
劇場版『名探偵コナン14番目の標的(ターゲット) 』5つの見どころポイント|小五郎の周りの人間ばかりを狙った連続殺人未遂事件、毛利家の過去に関係が――
4月18日(金)より公開となる劇場版『名探偵コナン 隻眼の残像(せきがんのフラッシュバック)』。
金曜ロードショーでは最新作の公開を記念して3週連続「コナン祭り」と題して、過去3作品が放送されることが決定しています。
今回の金曜ロードショーでは毛利小五郎が活躍する『14番目の標的(ターゲット)』(4月4日)、『水平線上の陰謀(ストラテジー)』(4月11日)を、第3週目には、怪盗キッドと平次、コナンが北海道で土方歳三の日本刀にまつわる謎を追った、昨年公開の『100万ドルの五稜星(みちしるべ)』(4月18日)を本編ノーカットで初放送!
本稿では、毛利小五郎が活躍する劇場公開第2作目『名探偵コナン 14番目の標的(ターゲット)』の見どころポイントをわかりやすく5つに分けてご紹介します。
※若干ネタバレが含まれておりますのでご注意ください。
❯❯ 𝙋𝙍𝙊𝙅𝙀𝘾𝙏 ꧂#隻眼の残像 公開記念❄️
— 劇場版名探偵コナン【公式】 (@conan_movie) March 6, 2025
金曜ロードショー 3週連続!コナン祭り🎬
4月4日「14番目の標的(ターゲット)」&
4月11日「水平線上の陰謀(ストラテジー)」&
4月18日「100万ドルの五稜星(みちしるべ)」の放送が決定!
今夜放送の金曜ロードショーの最後には
最新作の特別映像も...!?… pic.twitter.com/56PlYD4jpD
あらすじ
目暮警部、蘭の母で弁護士の妃英理、阿笠博士が何者かに命を狙われた。小五郎と親しい人物が標的にされたことから、犯人は小五郎に恨みをもつ者と思われるが……?
一方、コナンは現場の遺留品がトランプの絵札に関連していることに気づき、襲われた3人の名前にある共通点を見つけた。
"八"の字をもつ小五郎の旧友で、ソムリエの沢木公平を護衛するため、海洋娯楽施設"アクアクリスタル"に向かったコナンたちは、名前に数字をもつ4人の人物に出会う。
1.トランプになぞらえて起こる連続殺人未遂事件
毛利小五郎の周りの人間ばかりを狙った連続殺人未遂事件が軸となる本作品。目暮警部、蘭の母で弁護士の妃英理、阿笠博士が次々に襲われていく緊張感はコナン映画の中でも屈指のものです。
名前に入っている数字になぞらえて13から1まで次々と標的になる事件が展開されていくという流れですが、アガサ・クリスティの『ABC殺人事件』を彷彿とさせます。ただ名前を普通に読んでも分からない謎解き要素もあり、サスペンス要素以外にもきちんとミステリー要素も含まれてるのも見どころの1つです。
また前述の通り、名前に数字が入っていることが重要な鍵となる今作ですが、メインキャラクターの目暮警部と白鳥警部補の名前が初めて明かされたという点も本作ならではの見どころとなっています。
2.小五郎の過去
私立探偵をする前は目暮警部の部下として刑事をしていた小五郎。10年前に目暮警部と捕まえた犯人とのある出来事をきっかけに小五郎は刑事を辞職してしまいます。そのある出来事のせいで小五郎は妻・英理とも別居をすることになってしまったのです。
小五郎と親しい人物ばかりを狙った連続殺人未遂事件は10年前に捕まえた犯人から恨まれているから起こってしまったのか、そして何故英理と別居をすることになってしまったのか、小五郎の過去が重要な鍵となっています。
3.個性豊かなオリジナルキャラクター
今作は映画オリジナルキャラクターたちがとてもいい味を出しています。特に海洋娯楽施設"アクアクリスタル"に集められた、仁科稔(にしなみのる)、ピーター・フォード、宍戸永明(ししどえいめい)、小山内奈々(おさないなな)、沢木公平(さわきこうへい)。
この4人はかなりキャラが立っており、ひと目で犯人と決めつけるのは難しくなっています。4人全員の名前に数字が入っているため、全員狙われる対象……この中の誰かが殺されてしまうのか、そしてこの中の誰かが犯人なのか、推理しながら見るのもこの作品の見どころです!
4.小五郎の活躍
推理はイマイチ、そして普段はお調子者で酒やギャンブルを好む小五郎。しかしそんなヘッポコな小五郎、実は銃の腕がピカイチ。刑事時代には警視庁の中でも一、二を争う腕前だったそうです。
そして今回の事件では小五郎の周りの人間が次々と襲われてるということで、小五郎自身も普段よりも緊張感のある様子。お酒を勧められる場面でも普段なら飲んでしまうところを、きちんと断り施設の様子を見に行ったりと頼もしい存在となっています。
5.深い絆
本作は家族の絆、そしてコナン(新一) と蘭の絆がとても大事に描かれています。特に本作で印象に残っているのは「それが事実でも真実とは限らない」というセリフ。これは新一が蘭に言ったセリフです。小五郎と英理が別居するきっかけになったと思われる出来事に悩んでいる蘭にかけた深い一言。事実=真実ではない……一体どういう意味なのでしょうか。
そして本作の重要な見どころの1つと言っても過言ではない水中での場面。海洋娯楽施設"アクアクリスタル"の中で事件が起こり、蘭が溺れてしまう場面でコナンは蘭を助け、蘭はコナンを助けます。窮地でもお互いを助けることを一番に考える2人の関係は何度観てもグッときてしまいます。
ちなみに本作の挿入歌に「KIZUNA」という曲があることからも様々な絆を大切にしていることがわかりますね。
本格ミステリーのコナンならこの作品!
『名探偵コナン14番目の標的(ターゲット) 』は数あるコナン作品の中でも大好きな作品です。今改めて見ると当時のハラハラドキドキ感とはまた違う発見や驚きがあり、何度観ても楽しめる作品だなと感じました。
最新作の劇場版『名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)』では小五郎の活躍が期待されていますが、『名探偵コナン14番目の標的』でも小五郎の活躍を見ることができますので、最新作の公開前に是非見てみてください!
劇場版『名探偵コナン14番目の標的(ターゲット) 』作品情報
あらすじ
キャスト
(C)1998 青山剛昌/小学館・読売テレビ・ユニバーサル ミュージック・小学館プロダクション・東宝・TMS










































