
『東島丹三郎は仮面ライダーになりたい』連載インタビュー第15回:雲田役・内山昂輝さん 後編|個性的なキャラクターとの出会いによって、雲田は“人間”の精神性に接近していく
雲田もまた、変化を重ねていくキャラクターのひとり
ーーセナ、八郎と出会い、雲田は大きく心境の変化を迎えると思うのですが、その辺りはいかがですか?
内山:そうですね。おっしゃっていただいた通り、雲田にとっては、“人間”というものに接近していく、ターニングポイントになる回です。これまで怪人として、人間に勝って当たり前だった自分が、ちょっと圧倒されるというか、その不思議な“強さ”を改めて実感することになりました。そういう意味では、雲田も他のキャラクターと同じく、変化を重ねていく存在として描かれていると感じます。
ーー振り返ってみると、雲田が人間に興味を持つきっかけとして、やはり東島丹三郎の存在も大きかったと思います。内山さんから見た、丹三郎の印象は?
内山:何と言いますか……主人公らしいと言えば、主人公らしい人物だと思うんです。熱血で夢を持っていて、それに向かって突き進んでいく。ただ、それが度を越している感じがします(笑)。
「世間からはどう見られているんだろう?」という不思議さに加えて、それを本人は全く意に介さない感じが異色だなと。メンタリティの部分では、漫画的な主人公らしさがありつつ、何かしらの“リミッター”が外れているような気がしていて、それは作品の独特さのひとつでもあると思います。
ーー物語も大分中盤に差し掛かってきました。、今後はどのような点に注目してほしいですか?
内山:サンダーライコやコウモリ男の見せ場もありますし、一言でいうと、てんこ盛りですね。レギュラーメンバーを中心に、登場キャラクターも多いので、すごくバラエティ豊かな内容になると思います。
ーー怪人サイドから注目すべきキャラクターを挙げるなら、やはりコウモリ男になるでしょうか。
内山:そうですね。コウモリ男は、雲田とはまた違った方向を見ているような感じです。同じ“怪人”という立場ではありながら、雲田との関係性も謎めいていて。仲良しというよりは、どこか距離を感じる存在ですね。
ーーセナ、八郎との出会いを経て、雲田がどう動いていくのかも楽しみにしています。
内山:その辺りも見どころになってくるんじゃないでしょうか。雲田は、“人間”という存在に対して、その精神性や「人間独自の“強さ”って何だろう?」という部分に興味を抱いています。八極さんが参考になるのかはよく分からないんですけど……(笑)。
ーー(笑)。たしかに、一般的な“人間”ではないですね。
内山:サンプルとして、「それでいいのか?」とは思います。ただ、強いということは間違いないですから。雲田も含めて、キャラクターが色々な変化を迎えていくと思うので、これからも飽きようがないなと。
ーー最後に、15話以降の展開を楽しみにしている視聴者に向けてのメッセージをお願いします。
内山:ここまでキャラクターが徐々に増えてきて、それぞれにドラマがある中でどう決着がつくのか、原作は読んでいますが僕自身もまだ知りません。ぜひ最後まで一緒に楽しんでいただけたらと思います。
[インタビュー/小川いなり]






























































