セカンドシーズンは宇宙戦争編? キャストが熱望(?)する『シン・マージナルサービス』への期待!『THE MARGINAL SERVICE』宮野真守さん、森川智之さん、杉田智和さん、中村悠一さん、名塚佳織さん、下野 紘さん、三木眞一郎さん、内山昂輝さんによる座談会・後編【連載13回】
ジャパン澁宿という架空の世界を舞台に、≪境界人≫と呼ばれる”伝説上の生き物”が起こす事件を解決する≪マージナルサービス≫というチームの活躍と、≪境界人≫たちの謎やドラマを描いたオリジナルTVアニメ『THE MARGINAL SERVICE(ザ・マージナルサービス)』も先日最終回が放送されました。
第12話では、グレイショックの真相、ラバーたちの思惑が明らかに。そこに巨大母船が襲来し、≪マージナルサービス≫と≪境界人≫は力を合わせて宇宙人に立ち向かいます。
アニメイトタイムズでは、本作のインタビュー連載を毎週掲載中。第12回と13回は宮野真守さん、森川智之さん、杉田智和さん、中村悠一さん、名塚佳織さん、下野 紘さん、三木眞一郎さん、内山昂輝さんという≪マージナルサービス≫メンバー8人による座談会を前後編2回に渡ってお届けします。
後編の今回は最終回の振り返りと、印象的だったシーン、第2期への期待など語っていただきました。
最終回を演じて『インデペンデンス・デイ』と『アルマゲドン』を見たくなった森川さん!?
――先日、最終回が無事に終了しました。振り返っての感想や印象深かったシーンをお聞かせください。
セオドア・トンプソン役 三木眞一郎さん(以下、三木):ブライアンがゼノと何かを匂わせるシーンが1カットあったよね。
ブライアン・ナイトレイダー役 宮野真守さん(以下、宮野):あった! あった!
ゼノ・ストークス役 森川智之さん(以下、森川):まさに女性向けの。
宮野:さっき企画書を見て、この作品が女性向けだったと知りました(笑)。
森川:僕ら、合ってたかな?
宮野:あとB級映画好きの男性向け(笑)。ここまで≪境界人≫が脅威みたいな描かれ方をしていましたが、最後に≪境界人≫がヒーローのように戦う姿は印象的でした。紹介シーンとか「主役じゃん!」って(笑)。
森川:めっちゃカッコよく紹介されていたよね。第1話の≪マージナルサービス≫メンバーの紹介のオマージュにもなっていて。
ラストシーンも過去シーンのオマージュが!?
三木:そしてセオドアが古代シュメール文明の壁画にUFOと神のような存在が描かれていたと説明していますが、本当なのかどうかはわかりません(笑)。
宮野:続々と過去に出てきた≪境界人≫が登場してきて、戦っていなかった天狗のイズナも遂に戦って。ああいうシーンはカッコいいですよね。
ペック・デズモント役 内山昂輝さん(以下、内山):あとゼノとノアの家族愛のストーリーも良かったですね。
宮野:久しぶりにノアと再会したら10年経っているから大きくなっちゃって、榎木淳弥くんが声を担当していて。
森川:最後、ゼノはブライアンを招いて、ノアと3人でチキンを食べていたけど、随分前にゼノはチキンが嫌いと言っていたんだよね。苦虫をかむような表情だったのはなぜだろう? ブライアンがノアに変なことを言わないか心配だったのかな。
宮野:言うわけないでしょ! でもノアがいなくなって孤独だったゼノとブライアンが家族のようになっているのはグッとくるものがありました。
森川:ここからまた物語が始まって。
森川:我々のラストカットは懸垂していたね。
ボルツ・デクスター役 杉田智和さん(以下、杉田):そうですね。
ロビン・ティンバート役 中村悠一さん(以下、中村):日常を取り戻したんだね。
三木:いいBARが見つかったんだね。
中村:でも最後にいい言葉で終わるのかなと思ったら特になくてビックリした(笑)。台本には毎回オマージュしている映画が記されていますが、収録では映像が完成していないこともあり、1つも見つけられませんでした。早く完成版で見てみたいです。
三木:見て理解したら、「だったらこうやったのに」ということもありそう。
中村:懸垂のほか、みんなでジェンガをやっていて、倒したら……。
ライラ・キャンディハート役 名塚佳織さん(以下、名塚):みんなで「わーっ!?」と。
サイラス・N・空閑役 下野 紘さん(以下、下野):≪境界人≫も悪くないとわかったら取り締まる必要もないし。
内山:そうなるとみんなの役割も終わっちゃうのかな?
森川:いや、これからUFOの母船がやってくるからPART.2は宇宙戦争に。
宮野:人間と≪境界人≫が協力して撃退するとか。
森川:マーベル的な展開になって。
中村:仲間もどんどん増やして(笑)。