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音楽
かもめの「道を切り開く」「自由」「希望」といった象徴を曲全体で感じてもらいたい──TVアニメ『シンカリオン チェンジ ザ ワールド』新エンディング主題歌「Seagull」山本彩インタビュー
山本彩さんの新幹線の過ごし方は？
──11月からは対バンツアーがスタートしていますが、ツアータイトルにもなっている「SYnergy（シナジー）」という単語には「複数のものがお互いに作用し合い、効果や機能を高めること」という意味もあります。今回の楽曲制作で、ご自身にフィードバックがあったり、シナジーが生まれたことはありますか？
山本：シナジーとは少しズレるかもしれませんが、タイセイって新幹線で移動しながら目をキラキラ輝かせてその土地のことを語ったり、楽しみにしていた駅弁を嬉しそうに食べているんですよね。
私はこれまで新幹線を移動手段と捉えていて、そこに何か新しいものを見出そうとしていなかったので、こんなところにも新しい発見があるという気付きがあって、童心に返ったような気持ちにさせてくれました。
曲を書く人間からすると、アンテナを張るほど曲にできそうなアイデアが至るところに転がっていることに気付けるので、タイセイにそのアンテナを再び立ててもらった感じがしています。
──新幹線の過ごし方と言えば、数年前にラジオ番組で「移動する時に座席の取っ手部分を急に引っ張られると、座席が大きく揺れ動いて怖いからやめてほしい」みたいな話もされていましたよね。
山本：あれ、めっちゃ嫌なんですよ（笑）。新幹線は私の生活にかなり身近なので、荷物を丸ごと忘れたりとか結構いろいろな思い出がありますね。
──そんなハプニングもある新幹線ですが、普段はどんな風に過ごされているんですか？
山本：最近はゲームやライブ配信とかアニメを見ることが多いです。
──1つ前のエンディング主題歌を担当していたTHE ALFEEの高見沢さんは、読書などインプットというかアンテナを張る時間に使われていましたね。
山本：それもありますね。たまに、理由もなくひたすら窓の外を眺めながら「こんな看板あんねんや」と風景を見て過ごすこともあります。
──ちなみに西九州新幹線「かもめ」は運行して間もないので、まだ乗られたことはないですか？
山本：そうですね。
──そうすると、スタッフさんがXで西九州新幹線「かもめ」に乗って満喫されていたのは完全に抜け駆けですね。
#シンカリオンCW
— 山本彩 STAFF (@SYofficial) November 3, 2024
本日からエンディング曲が「#Seagull」になったことを受けまして、長崎に西九州新幹線「かもめ」を見に来ました🫡
長崎街道かもめ市場で五島うどんを食べました🍜
夜はちゃんぽんを食べたいと思っています。
🔻「Seagull」配信はこちら🔻https://t.co/jn26DvV4Oa#山本彩 pic.twitter.com/GDfXqYODvd
山本：そうなんですよ、抜け駆けで（笑）。私も生で見たいので「良いな～」と思って。九州には結構行くんですけど、あっちの方はあまり行く機会が無かったので、是非これは乗りたいなと思っています。
──ファンもそうですが『シンカリオン』に関わる方は、皆さん新幹線が好きになる傾向がありますね。
山本：『シンカリオンCW』を見ていると、新幹線は実在するものだから親近感がわくんですよね。私も乗ったことない新幹線がたくさんあるので、どこかに行きたいというよりも、その新幹線を乗るためにその地域に行きたいという気持ちになりました。
──最後の質問になりますが、本編にもキーワードとして繰り返し出てくる「カッコイイ人」になぞらえて、山本さんの思う「カッコイイ人」ってどんな人ですか？
山本：一番は誠実さがあって、周りに流されないというか、自分の芯があってブレない人ですね。
──正にヤマちゃんはピッタリですね。
山本：たまに言われるんですけど、実は私も「ヤマちゃん（山ちゃん）」なんですよ。そこも彼には親近感がありますね。でも『シンカリオンCW』の運転士はみんな真っすぐで誠実なので、それは本当に素敵だと思います。
取材・記事：岩崎航太、編集：太田友基、写真：佐藤ポン
作品概要
あらすじ
かつて、突如として現れた正体不明の敵・アンノウン。
「超進化鉄道開発機構」通称「ERDA（エルダ）」は、対抗手段として新幹線が変形するロボット「シンカリオン」を開発し、脅威に備えていた。
「何かを守れる、カッコイイ人に…僕は…」
中学2年生の大成タイセイは、2年前に失踪した姉の手がかりを求めて、進開学園中等部に転入する。
その矢先、10年ぶりにアンノウンが出現。偶然にもタイセイがシンカリオン運転士として高い適性値を持つことが判明し、闘う決断を迫られることとなる。
アンノウンの正体、そして目的は何なのか…。闘いの末に見えてきた真実とは…。
少年たちの決意と成長の物語が、今、始まる―。
「超進化鉄道開発機構」通称「ERDA（エルダ）」は、対抗手段として新幹線が変形するロボット「シンカリオン」を開発し、脅威に備えていた。
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アンノウンの正体、そして目的は何なのか…。闘いの末に見えてきた真実とは…。
少年たちの決意と成長の物語が、今、始まる―。
キャスト
(C)プロジェクト シンカリオン・JR-HECWK/ERDA・TX
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