この記事をかいた人

- 藤崎萌恵
- 大阪府在住のライター。数年前にBLと出会い、心に潤いを取り戻しました。

【黒ずくめの組織の構成員】
CV:玉川砂記子さん
黒ずくめの組織の末端でコードネームは与えられず、「広田雅美」の偽名を使っていました。本名は宮野明美。組織潜入を企んだ赤井は諸星 大と名乗って明美に近づき恋人になるも、ジン捕獲作戦に失敗して組織から離脱。明美は姉妹で組織を抜ける交換条件として提示された10億円強奪という無茶な仕事を成し遂げますが、ジンに撃たれて死亡。強奪実行の前日、赤井に想いを告げるメールを送っていました。
【黒ずくめの組織の科学者】
CV:林原めぐみさん
黒ずくめの組織の科学者で、コードネームは「シェリー」。本名は宮野志保。両親から引き継いでAPTX4869の開発を進めていましたが、姉の明美が殺されて組織に反発し、死を覚悟して飲んだAPTX4869の作用で体が縮んでしまいます。組織の裏切り者として追われる身である彼女は、阿笠博士の庇護のもとで「灰原 哀」として生活し、APTX4869の解毒剤の研究を行っています。
明美と志保の母は黒ずくめの組織内で「ヘル・エンジェル」の異名を持つ科学者・宮野エレーナ。父は「マッドサイエンティスト」と呼称される医師・科学者の宮野厚司で、以前は宮野医院を経営する傍ら研究を続けていました。
誘いを受けて烏丸グループがスポンサーを務める研究所に移り、妻のエレーナと共にAPTX4869の開発を進めていましたが、共に事故死。組織にいた頃のシェリーは、APTX4869の開発を両親から引き継ぎ、天才科学者として重宝されていました。
一方、組織の監視下であるとはいえ一般人と同じように普通の生活をしていた明美は、妹と共に組織から離脱するために交換条件として提示された10億円強奪計画を成功させますが、ジンに約束を反故にされて射殺されます。
姉を抹殺した上にその理由を説明しない組織に反発した志保は、APTX4869を飲んで身体が幼児化。正体を隠しながら「灰原 哀」として暮らすなかで、優しい姉のいない寂しさに襲われることも。
組織の裏切り者として追われる灰原は、自分のせいで周りの人たちに危害が及ぶことをひどく恐れています。コナンや阿笠博士、少年探偵団をはじめ大切な人たちを守るため、自らを犠牲にしたり一人去ろうとしたこともありますが、やがて差し伸べられる手をとるように。共に過ごす彼らから勇気をもらった灰原は、自身の運命に立ち向かう決意をしています。
【MI6諜報員】
CV:田中敦子さん→本田貴子さん
赤井3兄弟(赤井秀一、羽田秀𠮷、世良真純)の実の母であり、夫の赤井務武と同じくイギリスの秘密情報部MI6諜報員。APTX4869を飲まされて体が小さくなり、そのためコナンに強い関心を示しています。現在は中学生くらいの見た目で、薬の影響なのか時折咳込むことも。並外れた身体能力と格闘の腕は健在で、かなりの切れ者です。
娘の真純と行動を共にしており、“敵”に居場所を悟られないよう2人でホテルを転々としています。コナンに聞かれたら自分のことを“領域外の妹”と答えるよう娘に伝えました。
【黒ずくめの組織の科学者】
CV:鈴木弘子さん→林原めぐみさん
宮野明美と宮野志保の実の母。黒ずくめの組織内で「ヘル・エンジェル」の異名を持つ科学者で、開発中のAPTX4869に願いを込めて「銀の弾丸」と呼んでいました。志保が生まれてすぐ、事故死したと言われています。以前は「宮野医院」で医師として務めており、幼い頃の降谷はわざと怪我をして彼女のもとへと通っていました。夫は医師・科学者の宮野厚司。
赤井3兄弟の母親であるメアリーと、宮野姉妹の母親であるエレーナ。黒ずくめの組織のベルモットの発言から、エレーナはメアリーの妹であることが判明。つまり、彼女らの息子や娘である赤井3兄弟と宮野姉妹は「いとこ」にあたるわけです。
宮野医院を経営する傍ら、単身研究を続けていたエレーナの夫・厚司のもとへ、ある日、烏丸グループがスポンサーを務める研究所から誘いの話が舞い込みます。
烏丸グループの悪い噂を耳にしていた厚司は誘いの話を断るつもりでしたが、エレーナは夫の研究が町医者の片手間に出来るようなものではないと、給料がいいなら宮野医院をたたんで自分もその研究を手伝うと後押し。当時エレーナは妊娠しており、家族が増えると知らされた厚司は研究所に移ることを決意しました。
メアリーは烏丸グループに関して胡散臭いと言っていましたが、彼女は奇しくもエレーナが開発に携わっていたAPTX4869をベルモットによって飲まされることに。体が縮んでしまったメアリーは、江戸川コナンが10年前に出会った工藤新一と同一人物であると推察し、その解毒剤を手に入れるべくコナンに接触を試みています。
【静岡県警捜査一課】
階級:警部
年齢:35歳
CV:大塚明夫さん
最初は埼玉県警にいましたが、後に静岡県警へと異動。比較的初期(原作第6巻)から登場している古株の警部です。双子の弟・重悟と違い、温厚で丁寧な口調を崩さない真面目な性格。声が大きいうえに、人と話すときに顔を異様に近づける癖も。眠りの小五郎の推理に感銘を受け、尊敬する小五郎の一番弟子を自負し、「眠りの小五郎」の推理ショーを心待ちにしています。
【神奈川県警捜査一課】
階級:警部
年齢:35歳
CV:大塚明夫さん
屈強で正義感の強い警察官。荒っぽい性格で、犯人に鉄拳制裁を加えることもあります。小五郎に対しては、「煙の小五郎」と呼んで胡散臭く感じている模様。同じ神奈川県警の4つ年下の萩原千速とは「千速」「重悟」と呼び合う親しい仲で、重悟が千速を食事に誘うことも。参悟と重悟で「3×15=15」というダジャレネーミングを警視庁の高木刑事に笑われたことがあります。
横溝兄弟は双子の警察官で、性格は全く違いますが顔も声もそっくり。参悟も重悟も声優は大塚明夫さんです。
小五郎が奇妙な依頼を受けた静岡の資産家の屋敷で起きた殺人事件では、事件当時を再現するため、兄の参悟に呼ばれた重悟が父親の鬘をかぶって瓜二つの双子として登場したことも。重悟は無茶な時間帯にも関わらず駆けつけ、睡眠を削って協力しました。
横溝兄弟の子供の頃を知る漁師の井田 厳の話では、泳ぎが上手くなりたいと井田の父の船に乗って一角岩に行った際、重悟が怖いと言って井田にしがみついて大変だったのだとか。兄の参悟も怖がって船から降りず、おかげで兄は今でもカナヅチだといいます。
また、結婚しろと口うるさい父親と、しつこく見合い写真を持ってくる母親と、職場の同僚を懲りずに紹介してくる兄を黙らせるために、重悟は一度きりという約束で仮面を付けた婚活パーティーに参加。その際には、兄に押しつけられた上等な靴を履いて行きました。
【CIA諜報員】
年齢:27歳
CV:三石琴乃さん
黒ずくめの組織に潜入しているCIA諜報員。組織内で認められて「キール」のコードネームを得ています。本名は「本堂瑛海」。以前はTVアナウンサーの「水無怜奈」として活動していました。一度はFBIに拘束されるも、弟の本堂瑛祐に証人保護プログラムを受けさせることを条件に組織へと再潜入し、FBIに組織の情報を提供。ジンから裏切りの疑いをかけられた彼女は、コナンの策で赤井の死を偽装工作し、NOC疑惑を払拭しています。
【帝丹高校2年B組】
CV:野田順子さん
ドジっ子ながら優れた推理力を持ち、行方不明になった姉・瑛海を捜索。姉に瓜ふたつの水無怜奈と接触を図り、やがて姉や父が謎の組織を追うCIA諜報員であることを知ります。後に自身もCIAに入るべく渡米を決意。
瑛海と瑛祐の父親は、黒ずくめの組織に潜入していたCIA諜報員のイーサン・本堂。娘がNOCだと組織にバレそうになり、娘の身を守るために殺されたと偽装して自決。瑛海は悲痛をこらえながら乗り切り、この一件で組織の信頼を得て「キール」のコードネームを与えられています。瑛海と瑛祐は母親似。母は生前、奥平家で住み込みの家政婦として働いていました。
TVアナウンサーの水無怜奈として活動していたキールは、任務中の事故で意識不明の重体に陥り、FBIの監視下で一時期入院していました。そんなある日、蘭のクラスに本堂瑛祐という名のキールそっくりの転校生がやって来ます。
コナンは瑛祐を警戒し、対象が偽証しているかどうか確かめる方法をキールと瑛祐が同じ仕草でしていたことなどもふまえて、2人に繋がりがあると考えるように。
瑛祐は行方不明になった姉の瑛海を捜索しており、姉に似た水無怜奈との接触を図っていました。その後、血液型から別人だと思われていた水無怜奈は瑛海本人であることが判明し、彼女がCIA諜報員であることも明らかに。
瑛海は瑛祐に証人保護プログラムを受けさせることを条件に組織へと再潜入し、FBIに組織の情報を提供。ジンから裏切りの疑いをかけられた際には、コナンの策で赤井の死を偽装工作しました。
組織から疑われ続ける過酷な状況で、命令に従いながらもできるだけ犠牲者を出さないように努めるキール。弟思いの優しい姉でもある彼女に、一刻も早く平穏が訪れることを願うばかりです。
姉や父がCIAの諜報員であることを知った瑛祐は、証人保護プログラムを断り、自身もCIAに入るべく渡米を決意。蘭に告白しようとしましたが、コナンに制されてしまい、同時にコナンは自身の正体を彼に明かしています。
【初代怪盗キッド】
CV:池田秀一さん
怪盗キッド=黒羽快斗の父親。「東洋の魔術師」と評される世界的なマジシャンにして初代怪盗キッド。8年前にマジックショーの事故で命を落としたと思われていましたが、実は命の石「パンドラ」を狙う謎の組織により殺害されたといいます。妻は黒羽千影(くろばちかげ)。元泥棒で通り名は怪盗淑女(ファントム・レディ)。「昭和の女二十面相」と謳われた女盗賊です。
【小説家】
CV:田中秀幸さん
工藤新一の父親。世界的に有名な小説家で、代表作『闇の男爵(ナイトバロン)』シリーズは世界的ベストセラーに。新一以上の超人的推理力の持ち主で、怪盗キッドの名付け親でもあります。妻は元大女優の工藤有希子。活動拠点を有希子とともにロサンゼルスに移していましたが、黒ずくめの組織の暗躍を危惧し、現在は日本に留まっています。
劇場版第27作『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』では、黒羽盗一と工藤優作が「双子の兄弟」であると明かされました。快斗と新一の顔や声が似ていることは長らく言及されていましたが、その2人が「従兄弟」同士であると判明したわけです。
優作の話によると、物心がつかないうちに両親が離婚し、優作は母、盗一は父に引き取られて疎遠になったのだとか。20年以上会ってはいないが連絡は取り合っているといいます。優作のスマホにイニシャルT.Kの送り主から小説の最新作についての感想が届くと、優作はそれに対し自身のイニシャルY.Kを付け「ありがとう!兄さん」と返信しました。
深い繋がりがある黒羽家と工藤家。怪盗キッドの名付け親が優作であるのも有名な話。怪盗キッドは国際犯罪者番号から「怪盗1412号」と呼ばれていましたが、若き日の優作が「1412」の走り書きを「KID」と読んだことから「怪盗キッド」いう呼び名が広まりました。
当時のキッドは盗一であり、超人的推理力を持つ優作とは良きライバル同士。奇しくも現在は息子たちにその関係が引き継がれ、怪盗と探偵という形で対決を繰り返しています。
実は世界的大女優のシャロン・ヴィンヤード(=ベルモット)と、元大女優である有希子が得意とする変装術は盗一から学んだもので、同時期に弟子入りしていたシャロンと有希子は親友関係に。有希子は幼い頃の快斗にも会ったことがあり、盗一は幼い頃の新一に謎解きを仕掛けたことがあります。
実は兄弟だったという事実や過去の真相など、『名探偵コナン』には様々な仕掛けが存在します。他には、鈴木綾子と鈴木園子の姉妹、鈴木次郎吉と鈴木史郎の兄弟、円谷朝美と円谷光彦の姉弟、榎本杉人と榎本 梓の兄妹など、メインキャラクターの家族が随所で登場。キャラクターの属性や血縁関係を知ると、『名探偵コナン』の世界をより楽しむことができるはずです。
| 兄弟・姉弟・姉妹・兄妹の一覧 |
|---|
| 兄・諸伏高明/弟・諸伏景光 |
| 姉・萩原千速/弟・萩原研二 |
| 長兄・赤井秀一/次兄・羽田秀𠮷/妹・世良真純 |
| 姉・宮野明美/妹・宮野志保 |
| 姉・メアリー/妹・宮野エレーナ |
| 双子の兄・横溝参悟/双子の弟・横溝重悟 |
| 姉・本堂瑛海/弟・本堂瑛祐 |
| 双子の兄・黒羽盗一/双子の弟・工藤優作 |
| 姉・鈴木綾子/妹・鈴木園子 |
| 兄・鈴木次郎吉/弟・鈴木史郎 |
| 姉・円谷朝美/弟・円谷光彦 |
| 兄・榎本杉人/妹・榎本 梓 |
| いとこ関係 |
|---|
| 赤井秀一・羽田秀𠮷・世良真純/宮野明美・宮野志保 |
| 黒羽快斗/工藤新一 |