「アスランとカガリって“アスカガ”って言うんだ…」「戦闘シーンと音楽がカッコ良すぎる!」――20代女性ライターがほぼ初見で『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』を鑑賞したら沼った話
劇場で“推し”を見つけた!
『機動戦士ガンダムSEED』を少し見た際は、性格とかあまり知らないけど強いていうならビジュアルも好みだしアスランが好きだな〜というテンションでしたが、今はもう絶対アスラン!というぐらいには好きです。(偏見ですがアスランは顔ファンも多そうなイメージです)
モビルスーツを操縦すること自体が既にカッコいいのですが、友達想いだったり、そして少しお茶目(最後の戦闘シーンでカガリの姿を思い浮かべたり)な部分が推しポイントでした。
私が知っているアスランはラクス・クラインの許嫁でしたが、今はもうカガリ・ユラ・アスハの恋人なんですね。他のライターの方の記事を見て知ったのですが、二人のカップリングのことを“アスカガ”って呼ぶそうで……アスカガ推します!
キラ&ラクスよりもアスカガが推せるのは、熟年夫婦みたいな安定感を感じたからかも知れません。オルフェと一緒にいるラクスを見てショックを受け、うじうじしているキラの姿を見ている最中、ずっと「お願いだから早くラクスのところへ行って…!」という焦燥感に駆られていました。早くハッピーになって欲しいです。
話は戻りますが、アスランといえばキラの緊急事態を救うかの如く登場するシーンがカッコよかった。アスランが乗っていたズゴックの登場シーンは『機動戦士ガンダム』のシャアとアムロのオマージュだということを教えていただきました。(赤いズゴックは『機動戦士ガンダム』ではシャア専用だったそうですね)
初見では全く気づく余地すらないのですが、オマージュと聞いた際は、こういう演出って今までずっと『ガンダム』を見てきた方からすると嬉しいポイントだよなぁと感じました。自分が好きな長編作品に例えて考えてみたら、ニヤニヤしてしまうくらい嬉しいかもしれません。
また、ズゴックの中からインフィニットジャスティスガンダム弐式がパカーンと出てくる演出も、どこかのオマージュだと伺いました。どこかは忘れてしまったのですが、ほかにもオマージュや初見には絶対わからないだろ!!といったシーンがあったら是非教えて下さい!
おわりに
本作を鑑賞してからというもの、音楽アプリで「FREEDOM」「去り際のロマンティクス」の無限リピートが止まりません! 「FREEDOM」の「君のResistance 僕とのDistance」の韻を踏んだフレーズが好きだし、その後の「遠く離れすぎている〜♪」から先にとても小室哲哉さんらしさを感じました。(幼い頃に母がglobeを好んで聴いていたのですが、FREEDOM繋がりでglobeの「FREEDOM」も最近聴いています)
また、初鑑賞はわからないことだらけだったので、改めて『機動戦士ガンダムSEED』『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』を観てからもう一度劇場に足を運んでみたいなと思いました。
(余談ですが、周りにいるガンダムが好きな方に「ガンダム気になる」と話すと必ず『機動戦士ガンダム00』をおすすめされるのですが、これってあるあるなのでしょうか)
私が感じた感動は、おそらくファンの方が感じた感動を10倍希釈しても及ばないと思いますが、観ていてとても楽しかったです!
[文/笹本千尋]
1998年生まれのフリーライター。アニメ文化とアンティーク雑貨と絵を見ることが好きです。物語だと西洋ファンタジーやバトル系が好き。おすすめされたらオールジャンルなんでも見ます。
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『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』
あらすじ
デュランダル議長の死により、デスティニープランは消滅したが、同時に大戦終結後の世界を安定させる指標は失われた。
各地で独立運動が起こり、ブルーコスモスによる侵攻はくり返され、人々はさらなる戦乱と不安の最中にあった。
事態を沈静化するべく、ラクスを初代総裁とする世界平和監視機構・コンパスが創設され、キラたちはその一員として、各地の戦闘に介入する。
そんな折、ユーラシア連邦からの独立を果たした国・ファウンデーション王国から要請があった。ブルーコスモス本拠地へのコンパス出動を求めるものだ。
要請を受け、キラたちはラクスを伴い、ファウンデーション王国へ向かう。
キャスト
ラクス・クライン:田中理恵
アスラン・ザラ:石田彰
カガリ・ユラ・アスハ:森なな子
シン・アスカ:鈴村健一
ルナマリア・ホーク:坂本真綾
メイリン・ホーク:折笠富美子
マリュー・ラミアス:三石琴乃
ムウ・ラ・フラガ:子安武人
イザーク・ジュール:関智一
ディアッカ・エルスマン:笹沼晃
アグネス・ギーベンラート:桑島法子
トーヤ・マシマ:佐倉綾音
アレクセイ・コノエ:大塚芳忠
アルバート・ハインライン:福山潤
ヒルダ・ハーケン:根谷美智子
ヘルベルト・フォン・ラインハルト:楠大典
マーズ・シメオン:諏訪部順一
アウラ・マハ・ハイバル:田村ゆかり
オルフェ・ラム・タオ:下野紘
シュラ・サーペンタイン:中村悠一
イングリット・トラドール:上坂すみれ
リデラード・トラドール:福圓美里
ダニエル・ハルパー:松岡禎丞
リュー・シェンチアン:利根健太朗
グリフィン・アルバレスト:森崎ウィン
ギルバート・デュランダル:池田秀一
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