秋アニメ『ヴィジュアルプリズン』最終回を迎えた声優10名のコメントをお届け! また紅い月の下お会いできることを信じて……【連載第12回】
原作・上松範康氏、音楽・Elements Garden、キャラクター原案・片桐いくみ氏、制作・A-1 Picturesで贈るオリジナルTVアニメーション『ヴィジュアルプリズン』が12月24日(金)に最終回を迎えました。
本作は、ヴァンパイアという宿命を生きる者たちが、「歌」を通して、「仲間」そして「自身」と向き合っていくストーリーとなっています。
今回アニメイトタイムズでは、総勢10名の出演声優陣にメールインタビューを実施し、作品やキャラクターのこと、収録現場の様子などを語っていただきました。
連載最後となる第12回目では、声優10名の最終回放送後コメントをお届けします!
また紅い月の下お会いできることを信じて……
——ついに最終話を迎えた本作ですが、作品全体を通したご感想をお聞かせください。
結希アンジュ役:千葉翔也さん
勢いのある1クールだったなと思います。ストーリー展開はもとより、オリジナルアニメ作品の良さを活かして1カット1カット、オンエアのたびに彼らの新しい表情や予想外な表情を見る事が出来て、楽しかったです。
そして、アンジュ達にとってようやくのスタート地点だと思っています。まだまだ知りたい皆のバックボーンなども沢山、本当に沢山あるので……。
皆さんも「もっと知りたい!」と思ってくださっていたらその気持ちを持ち続けてくださいね。そうすればまた紅い月の下お会いできると信じています。
ここまでご覧いただきありがとうございました。これからもぜひ彼らの音楽と共に生きて欲しいですし、引き続き応援の程をよろしくお願いします!
ギルティア・ブリオン役:古川 慎さん
劇中、様々な事がありましたが、O★Zの道程はまだ道半ばだと言う事が心から嬉しいです。
ステージに立つ人間に憧れたアンジュが、次は憧れられる存在になった事、いつもと同じような日常を送りながらも歌い続けてゆけること。
彼らの次のステージが描写されるかは未だ判りませんが……願わくばまた彼らの声を表現したく思います。
ここまでご覧下さいまして誠にありがとうございました。今後ともヴィジュアルプリズンを宜しくお願い致します。
イヴ・ルイーズ役:七海ひろきさん
最終話を終えたばかりなのですが、もっともっと深く「ヴィジュプリ」の世界を知りたくなっています。各キャラクターの過去や想いを知って、まだまだ明かされていない謎があるのではないかとか想像しちゃってます。
「音楽」の素晴らしさやキャラクターの成長に何度も涙しました。
「ヴィジュプリ」最高!!
ロビン・ラフィット役:堀江 瞬さん
余韻を感じさせながら、これからの展開にも大きく期待が膨らむような終わり方だったので、その先が見てみたいと思いました。
ポスターを眺めていた少年とかつてのアンジュが重なるラストシーンは、思わず台本を読みながら息が漏れました。本当にヴィジュアルプリズンらしい万感の迫る終わりだったと思います。
サガ・ラトゥール役:江口拓也さん
楽しかったですね。曲も含めて大変刺激的な現場でした。ご時世的にみんなで収録できなかったのが心残りですが、だからこそ、OnAirが楽しみでした。
視聴者の皆様に、最高のエンタメをお届けできたのではないかと思います。
ミスト・フレーヴ役:島﨑信長さん
「LOS†EDEN」としては悔しさもありますが、認めるとしましょう。うん、良い作品でした。
が、ナンバー1は「LOS†EDEN」です。今作では譲りましたが、続編では必ずサガが頂に立ちますので。
これからの「LOS†EDEN」にもご期待ください。
ヴーヴ・エリザベス役:永塚拓馬さん
ただ単純にこの作品に携わることが出来て、何よりエリザベスと出逢うことが出来て良かったです。それぞれの理想を分かち合う仲間と力を合わせて音楽をぶつける。
まさにバンドとしての本懐というか、熱さと美しさに溢れた作品でした。
また、彼らに、ベスに、会える日を心待ちにしております……!
ジャック・ムートン役:矢野奨吾さん
永い年月を生きる彼らヴァンパイアが、僅か数分の音楽に心血を注ぎ、命の炎を燃やしています。愛に飢え、妬み嫉み僻みを抱えながらも懸命に生きる彼らの姿は、どこか苦しくて美しいです。
作品を通してキャラクターを知れば知るほど、楽曲に込められた想いが浮かび上がってきます。もっと彼らのことが知りたいし、もっと彼らの音楽が聴きたいですね。
ディミトリ・ロマネ役:増田俊樹さん
ヴァンパイアだとしても人間だとしても、命を懸けて人生と向き合うこと。想いの強さは何にも変えられないのだと感じる作品だったと思っています。
正直、これで終わるのはもったいないと思ってしまいました。
個人的に、続編を期待しております。
ハイド・ジャイエ役:蒼井翔太さん
皆様、楽しんでいただけましたでしょうか?
また新しい作品に出会えたことがとても嬉しく思いますし、彼を、彼らを通して架空の世界ではありますが、皆様の中に広がるヴィジュアルプリズンがキラキラと輝いてくれていたらいいなと思います。
何かしらの形で、また皆様にお会いできるのではとワクワクしております。
その時が待ち遠しい。
ありがとうございました。
TVアニメ『ヴィジュアルプリズン』作品情報
放送情報
・TOKYO MX/群馬テレビ/とちぎテレビ/BS11:10月8日より 毎週金曜24:00~
・ABCテレビ/メ~テレ:10月9日より 毎週土曜26:30~
・WOWOW:10月13日より 毎週水曜24:30~ ※第1話無料放送
※放送日時は変更になる可能性がございます
イントロダクション
音楽は想いを繋ぎ絆となる。
音楽。それは人と人を繋ぐもの――数多の障壁を乗り越え、想いを人に伝えるもの――その力は、人ならざるヴァンパイアをも――変えるかもしれない――
ヴァンパイア――。高い知性と美貌を備え、永遠の命を有する存在。彼らは闇に生きながら、音楽を愛し、歌をうたい、様々なものを生み出した。人間たちは、多くのアーティストが人ならざるモノだとは知らないまま、彼らの音楽に熱狂してきた。“ヴィジュアル系”と呼称される様式もその一つであった。
――そして現代。ヴァンパイアたちは日本・東京のハラジュクに集結していた。年に一度のヴァンパイアの宴『ヴィジュアルプリズン』の開催場所を示す〝紅い月〟の下へ。〝紅い月〟の下、ヴァンパイアの能力は高まり、彼らはプリズンと呼ばれる結界を展開して、舞台を生み出し、パフォーマンスで観客を魅了する。そして毎年 10月の宴の日に、〝最も美しい歌〟を〝紅い月〟に捧げた者が、強大な力を授かるのだ。
願いを叶えるため、己の音楽を示すため、愛する人のため、様々な思惑を抱えたヴァンパイアたちが集うハラジュクに、今、奇跡の歌が響く―――
ストーリー
周囲に馴染めず、内に強い孤独を抱えた少年・結希アンジュ。天涯孤独の身になったのを機に、故郷を離れて憧れのアーティストが活躍していた街・ハラジュクを訪れたところ、ヴィジュアル系ユニット「ECLIPSE」と「LOS†EDEN」のライブバトルに遭遇する。エネルギッシュなステージに圧倒される中、突然胸の痛みに襲われるアンジュ。その瞬間、アンジュはヴァンパイアと人間のハーフ“ダンピール”として覚醒する――
スタッフ
原作:上松範康/Afredes
総監督:古田丈司
監督:田中智也
シリーズ構成:菅原雪絵
キャラクター原案:片桐いくみ
キャラクターデザイン:芝 美奈子
サブキャラクターデザイン:山口仁七 矢向宏志 横山穂乃花
総作画監督:矢向宏志 山口仁七 川﨑玲奈
プロップデザイン:木藤貴之
美術監修:加藤 浩
美術監督:坂上裕文
美術設定:加藤 浩 前田みつき
色彩設計:ホカリカナコ 森田真由
CG監督:雲藤隆太
撮影監督:鈴木彬人
編集:西村英一
音響監督:本山 哲
音楽:Elements Garden
制作:A-1 Pictures
製作:Project VP
キャスト
結希アンジュ:千葉翔也
ギルティア・ブリオン:古川 慎
イヴ・ルイーズ:七海ひろき
ロビン・ラフィット:堀江 瞬
サガ・ラトゥール:江口拓也
ミスト・フレーヴ:島﨑信長
ヴーヴ・エリザベス:永塚拓馬
ジャック・ムートン:矢野奨吾
ディミトリ・ロマネ:増田俊樹
ハイド・ジャイエ:蒼井翔太
パンニャ:杉田智和