっちゃん役・高野麻里佳さん、結衣役・高田憂希さん、琴葉役・日岡なつみさん

▲左から、さっちゃん役・高野麻里佳さん、結衣役・高田憂希さん、琴葉役・日岡なつみさん

 

リアル・カラーズが童心に返って遊び尽くす「天才!カラーズTV」とは?
──最初に『三ツ星カラーズ』を読んだときの第一印象を教えてください。

結衣役・高田憂希さん(以下、高田):上野に行きたい!!!って思いました(笑)。単行本1巻を読み終わった時に、カラーズの3人がとにかく可愛くて面白いのもそうなんですけど、上野の街並みというか、描かれている人達のあたたかさみたいなものがとても印象に残っていて、行ってみたいなぁって思いましたね。あと、出てくる言葉が懐かしいものばかりなんですよね! 秘密基地とか! うわー懐かしい~って。自分が小学生の頃、友達の家のアパートの隅っことかに作っていた頃を思い出したりしました(笑)。

さっちゃん役・高野麻里佳さん(以下、高野):突如、吹き出す程の面白さ! どこか懐かしくて、面白可愛い!

琴葉役・日岡なつみさん(以下、日岡): キャラクターが可愛い! 個性豊か! 癒される! でも、ただのほのぼの日常系ではなくて、読んでいると子供の頃を思い出して懐かしい気持ちになったり、3人のドタバタやりたい放題なところが笑えたり、とても面白くてどんどん続きを読みたくなりました!


──演じられるキャラクターの紹介、キャストから見た魅力をお聞かせください。

高田:結衣ちゃんは、泣き虫でドジっ子なカラーズのリーダーです。やんちゃなさっちゃんや、時々過激発言をする琴葉ちゃんに振り回され気味な女の子…なんですけど、実は結衣ちゃんもポロリと刺さる言葉を言ったりするので、結果3人は似た者同士なのかもしれないなって思っています(笑)。

さっちゃんと琴葉ちゃんのことが大好きで、一生懸命2人に着いていこうとする姿が可愛らしくて、ぎゅうううってしたくなるんですよね!(笑) 個人的には「なんでさー!」とか、頑張ってツッコんでる結衣ちゃんの姿が最高に大好きなので、演じる時も強いツッコミというよりは、結衣ちゃんらしさの出るツッコミが出来るように頑張りたいと思います!

  
高野:さっちゃんは、楽しいことに全力で明るくユーモアのある女の子! でも、意外と相手の気持ちを察し空気を読む力がある万能キャラなんです! 私にはできないようなことや思いつかないことをパッとやってのけるさっちゃん。子供ならではのギャグセンスで私のツボを突いてくるんですよ! 初めてさっちゃんを見た時から、私の心を掴んで離さないユーモラスな魅力があります! 面白くて頼もしくてたくさん笑いをくれる素敵な子だと思います。

 
日岡:琴葉は、カラーズの2人といてもずっとゲームをしていたりと、自分の世界のある一匹オオカミな女の子です。口数は多くなく、かと思えばイキナリ過激な発言をしたりするのですが、それは好き嫌いのはっきりした性格ゆえで、自分が興味のあることにはものすごく食いつきます(笑)。なので本当は誰よりも純粋な心を持っているところが魅力な女の子だと思います!

 
――作中でオススメのエピソードはありますか?

高田:どのエピソードもたまらないんですけど、個人的には4巻の第31話「カラーズと街とひとびと」好きですね~っ。カラーズの3人が守っている街やそこで暮らしている人たちを動画で撮るお話なんですけど、とにかくハチャメチャで(笑)。その中でも結衣ちゃんのあの顔芸……というか、顔ツッコミ?が面白くて可愛くて!(笑) カラーズも街の人も大好きだって改めて感じたお話なので、オススメです!

高野:最初の化け猫捕獲大作戦も、それぞれのキャラが出ていて大好きですが……特にツボにハマったシーンは、第3話の「お宝さがし」です!さっちゃんがパン屋さんを訪ね怒られて帰ってきた後に、わざわざ一度パン屋さんに戻って「バーカ」と言い逃げします! 大人からしたらコラーッて怒るようなことかもしれませんが、子供の頃こういうイタズラ心をもっていたらめちゃくちゃ楽しいだろうなって思っちゃうシーンなんです。

日岡:「お宝さがし」が好きです! 子供の頃ってこういう謎を解いていく遊びが好きだったな~と思い出しました。カラーズの三人が一緒に協力してお宝に辿り着くのもチームワークが感じられて好きです。あと、琴葉の"ゲームクリヤー"も可愛いです(笑)。

 
――それでは「天才!カラーズTV」第1回の収録を終えた感想をお願いします。

高田:3人で秘密基地を作りました! 『三ツ星カラーズ』には、カラーズになくてはならない秘密基地、アジトがあるんです。初回は「あのアジトを私たちも作ってみようじゃないか!」ということで、どの時代でも色褪せないダンボールを使って秘密基地を作りました(笑)。

日岡:ダンボールと色々な装飾品を用意していただきましたが、まずはダンボールを切るところから始まって組み立てていきました。

高田:秘密基地の構成は主にまりんかさんにやっていただきました!

高野:全然そんなつもりはなかったんですけどね(笑)。図画工作は得意ではありませんでしたが、大好きでした。ただ、みんなで作るにあたって条件があったんですよね。その中の一つに「折りたたんで運べないといけない」という項目があって、せっかく作れたのに壊すことになったら悲しいので、そこだけはしっかり作りました。

でも3人でやりたかったことは装飾だと思うんですよ。たくさんの装飾品が用意されていて、「みんなで手形とか付けたいね」とか言っていましたけど……何もできなかったね(笑)。

日岡:枠組みを作るのに精一杯でね(笑)。

高田:制限時間も1時間しかなかったので、その中で作れるだけ作ろうと思って、まずは枠組みや折りたためることを意識しましたが装飾までは手がつけられず……(笑)。その中でも秘密基地の表の部分は、それぞれのカラーで彩ってみたりしましたね。

実は流れでまりんかさんが真ん中を黄色くするつもりだったんです。そこを「あっ!真ん中、いいなぁ……」と一応リーダー、そして結衣として気持ち的にセンターが良かったので交渉したところ「いいよ」と言ってくださったので、今の形が出来上がりました(笑)。

 
――完成した秘密基地には満足されました?

高田:あの短時間ではよく出来たと思いますよね!

高野:ね! 最初はみんな「図工苦手だよ~」「1時間もやるの!?」なんて話をしていたんですけど、作業が進むにつれて「もっとやりたい!」と思うようになって!

日岡:「あと1、2時間やれます!」みたいな気持ちでしたね。

高野:でも、もっと改善の余地はあると思います(笑)。

日岡:今後も少しずつ装飾を増やしていけたらいいですね。でも第1回目だったので、一つの物を作ることで3人の絆が深まりました。

▲第1話メイキングカットより

▲第1話メイキングカットより

 
――次回以降の見どころを教えてください。

高田:次からは作品の舞台になっている上野にも足を運ぶんですけど、第2回の昔ながらの遊びを体験するコーナーは白熱しましたね。

日岡:童心に返って遊ぶことが番組のコンセプトでもありますが、本当に楽しく、無邪気に、遊んでます。

高野:楽しかったよね~! お金や電子機器がない状況でいかに遊ぶか、まさに子供ならではの遊びを詰め込んだような回だったので、童心に返って楽しむことができました!

▲番組メインビジュアル

▲番組メインビジュアル

 
メインキャストがカラーズと同じ小学校時代を振り返り
――『三ツ星カラーズ』は、小学生の女の子3人組が上野を舞台に可愛く動き回るという作品ですが、みなさんは小学生の頃はどんな子供でしたか?

高田:先ほど話した第2回で用意されていたおもちゃの中におままごとセットがあったんですけど、子供の頃はおままごとが大好きでした! 自分自身でやるおままごとも好きでしたし、人形とドールハウスを使った女の子らしい遊びも好きでした。あとは自分ですごろくを作ったりと、わりと室内で遊ぶことが多かったですね。

高野:女の子らしさで言ったら結衣ちゃんに似てるね。

高田:あ、そういえば泣き虫でした(笑)。負けず嫌いで、何かしらに負けるとすぐに泣いてたなぁ。

高野:私は琴葉ちゃんみたいにずっとゲームをしていたんですけど、すごい下手くそなんですよ(笑)。上手くできるわけじゃなくて、楽しいから自分に自信を持ってやっていたんです。インドア派でしたが、みんなで外で遊ぶときは一緒に行ったりもしました。

でも小学生のときに何をしていたかと言えば……休み時間にアリ地獄を掘り出していたくらいなんですけど(笑)。

一同:(笑)

高野:アリ地獄の渦を見ているのが好きでした! アリ地獄と周りの砂ごと持って帰って教室で見ていましたね(笑)。

高田:クラスのみんなビックリ!(笑)

高野:興味深かったです。なので小学生の頃は生命というものを目の当たりにするのが好きでしたね……(笑)。

 
――(笑)。日岡さんはいかがでしたか?

日岡:私はむしろ逆で、友達と缶けりをして遊んだりと外で活発に遊ぶ子供だったんですよ。その頃流行っていたアイドルのダンスをみんなで覚えたりしました!

高野:めっちゃアクティブ!

日岡:近くの公園にみんなで集まって、覚えた振りを教えあっていました。例えば3人のユニットだったら、3人でそれぞれの役割を決めて音楽を流して踊っていましたね。


――なるほど。ということは、自身をカラーズのメンバーに例えると……?

高田:結衣ちゃん!

高野:琴葉!

日岡:さっちゃん!


――高野さんと日岡さんの役どころが逆になるんですね(笑)。

高野:なっちゃんがそんなに活発だと思わなかった! おしとやかなイメージが強かったから。

日岡:本当!? けっこう活発で、しょっちゅう生傷をつけて帰ってくる子供だったよ。

高野:でもさすがに近所のおばちゃんとかに「うんこ!」とか言わないでしょ?

日岡:それは言わない!(笑)

一同:(笑)

日岡:常識を持って外で楽しく無邪気に遊んでいました!

高田:さっちゃんもある意味で無邪気なんですけどね(笑)。

 
――無邪気の方向が斜め上に飛び抜けていますよね(笑)。ちなみに作中のカラーズのように、みなさんが小さい頃やってみたかったことはありますか?

日岡:私は第11話「公園のまん中で昼寝した子供」のように、公園の真ん中で昼寝をしてみたいです。子供の頃にできればすごく楽しかったと思うんですけど、さすがに公園に布団を敷いて寝る勇気がなかったんですよ(笑)。

高田:発想もなかなかないよね(笑)。

日岡:でも子供の頃だとすごい楽しそうだし、非日常感を味わってみたかったなと思いました。

高野:私はバナナの押し売りもしてみたいです……(笑)。

高田:さっちゃん家のお手伝いをした第2話「チュカブる(※編注1)」ですね。

※編注1)さっちゃんの家が経営する青果店で残ったバナナを売るために、カラーズが東奔西走する回


高野:みんなが小学生からバナナを買ってくれるのかどうか、みたいな(笑)。売った分だけ誰かのためになるので面白そうだと思うんです! 

あと物繋がりで挙げると第27話「バイトっす(※編注2)」の物々交換が面白そうだと思いました! 子供たちが「ポケットティッシュアターック」と言ってポケットティッシュ投げつけて、福引券を交換してくれるのかを確かめたいです。例えば私がバナナを持っていて、「それ欲しいんだよな~」と言って交換してくれるのか、興味本位なんですけど物々交換遊びをしてみたいと思いましたね。

※編注2)カラーズが商店街の福引券欲しさに、ティッシュ配りのお姉さんから貰ったポケットティッシュで物々交換をしていく回

 
――小さい子ですし交換してくれるかもしれませんね。高田さんはどんなことをしてみたいですか?

高田:第24話「ハイパーかくれんぼ(※編注3)」に出てきたかくれんぼに憧れますね。もちろん小さい頃は遊んでいたんですけど、この歳になってかくれんぼってなかなかやらないと思うんです。なので駅や公園の広い敷地で、トランシーバーを使ってハイパーかくれんぼがやりたいんです! 大人になったからこそ、逆に子供に戻ってかくれんぼで遊んでみたいですね。

※編注3)トランシーバーを手に入れたカラーズが上野駅を中心にかくれんぼをする回。トランシーバーを用いることから“ハイパー”かくれんぼ


――小さい頃はトランシーバーなんてそうそう使えませんもんね。

高田:今の子はケータイを使えばできるのかなぁ? 持っている子たちが多い気がしますよね。


――それこそ今後の「天才!カラーズTV」で実際に挑戦できるかもしれません。

高野:今までも漫画のネタを取り入れている企画が多かったので、もしかするとこれからあるかもしれないですね。

高田:公園と言えば銀杏集め(※編注4)もしたい! そもそも実際に銀杏集めをしたことがないし、作中では「くさー」って言われてるけど、どれだけ臭いのかも分からないですし。さすがに交番まで持っていって斉藤にぶつけることはできないんですけどね、捕まっちゃう(笑)。

編注4)第7話「ぎんなんひろい」。初めて銀杏に触れたカラーズがはしゃいで大騒ぎする回

 
――最後に、TVアニメ『三ツ星カラーズ』、「天才!カラーズTV」を楽しみにしている方へメッセージをお願いします。

高田:『三ツ星カラーズ』は読んでいて昔を懐かしんだり、「子供たち微笑ましいなぁ、可愛いなぁ」という感情が出てくる温かくて楽しい作品だと思います。それをどれだけアニメの中で声優として表現できるかが、個人的には大事なことだと思っています。たくさんの方々に笑ってもらって、ほっこりする作品にできるよう精一杯頑張りたいと思うので、ぜひぜひ『三ツ星カラーズ』、そして「天才!カラーズTV」をよろしくお願いします。

高野:オーディションをきっかけに原作を読ませていただきましたが、めちゃくちゃ面白くて! 「大人になってこんなに笑わせてくれる漫画ってあるんだ!」と感じましたし、そこが本作最大の魅力だと思います。これから楽しみにしてくださるみなさんは、原作を読んだら、より「天才!カラーズTV」を楽しんでいただけるはずです。ぜひ、どちらも見ていただいて「さっちゃんのようになりたかったなぁ」と思いを馳せながら、面白おかしく楽しんでいただければ嬉しいです。

日岡:「天才!カラーズTV」は、『三ツ星カラーズ』や私たちのことを知っていただけるような内容になっているので、ぜひ見ていただければ嬉しいです。またTVアニメも2018年1月より放送開始となりますので、原作ファンの方、そうでない方も楽しめる内容にできるよう、私たち演者・スタッフ共々頑張ります。ぜひぜひ今後も応援をよろしくお願いします。


――ありがとうございました。

[取材・文・撮影/鳥谷部宏平]

 
番組概要
番組名:天才!カラーズTV
出演者:高田憂希、高野麻里佳、日岡なつみ

■放送&配信情報
【放送予定】
▼AT-X
<第1話>
・通常版:2017年7月27日(木)22時より
・特別版:2017年7月30日(日)20時30分より
<第2話>
・通常版:2017年8月10日(木)22時より
・特別版:2017年8月13日(日)14時30分より
【配信予定】
▼ニコニコ動画・AbemaTV・dアニメストア
・第1話:2017年7月28日(金)より
※配信は通常版のみ

>>TVアニメ『三ツ星カラーズ』公式サイト
>>TVアニメ公式Twitter

(C)2017 カツヲ/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/三ツ星カラーズ製作委員会
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