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『ゾンビランドサガ』田野アサミ×種田梨沙×衣川里佳 座談会【連載】

【連載】TVアニメ『ゾンビランドサガ』田野アサミ×種田梨沙×衣川里佳 座談会|愛と純子、そしてフランシュシュの絆が深まった第7話で感じた想い【SAGA:07】

「ゾンビ」×「アイドル」×「佐賀」の史上初のコラボと、あふれ出るギャグとすさまじいスピード感、楽曲のクオリティの高さなどで突っ走る新感覚ゾンビアニメ『ゾンビランドサガ』。アニメイトタイムズでは放送を記念して連載企画「ゾンビランドサガ広報誌」をお送りしています。今回は二階堂サキ役・田野アサミさん、水野 愛役・種田梨沙さん、ゆうぎり役・衣川里佳さんのフランシュシュのメンバー3人が登場!

第6~7話に渡って描かれた昭和の伝説のアイドルの純子と平成の伝説のアイドルの愛のスレ違いも解決し、絆が深まりました。その第7回を振り返っていただきつつ、作品の印象や各キャラを演じる時に心がけていること、劇中で流れた「アツクナレ」について語っていただきました。

※※※第7話のネタバレを含んでいます。本編視聴後にご覧いただくことをお勧めします※※※


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愛の重要な過去に触れつつ、フランシュシュが1つになれた第7話
――第7話を振り返ってみての感想や印象的なシーンを教えてください。

二階堂サキ役 田野アサミさん(以下、田野):私の印象的なシーンといえば、愛が雷に撃たれるシーンですね。あんなシーン見たことないし、しかも生前とゾンビになった後の二度も起きるなんて。

6話で愛がサキにライブ中に雷が直撃して死んでしまったことを明かしたら、サキが「お前すげえな…マジ伝説やんか」と言った時、「何でそんなこと言えるんだろう?」って思いましたけど、愛が「サガロック」のステージ上で雷への恐怖心を克服する姿を見て、彼女が新たな一歩を踏み出せた回だったなと実感したし、カッコいいなと思いました。

水野 愛役 種田梨沙さん(以下、種田):7話は愛にとって重要な過去に触れた回でした。6話でもサキに打ち明けたり、雷におびえるシーンがあったので、7話でももしかしたら撃たれてしまうのかなと予感させましたが、まさかまたステージに直撃するという結末にビックリしました。歌も雷に撃たれてシビれて、2人共ロボットボイスみたいになって(笑)。

ステージでの愛は最初、雷へのトラウマに襲われて、収録でも途中までは「おびえて歌ってください」と言われましたが、悩みや迷いを振り切った純子が手を差し伸べ、2人で凛々しく強く歌っている姿は感動的でした。

昭和と平成の伝説のアイドルがタッグを組んで、フランシュシュを引っ張って、そこに他のメンバーが力を貸していく様子は、アイドルものだけどやたら熱いなと思いました。トラウマだった雷が、今度は愛ちゃんやフランシュシュをより輝かせるエピソードになって。持ってますね、フランシュシュは。

ここまではギャグやコメディ要素が強かったですが、今回はシリアスさが際立って、2人が雷に撃たれて、また『ゾンビランドサガ』に戻ってきたなと(笑)。

ゆうぎり役 衣川里佳さん(以下、衣川):フランシュシュとして、正式に始動したなという印象があります。純子は昭和のアイドルだから、平成のアイドル像や求められることの違いに戸惑っていて、これ以上、フランシュシュに居られないとまで思いつめて。

アイドルとして譲れないものがあるけど、アイドルをやりたいという気持ちをみんなに打ち明けたり、考え方の違いでスレ違っていた愛とも和解できて。メンバー全員がやっと1つになれてよかったなと思いました。

 
2人の異なるアイドルの価値観を描きつつ、仲間の大切さも
――6話と7話は昭和と平成のアイドルの在り方を描いていたような気がします。

衣川:どちらも間違いではないし、信念を貫いているんですけどね。

種田:「アイドルものとしてそこに触れていいの?」という部分も描かれていて。この作品、特にこの2話はアイドルファンの方に見てほしいなと思いました。

田野:「確かにそうだな」と思わされるところもありましたね。

種田:ファン目線でもあり、アイドル目線でもありという部分をまさかゾンビアニメで見ることになるとは思いませんでした(笑)。

田野:幸太郎が「チェキ会が嫌なら断れ」「私のキャラだと言ってやれ」のセリフも素晴らしくて。「違うと思ったことは無理にしなくていいんだ」というメッセージは、見ている人、今生きている人にも向けられていると思いました。ゾンビの純子でもできるんだから、生きているみんなにもきっとできるんだよと。

衣川:こんなマジメな作品だったっけ? と(笑)。

種田:そして、その想いや個性を貫くには仲間が必要で、「心を開けば必ずあいつらはお前を助けてくれる」とも幸太郎さんは言っていて。1人だけじゃなく、チームみんなで支え合っているんだということは現代社会にも通じているなと感じます。

衣川:勉強にもなるよね。

田野:協調性が大事だよと。

――幸太郎がまともなことを言うのは初めてでは?

田野:ビックリしました!アフレコの時も、宮野(真守)さん自身が「俺、大丈夫?」って(笑)。

衣川:叫んでいない普通のトーンで。

田野:監督から「大丈夫です。今日はイケメン風で」と言われて、戸惑われている様子もおもしろくて。

 
いい意味での裏切りの連続で熱量が高く、笑いがあふれる作品
――『ゾンビランドサガ』という作品の印象をお聞かせください。

田野:私にとって前代未聞の作品だし、見てくださる皆さんにとっても毎回いい意味での裏切りがあるかと思います。この世の中で、いい裏切りやウソは少ないはずなのに、この作品にはたくさんあふれていて。

私たちもオーディションの時、キャラの絵と抜粋されたセリフだけだったので、「歌うの!?」「これってアイドルものなの!?」という驚きがあったし、収録が始まるとブースで笑いをこらえるくらい、おもしろ要素いっぱいで「ホラーじゃなかったんだ」と気付かされたり、盛りだくさんです。

現在、収録は終盤に入っていますが、1話1話収録が終わるたび「もう終わっちゃうんだ」という寂しい気持ちになるほど、想い入れが深い作品になったし、この作品に出会えてよかったと思っています。

衣川:収録にすごい充実感がありますよね。「収録ってこんなに楽しいんだ」って……あっ! 他の作品の収録ももちろん楽しいんですよ!(笑) 普通はおもしろいことがあっても我慢できるけど、この作品では我慢できなくてテストで笑っちゃうんです。

種田:衣ちゃんは特にキャストの表情まで見える席に座っているから大変ですよね。

衣川:そう! 真正面なんです。だから顔の筋肉をフルに使って耐えているんですけど、笑いをこらえられなくて。作品も現場も両方おもしろいんです。

種田:それから普通のアニメと違って良い意味で、熱量や消費カロリーも高いです。アイドルものなので若いキャストも多いですが、周りにいる先輩たちや豪華なゲストさんたちがいらっしゃって、スタッフさんも含めて全員が本気でふざけているのが楽しいです。また、芯の部分、ギャグやゾンビなどのネタ的なものは大事にしつつ、キャラも掘り下げていて。

1話の時、出オチアニメという声もありましたが、2話のほうがヒドいですし(笑)、フランシュシュのメンバーの衝撃的な死にざま(笑)やいい話を早く見てほしいなと思っています。そういうテンション感が終盤まで、全力疾走で続いているのもすごいです。

田野:いい大人たちが「もっとおもしろくならないか」と真剣に考えたものを、私たちも真剣に受け止めて、笑いと感動を追求しています。

衣川:だから飽きないんですよね。

 
佐賀県出身のメインキャストがいない謎? 作品に影響を受けたキャストも!?
種田:佐賀県を舞台にした作品なので、九州出身の声優さんがいらした時の「佐賀あるある」が聞こえてくるとすごく楽しいです。

田野:というか、なぜメインキャストに佐賀県出身の人を使わないんだろう?(笑) この後の話数は佐賀県出身の方ばかりの回もあるんですけど。

種田:「ここ、わかるわ~!」と共感されていても、メインキャスト陣は誰もわかっていないんです(笑)。普通、逆じゃないですか? ゲストの方に「どんな作品なんですか?」と聞かれるものなのに、ここではゲストの方たちが「私たちのほうが知っているよ」と。

衣川:こちらが教わる感じです(笑)。

種田:だからゲストの声優さんが楽しそうにされている姿もうれしいですし、いい現場だなと思います。

衣川:ゲストの皆さんが豪華で、ムダ遣い感が(笑)。でも私たちが佐賀県のことを詳しく知らないことで、視聴者の皆さんに新鮮な気持ちで伝えられるのもいいですよね。

田野:そういえば種ちゃん、佐賀にふるさと納税したんだよね?

種田:この作品が決まった後しました。

スタッフ:これからふるさと納税の返納品に『ゾンビランドサガ』のグッズが出るといいですね

田野:コラボしましょう!

 
第1話の本収録前に行われたアフレコ前アフレコで求められた自然・生身のお芝居
――収録前にプロデューサーや監督から説明やひと言はありましたか?

種田:アフレコ前アフレコみたいなものがありました。まだ台本ができ上がる前に、仮の台本でキャラを実際に演じてみて、固めていく作業がレコーディング前にありました。

衣川:その時はそれほど多くは言われなかったですね。

田野:声を作らず生身でということと、叫ぶところはマイクの音量を気にしたり、小さく叫ぶのではなく、本気で叫んでくださいとは言われました。

種田:ぶっ飛んだ設定だけど、お芝居に関しては作らず、自然にやってくださいというディレクションがありました。「皆さんの一番やりやすいところで。キャラに寄せるのではなく、自分とキャラのバランスで作ってください」という感じでした。その時に初めて1話の絵コンテを見せていただいて、さくらが冒頭で死ぬことを知りました。

田野:最初は部屋のシーンも描かれていなかったから3、4カットくらいでひかれて。

種田:本渡(楓)ちゃんも「えっ?」ってなっていました。その時に1話に1曲くらい劇中歌を歌うので、キャラとしての歌い方の打ち合わせもしました。

衣川:私はざっくりそのままでとしか言われなくて(笑)。

田野:私も!「田野さんはそのまんまで」って。「まんまでって、私、ヤンキーじゃないし」(笑)。

 
サキには勇気づけられ、憧れのキャラ。方言のかわいさや素晴らしさも再確認!
――ではご自身が演じるキャラの印象を。まずサキについて?

田野:サキのセリフや勢いに、私自身も勇気付けられたし、こんなふうに強くカッコよくなりたいなと思いました。第一印象ではちょっと怖いかもしれないけど、通じ合えれば友情に厚く、自分の体がどうなっても仲間を守ろうとする姿勢に憧れます。

見ている方にもサキの言動に勇気付けられたり、スカっとしてもらえたらいいなと。皆さんの活力になれればいいなと思って、エネルギッシュに、あっけらかんとした感じで毎回演じています。

またリーダーで……自己推薦ではありますけど(笑)、みんなを引っ張っていく存在のはずなのにひっかき回していて。

種田:見ていて飽きないです。

衣川:愛されキャラですよね。

田野:うれしい!そんなサキを、みんなもサポートしてくれるんです。フランシュシュはバランスがとれたグループだなと思います。

――あとちょっと昭和感がありますよね。

田野:あんな特攻服を着た子なんて、今ではなかなかいないと思うし……。

種田:たまごっちも。90年代初期っていう感じがしますよね。

衣川:設定上も昭和生まれみたいですね。

種田:ゆうぎりだけ1800年代生まれというのがすごいですよね。没年明治だし。

――サキは佐賀の方言でしゃべるのも大変そうですね。

田野:最初にオーディションを受けた時は標準語だったんです。だから改めて台本を渡された時、方言になっていて「あれ!? これは大変だ」と。でも私自身それほど難しく感じてはいなくて。方言指導の先生もいるし、方言自体もなじみやすかったです。

私は兵庫県出身で、最後のイントネーションの上げ下げがちょっと違うだけというのもあるのかもしれません。その少しの違いで、佐賀弁ってこんなにかわいいんだなと。自分が使っていた関西弁も強めに聴こえるかもと思っていたけど、方言の良さや魅力に気付くきっかけを与えてもらえた気がします。挑戦だったけど、勉強にもなったし、楽しいですね。

 
人気の絶頂期に去った悔しさからストイックで自分にも他者にも厳しい愛
――愛についてはどんな印象がありますか?

種田:愛ちゃんはアイドルの絶頂期でトップに立った瞬間に死んでしまったので、その悔しさは計り知れないと思うんです。自分がもし生きて活動し続けていたらという想いが、協調性のなさや、さくらに対して厳しく接してしまうことに繋がっているのかもしれません。

最初はクールな印象がありましたが、7話を境に、特にさくらに対しては優しい面を見せるようになるので、その温度差を切り替えるのが最初は難しかったです。「ここは心を許しているのでもっと優しく」というディレクションをいただいたり、純子とも7話で打ち解けて、それ以降は戦友みたいな距離感でしゃべるようになったり、テンション感の切り替えに苦労しました。

基本的にはアイドルのトップを走るくらいなのでまじめでストイックだし、仲間想いの面倒見がいい、優しい子なので、その印象が崩れないようにしたいと思って演じています。でも他のみんながふざけるところは思い切りふざけているので、ちょっとのっかりたいなと思うこともあります。

2話で愛が覚醒して、驚いて叫ぶシーンとか、サキがバカなことをした時に「何やってんの!?」と怒るシーンでは、私が叫ぶくらいのテンションでやったり。そんなテンションの緩急を楽しみながらやっています。

――愛は平成のアイドルらしく、プロ感がありますね。

田野:めちゃめちゃありますね。昭和のアイドルと平成のアイドルでは全然違うんだなって。

種田:自分が求められていることをちゃんとわかっていて。だから他の子を見ているとイライラしちゃうと思うんです。他人にも自分にも厳しくて。私は他人にも自分にも厳しくできないので、ちょっと心を痛めながら演じています(笑)。

私自身もアイドルが好きなので、アイドルがトップに立ったり、センターに立つ喜びや、背負うプレッシャーがあるんだろうなと想像しつつ、それが表現できていたらいいなと思っています。そんな愛の心境や変化、成長を見ていただけたらうれしいです。

 
ゆうぎりは1人時代感が違ってマイペースだけど実は努力家かも?
――ゆうぎりについてはいかがですか?

衣川:まだ内容を知らない時、ゆうぎりは花魁(おいらん)と聞いたので、チームの中ではお色気キャラなのかなと思っていたんですけど、ちょっと想像していたのとは違って(笑)。生きていた時代がそもそも違うので、話し方や服装など違うことばかりなのに意外に動揺してないのがすごいなと思います。

事情もわからず、アイドルについても知らないのにしっかり歌ったり、踊ったりできるのは結構、努力家なんだなと。そして後ろからみんなのことを見て、ちょこちょこアドバイスをしたり、精神年齢は実年齢より高く、大人だなと思います。

種田:19歳だけど精神年齢は26歳くらいに見えますよね。

衣川:マイペースだし、時代も違うからトンチンカンなことも言ったりするけど、みんなを見守っているポジションにいる感じがします。演じる時はしゃべり方に注意しています。昔の人って、「っ」を使わないらしくて。

田野:そうなんだ!?

衣川:昔のしゃべり方も調べました。

――セリフ数は決して多くはないけど、存在感はありますね。

衣川:そこは意識的に、1個1個のセリフに気合や力を込めてます。

 
アニメは作画の素晴らしさ、効果音のリアルさにビックリ! 一瞬たりとも気が抜けない密度
――実際に映像をご覧になった感想をお聞かせください。

田野:ゾンビからアイドルへの変貌がすごくて。ここまでかわいくなるのかと。キャラデザインが本当にかわいいですよね。

種田・衣川:うん!

田野:そして2話で初めて見るOPの作画の素晴らしさ!

種田:いい意味で、作画のムダ遣いですね。

衣川:脇役にも豪華な声優さんがたくさん出ていらっしゃって、ムダ遣いし過ぎ(笑)。

種田:正直、台本を見た時、「何? このアニメ? 出る作品間違えたかな?」と思いましたが、アニメの映像を見たら今度は「見るアニメ間違えたかな?」と思う現象が毎回、必ず起きています(笑)。

衣川:「そんなシーン、いっさいないじゃん!」というミスリードが(笑)。

田野:スタッフさんたち、ちゃんと寝ているのかなと心配になるくらい、めちゃめちゃ素敵な映像なんです。また人の骨が折れる音など、効果音に鳥肌が立ってしまうくらいリアリティがあり過ぎて。お話を知っているのに同じシーンで驚いてしまったり、いちファンとして見てました。

衣川:それに何回見てもおもしろいんですよね。

種田:絵もかわいいし、お話もおもしろいし、ぶっ飛んでいるし。もしかしたら見逃しているところがあるんじゃないかとまた見直したくなるんですよね。

例えば1話でゾンビになったみんなの表情を1つひとつ見直したり、佐賀県の方なら背景を見て「あれ、この場所、あそこじゃない?」と楽しめると思います。

私はこういうテイストの作品は好きなので、どこを見ても楽しい作品だなと思います。オンエアもみんなで連絡を取り合いながら見るのも楽しくて。とにかく楽しいを凝縮した作品だなと。

田野:あと一瞬たりとも気が抜けないよね。常に全力の絶叫だし。

衣川:ムダなところが1つもないですからね。

種田:ストーリー的に実がないと思えるシーンでも、見逃すともっとワケがわからなくなってしまうので。絶対、ながら見はしないでほしいですね。

田野:でも「これが伏線かな?」とか難しいことを考えずに楽しめるのもこの作品のいいところです。

種田:今、たくさんのアニメがあって、皆さんの目も肥えていると思いますし、考察しながら見る作品が好きな方もいると思いますが、頭を空っぽにして、純粋にアニメを楽しんでいた子供の頃のような気持ちで楽しめる作品だと思います。

田野:OPで「チャキーン!」って音が入っているのもうれしいですね。

衣川:今のOPは曲をそのまま流す形が多いけど、効果音が入っていることで昔のアニメのOPのような懐かしさも感じて。

 
愛と純子がメインの劇中歌「アツクナレ」。愛は雷におびえながら歌う様子もリアルに
――第7話では愛と純子のメイン曲「アツクナレ」が流れました。基本的にAメロ→サビというシンプルな構成のロックチューンですが、曲頭の後に突然メタルっぽい演奏に変わったりなど細かい仕掛けが多くて。

田野:境監督もおっしゃっていましたが、今のアイドルソングらしくなくて、アーティストさんが出していそうな曲をアイドルが歌うというコンセプトなんです。だから曲もカッコいいし、メッセージ性も高くて。

衣川:歌詞もすごくいいですよね。愛と純子が歌い分けているところはたぶん、自分たちのことを歌っていると思うけど、私にも響いてきて。「邪魔なプライドで心掻き乱れ」とか。

田野:そうなの? 大丈夫?

衣川:今は大丈夫です(笑)。歌詞が深くて、読んだだけでじわーっとくるんですよね。曲調もカッコよくて、フランシュシュの曲の中で一番聴いた曲かもしれません。

種田:『ゾンビランドサガ』の曲はどれも歌い分けがしっかりしていて。この曲も劇中で流れるので、監督立ち合いの中レコーディングしたんですが、雷鳴の中で愛ちゃんは歌うので、動揺しながら歌うようにしました。

私もお仕事をお休みしていた期間があったので、時々愛ちゃんの気持ちがわかる瞬間がありました。この歌詞のように本当はもっとできるはずなのにと思ったり、不安に思うことは大人なら誰しもあると思います。

純子や他のメンバーが続々と歌に入ってきて、1人ではなく、みんなで作っている感じもすごく良かったです。ちなみに私がハマるアイドルソングの条件は曲が好きというのが大前提で、アイドルと曲の魅力が合わさると最高のアイドルソングになるんですよね。

この「アツクナレ」はそんな魅力がぎゅっと詰まっていて、歌詞にも共感できて、熱くなるだけじゃなく、ちょっと泣けました。

――サビのエモーショナルな感じはこみ上げてくるものがあります。

田野:いいですよね。曲名通り、愛や純子、フランシュシュのメンバーだけでなく、聴いてくれる人全員を「アツクナレ」と奮い立たせてくれるような。私もそんな気持ちで歌いました。

愛がA、Bメロを1人で歌って、純子が入ってくるのをアフレコ用のリハーサル映像で聴いたんですけど、うるっときちゃって。強いけど、せつないところもあるし、不思議だけど素敵な曲ですね。

 
第8話はリリィのエピソード。描かれるもう1つの絆
――では第8話の見どころを教えてください。

衣川:リリィちゃんのお当番回ですよね。

田野:8話も熱いわー!

衣川:作品全体で、前半は笑いで来て、6~7話でシリアスになって、そしてこの回に。

種田:アイドルものでは珍しい形の絆も描かれています。

田野:この回について、話したいことはたくさんあるんですけど言えないのがツラい(笑)。

衣川:それは次回の座談会の皆さんにお話しいただくとして。

種田:リリィちゃんファンの方は必見のお話なのでお見逃しなく!

リリース情報
<Blu-ray>

■ゾンビランドサガ SAGA.1


発売日:2018-12-21
価格:15,120円(税込)
【収録話数】
第1話~第4話+特典映像(チャレンジランドサガ)
【永続特典】
特典CD(目覚めRETURNER、ようこそ佐賀へ、DEAD or RAP!!!、サガ・アーケードラップ)
【初回仕様】
キャラクターデザイン深川可純描き下ろし三方背ケース
【初回特典(封入)】
特製ブックレット


■ゾンビランドサガ SAGA.2

発売日:2019-02-22
価格:15,120円(税込)
【収録話数】
第5話~第8話+特典映像(チャレンジランドサガ)
【永続特典】
特典CD(ゾンビィソング2曲収録)
【初回仕様】
キャラクターデザイン深川可純描き下ろし三方背ケース
【初回特典(封入)】
特製ブックレット


■ゾンビランドサガ SAGA.3

発売日:2019-04-26
価格:15,120円(税込)
【収録話数】
第9話~第12話+特典映像(チャレンジランドサガ)
【永続特典】
特典CD(ゾンビィソング2曲収録)
【初回仕様】
キャラクターデザイン深川可純描き下ろし三方背ケース
【初回特典(封入)】
特製ブックレット

<CD>
■OP 徒花ネクロマンシー

発売日:2018-11-28
価格:1,296円(税込)

■ED 光へ

発売日:2018-11-28
価格:1,296円(税込)
(C)「ゾンビランドサガ製作委員会
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