
「殺すために、仲良くなる」なんて過酷すぎない?眼帯ヒロイン・ジョゼ(CV:沢城みゆき)に狂わされる『CODE VEIN Ⅱ』を今すぐ遊んでほしい
『CODE VEIN Ⅱ』を一言で言うなら、「キャラクターを愛でるだけでも最高に楽しいアクションRPG」。
なんといっても、主人公と共に旅をする「バディ」たちが、声も見た目も主役級。華奢な体で大剣を振り回す吸血鬼の少女「ジョゼ(CV:沢城みゆき)」や、知的でどこか陰のある「ヴァレンティン(CV:中村悠一)」などなど……。そんな彼らと肩を並べて戦えるアクションゲーム。それが、本作『CODE VEIN Ⅱ』です。
2026年1月28日に発売された本作は、『ダークソウル』シリーズに代表される、いわゆる“死にゲー”に分類されるタイトルです。ジャンル特有の歯ごたえある探索やバトルが大きな特徴ですが、それをさらに個性的にしたのが、吸血・錬血といった吸血鬼ならではのアクションや、常に相棒と共に戦う「バディシステム」。
そして何より、アニメ調のビジュアルを徹底的に突き詰められるキャラクターメイク、フレームから色味まで変更できるフォトモード。アクションゲームの本軸とは別の「キャラクターゲーム」としての魅力にもあふれています。
……さて、本稿では本作の魅力をお伝えしていこうと思いますが、まずはお断りしておきます。多分、ここから3分の1くらい、ジョゼの話しかしません! 俺は!
殺すために、仲良くなる。過酷すぎないかストーリー
本作の舞台は、吸血鬼が自我を失い怪物と化す終焉の世界。主人公は少女「ルゥ」と共に、崩壊を止める為、100年前の過去へと遡ります。
崩壊の原因となるのは、存在を異形へと変えてしまう謎現象「リンネ」。100年前の過去は、このリンネによる未曾有の災厄が発生した時代であり、当時の英雄たちは自らを捧げて「封印殻(人柱)」となることで、この惨劇を封じ込めました。
しかし現代では、長い年月を経てその「封印殻」が限界を迎えています。限界に達した封印殻は爆発を起こし、周囲一帯を完全に消失させてしまう。
言ってしまえば、本作の旅の目的は「殺すために、過去の英雄たちと仲良くなる」こと。
そして、多くのプレイヤーが最初に出会う討伐対象こそが、この「ジョゼ・アンジュー(CV:沢城みゆき)」なのです。
過去の世界での彼女は、水没都市の自治を務めていた吸血鬼。幼い見た目ながら、吸血鬼と人間の両方から慕われる優れた統治者でした。
そんな彼女とのファーストコンタクトは、いきなり吸血。吸血行為に若干のエロティシズムを感じるのは筆者だけでしょうか。多分そんなことないですよね。ねぇ。
そんなこんなで、吸血鬼ハンターに襲われる彼女を助けたことで、プレイヤーは彼女の信頼を得ます。
その後、都市の人々に襲撃者と誤解されて捕まってしまいますが、ジョゼはその誤解を解くために、プレイヤーを「自分の許嫁」として人々に紹介。眼帯吸血鬼少女、その上に許嫁属性まで……ちょっと一人で属性を抱え込みすぎでは。
ここからは彼女と共に、都市を救うために奔走することになります。
しかし、プレイヤーの目的はあくまで「現代で英雄・ジョゼを討伐するカギ」を手に入れること。これが、どこか虚しい気持ちにさせてきて...。
さらに話を進めていくと、彼女の悲しい過去も見えてきます。かつてリンネの発生を防げず、眼の前で双子の妹リーズを失ったこと。彼女はその罪悪感を背負いながら、指導者として人々を導いているわけです。
距離を縮める中で、渦中の問題であった水質汚染は解決し、現代で英雄ジョゼを目覚めさせる鍵を獲得。そして、彼女はプレイヤーの目的を知らないまま、笑顔で旅を応援してくれる。...泣かせてくれるじゃないですか。
そして現代。封印殻となって長い年月を経て、ほとんど自我も残っていない「英雄ジョゼ」と対峙します。それでも彼女はプレイヤー(許嫁)のことを覚えていて、“あなたの手で終わらせてほしい”と嘆願してくる...。
結果として討伐することになります。救いがないように見えますが、結果的には全員報われる道があると信じてください。ホントだよ。
何なら一緒にカレーも作るから!
何はともあれ、しょっぱなから「許嫁」の設定はずるい。そんなの、助けるために頑張るって。
正直、筆者のプレイ動機の8割は彼女を救うためだったと言っても過言ではありません。というか大体のプレイヤーの動機がそうじゃないの。違うの...?
声だけでも主役級。そんな奴らが集まれば...
ジョゼの話ばかりするとツッコミが入りそうなので、他のキャラにも触れておきましょう。
まずは相棒のルゥ(CV:石見舞菜香)。プレイヤーの心臓を自らの心臓で補って命を救ってくれた、まさに命の恩人。時を超える際にハグしてくれるのですが、そのたどたどしさが幼い子供のようで、とにかく愛おしい存在。
さらに、過去で最初に出会うノア・G・マグメル(CV:津田健次郎)。最近の津田さんの役柄と比べると、かなり若々しくてイケイケな感じが新鮮です。
他にも、レイン(CV:田丸篤志)やヴァレンティン(CV:中村悠一)、ホリー(CV:小清水亜美)など、とにかく個性豊かなキャラクターが勢ぞろい。
ヴァレンティン(CV:中村悠一)
そして、なぜか歌い出すゼノン(CV:子安武人)も必見です。
物語を追っていくと、それぞれに重い過去があり、気が付けばのめり込む。そして彼らの悲劇を根本的に解決しようとする、タイムリープものらしい熱い物語が描かれていきます。
とにかくビジュアル、声で推しを見つけたら、是非ともプレイしてみて欲しい!
アクションは「中二病の原液」。動かしているだけで絵になるのは快感
そんな本作は、高難易度なソウルアクション。公式でも「ドラマティックアクションRPG」を名乗っていますが、言い換えてしまえば「中二病アクション」だと思っています。
攻撃は通常攻撃、武器術式、伝承術式、そして吸血攻撃(ジェイル)の4種類。
「術式」は血(イコル)を消費して出す必殺技のようなもので、攻撃だけでなく回避や防御に使うものも存在します。さらに今作から登場した「伝承術式」は、大弓やガトリングなどの重火器を呼び出すド派手な大技。
そして、カッコよさがずば抜けているのが、「ジェイル」での吸血攻撃! 大鎌で切り裂いたり、蝙蝠を飛ばしたりと、まさに「これぞ吸血鬼」というアクション。
一般的なソウルライクゲームよりもアニメーション的な「映え」を重視した描写で、動かしているだけで格好いい…。
伝承術式だと、個人的なオススメは「血喰らいの御太刀」。
馬鹿みたいに長い太刀で、鞘から刀を抜き放つ動作で相手に一撃を与える、簡単に言ってしまえば「居合術」です。居合術が嫌いな男の子はいないでしょう。
そのうえ、見た目だけなく、火力も高く、性能面もバッチリだし、割と序盤で入手可能と良いいとこ尽くし。
ゲームバランスは大味な部分もありますが、本作のビジュアルの良さには抗えない価値があると思います。
キャラメイクとフォトモードは「沼」。オープンフィールドは最高の撮影スポットに!
自分で作成したキャラクターで遊べる「キャラメイク」も、非常に凝れる仕様です。リアル寄りではなくアニメ調。髪型や目鼻の調整はもちろん、服装の細かなパーツまでいじれるのが最高に楽しい。もはやコスプレゲームと言っても良いのではないでしょうか。
筆者も吸血鬼といえば、ということで『悪魔城ドラキュラ 月下の夜想曲』のアルカード風を作成してみましたが、かなりの自信作。
そして、その自キャラを撮影する「フォトモード」も良くできています。画角や色味だけでなく、フレームやポーズまで弄り回せます。
今作から採用された「オープンフィールド」は、どこを歩いても絶好の撮影スポット。バディと共に美しくも荒廃した世界を巡る時間は格別です。移動の合間に「ここだ」という一枚を撮る。それだけでずっと遊んでいられる。
正直、ジョゼを救うために始めた旅でしたが、気づけばキャラメイクとフォトモードでもう何十時間も溶かしていました。アクション好きはもちろん、キャラクターを愛でたいアニメファンなら、絶対にハマるはずです!
『CODE VEIN Ⅱ』作品情報
あらすじ
人類は不死の存在である吸血鬼の力によって、かろうじて滅びを免れていた。
しかし突如現れた「渇望の月」の力により、吸血鬼は自我を持たないバケモノへと変貌し、世界は滅びの一途を辿っていた。
主人公は吸血鬼ハンターの一人として世界の崩壊を止める使命を託され、時間を越える力を持つ少女と共に100年前の過去に飛ぶことになる。
キャスト
CODE VEIN (TM)Ⅱ & (C) Bandai Namco Entertainment Inc.












































