
優れた能力を持つ兄弟たちの活躍や関係性も見どころ! 『名探偵コナン』諸伏兄弟・萩原姉弟・赤井兄弟など「兄弟」の一覧・情報まとめ
『名探偵コナン』は、週刊少年サンデー(小学館)にて1994年より連載中の青山剛昌先生が描く人気推理漫画。長きにわたり親しまれてきたTVアニメシリーズは、2026年で30周年を迎えました。
本作には数々の兄弟、姉弟、姉妹などが登場し、諸伏兄弟・萩原姉弟・赤井兄弟をはじめ魅力的なキャラクターたちが活躍中。様々な想いが絡む彼らの物語は、多くのファンの心を鷲掴みにしています。
本稿では『名探偵コナン』に登場する主な兄弟たちを一覧でご紹介。彼らの能力や関係性など、見どころを一挙にお届けします。
※本稿には、『名探偵コナン』のネタバレが含まれます。
目次
- 諸伏兄弟(諸伏高明/諸伏景光)
- 萩原姉弟(萩原千速/萩原研二)
- 赤井3兄弟(赤井秀一/羽田秀𠮷/世良真純)
- 宮野姉妹(宮野明美/宮野志保)
- メアリー/宮野エレーナ
- 横溝兄弟(横溝参悟/横溝重悟)
- 本堂姉弟(本堂瑛海/本堂瑛祐)
- 黒羽盗一/工藤優作
- 『名探偵コナン』主な兄弟・いとこ一覧表
- これまでの解説記事
- この記事をかいた人
諸伏兄弟(諸伏高明/諸伏景光)
兄・諸伏高明(もろふしたかあき)
【長野県警捜査一課】
階級:警部
年齢:35歳
CV:速水 奨さん(少年期:岡本信彦さん)
故事成語などを引用した比喩表現を好む切れ者で、あだ名は名前を音読みした「高明/コウメイ」。頭脳明晰で東都大学法学部をトップで卒業するもキャリア試験を受けず、ノンキャリアで県警本部入りした変わり者と評されています。いったん推理に入ると周りが見えなくなるほど没頭し、こうと決めたら危ない橋を渡ることも。
同じ長野県警の大和敢助とは小学校からの同級生。雪崩に遭い行方不明になっていた敢助を強引な捜査で見つけ出した高明は、その責任を負って県警本部から所轄に異動させられており、初登場時は長野県警新野署の警部でした。後に自力で県警本部へと復帰を果たしています。
弟・諸伏景光(もろふしひろみつ)
【警視庁公安部】
CV:緑川 光さん(幼少期:金元寿子さん)
優秀で正義感が強く、優しくて生真面目な性格。降谷 零とは幼馴染で「(景)ヒロ」「(零)ゼロ」と呼び合う大親友。警察学校時代の同期でもあり、降谷の料理とギターの優れた腕前は景光の影響です。
警視庁公安部に配属された景光は黒ずくめの組織に潜入。「スコッチ」のコードネームを得る地位まで上り詰めますが、組織側にNOCであることがバレてしまい、大切な人たちの情報が入ったスマートフォンごと胸を撃ち抜いて自決します。
諸伏兄弟の関係
2人揃って聡明で、綺麗な目元がそっくりな諸伏兄弟。彼らは両親が殺害されるという壮絶な過去を持ち、高明は長野、景光は東京の親戚に引き取られ、離ればなれで暮らしていました。
それぞれ警察官を志して長野県警と警視庁に配属。両者とも実力を認められて活躍するなか、弾痕のあるスマートフォンが降谷から高明の手元に渡り、高明は弟の死を悟ります。
“人生、死あり… 修短は命なり…”
「人は死を避けられない、短い生涯を終えるのは天命である」という中国の軍師・周瑜の言葉を引用した高明。景光が警察を辞めて別の仕事に就いたと聞いて以来、音沙汰がなかったことから、おそらく警察を辞めたのではなく公安に配属されて、どこかへ潜入中に命を落としたのだという事実に至っていました。
その後、長野と群馬の県境で殺人事件が発生して合同捜査が行われた際、群馬県警の山村ミサオは推理中の高明にどこか覚えがあると感じ、幼い頃に県境の秘密基地で一緒に遊んでいた“ヒロちゃん”こと景光のことを思い出します。
「一緒に正義の味方になろう」と約束した景光が、警察を辞めたかもしれないと悲しむ山村。そんな彼に高明は「景光は警察を辞めていない」と言い、今でもどこかで正義の味方を「やってくれちゃってると思います」と山村の口調を真似て笑みを浮かべていました。
高明は誰かのために無茶をしてしまうことがあり、強くあり続ける彼の中にはどこか危なげなところも。普段は深い悲しみや喪失感をほとんど表に出さないがゆえに、彼のふとした瞬間の言葉、在りし日の弟の姿に想いを馳せる眼差しから目が離せなくなるのです。
萩原姉弟(萩原千速/萩原研二)
姉・萩原千速(はぎわらちはや)
【神奈川県警交通部第三交通機動隊小隊長】
階級:警部補
年齢:31歳
CV:田中敦子さん→沢城みゆきさん
華麗なドライビングテクニックで白バイを乗りこなす千速。逃走車をスケートボードで追跡中のコナンが突き飛ばされてしまったピンチに、白バイで颯爽と現れてジャンプキャッチし、それを目撃した毛利 蘭は彼女を“風の女神”と評しました。
公道で派手な技を披露し、同じ神奈川県警の横溝重悟から「やりすぎなんだよ」と説教されることも。千速はその重悟とは親しい間柄であり、弟・研二の親友である松田陣平の初恋相手でもあります。
弟・萩原研二(はぎわらけんじ)
【警視庁警備部機動隊爆発物処理班】
CV:三木眞一郎さん
優れた洞察力とコミュニケーション能力の持ち主。飄々としながらも、困っている人にはごく自然に手を差し伸べる優しさと正義感を持ち、細やかな気配りもできるモテ男です。一番好きな車はマツダRX-7 FD3Sで、ドライビングテクニックは天才的。
松田とは昔からの親友であり警察学校時代の同期。在学中にスカウトされた2人は、卒業後に揃って警視庁警備部機動隊爆発物処理班に配属。しかし、7年前の11月7日、研二は爆弾解体中に爆発に巻き込まれて殉職。松田とは爆発の直前まで電話で会話していました。
萩原姉弟の関係
姉弟の仲は良く、千速と研二は目元がよく似ているのも特徴的で、両者ともドライビングテクニックに秀でています。困っている人を明るく励ましながらポジティブに行動する研二は、姉の千速に対してもその優しさを見せていました。
その昔、ライブに行く予定だった千速は松田にスマホを分解されてしまい、ライブ会場で待ち合わせの友人と会うのは不可能だとして行くのを諦めようとしていました。すると、研二が“あきらめるにはまだ早いって”と言って千速をライブ会場へと連れ出し、無事に友人と会うことが叶ったのです。
一方、研二と松田は「萩(ハギ)」「陣平ちゃん」と呼び合う親友で、機械いじりが得意でバイクの修理もお手のもの。警視庁警察学校に入った2人は同期の降谷 零、伊達 航、諸伏景光と出会い、5人でかけがえのない時間を過ごしながら信頼関係を築いていきます。
その後、警視庁警備部機動隊爆発物処理班に配属された研二と松田は、後に連続爆破事件へと発展する最初の現場へ。しかし、止まっていたはずのタイマーが再び動き出し、研二は即座に周囲へ避難を伝えるも自身が脱出する猶予はなく、爆発に巻き込まれて殉職。
松田は親友との約束を果たすため、その爆弾犯を追うべく爆弾事件を担当する特殊犯係に転属を希望するも、頭を冷やすようにと刑事部捜査一課強行犯三係に異動させられてしまいます。
そして3年前、かたきである爆弾犯からの予告状を受け取り、爆弾が仕掛けられた観覧車に単身乗り込んだ松田。爆弾自体は機動隊爆発物処理班のエースである彼にとっては容易に解体できるものでしたが、人々の命を救うために自らを犠牲にし、研二の命日に殉職します。
研二と松田が犠牲となった連続爆破事件で、犯人逮捕に大きく関わったコナンは千速にとって恩人。弟のかたきをとってくれた恩を返すためならばと、被疑者追跡の際には懲戒免職も覚悟の上で全面的に協力しました。千速もまた、大切な人たちを失った一人なのです。
劇場版第25作『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』では、物語序盤で爆死した人物が捜査一課時代の松田の名刺を持っていたことから、松田の死の前日(11月6日)の動向が明かされました。萩原姉弟や松田が登場する劇場版第29作『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』では何が明かされるのか、こちらも注目が集まります。
赤井3兄弟(赤井秀一/羽田秀𠮷/世良真純)
長兄・赤井秀一(あかいしゅういち)
【FBI捜査官】
年齢:32歳
CV:池田秀一さん(少年期は梶 裕貴さん、沖矢 昴は置鮎龍太郎さん)
FBI(アメリカ連邦捜査局)に所属。FBI屈指の凄腕スナイパーであり、截拳道(ジークンドー)の使い手。常に冷静沈着で洞察力や推理力にも秀でており、何手も先を読みながら敵の謀略の裏をかきます。
黒ずくめの組織の末端にいた宮野明美に「諸星 大」という偽名で近づき、組織に潜入。徐々に頭角を現して「ライ」のコードネームを得ましたが、正体が露見して組織を離脱。組織のボスは組織を唯一壊滅できる「銀の弾丸(シルバーブレット)」と呼んで赤井を恐れているといいます。現在は大学院生の「沖矢 昴」として潜伏中。
次兄・羽田秀𠮷(はねだしゅうきち)
【プロ棋士】
年齢:28歳
CV:森川智之さん(少年期は甲斐田ゆきさん)
史上2人目の「七冠制覇」の偉業を成し遂げた若き天才棋士。しかし王将戦に敗れて六冠に後退。名前が羽柴秀吉と似ていることから「太閤名人」の愛称を持ちます。赤井家の次男ですが、高校卒業後、亡くなった羽田浩司棋士の家の養子になりました。警視庁交通部交通課所属の宮本由美の元カレでしたが、復縁して現在は同棲中。
妹・世良真純(せらますみ)
【女子高生探偵】
学校:帝丹高校2年B組
CV:日髙のり子さん
蘭や新一のクラスに転校してきた女子高生探偵。一人称は「ボク」で、中性的な容姿から初対面では男性と見間違えられることがほとんど。憧れの兄・秀一の影響で始めた截拳道は、蘭と互角に戦うほどの腕前。探偵としての洞察力や推理力にも優れていますが、2人の兄の頭脳には及ばず。愛車のヤマハ XT400E アルテシアを乗りこなします。
現在はホテルで一人暮らしと公言していますが、APTX4869を飲まされて体が縮んだ母・メアリーを匿いながら、“敵”に居場所を悟られないよう2人でホテルを転々としています。
赤井3兄弟の関係
反則級の能力を持ち合わせる赤井兄弟。両親はMI6(英国秘密情報部)諜報員の赤井務武とメアリー。17年前、羽田浩司が殺害された事件を調べるために渡米した務武が危険な相手を敵にまわしたため、赤井一家はイギリスを離れて安全な日本へ。当時メアリーは妊娠中で、秀一は15歳、秀𠮷は11歳でした。
後に秀一は消息の途絶えた父の事件の真相を探るため、アメリカへ留学。10年前、メアリーに呼ばれて日本に帰国した際、海水浴で弟・秀𠮷と7年ぶりに再会し、秀一の渡米後に生まれた妹・真純と初対面。彼らはその海水浴で幼い頃の新一と蘭に出会っていました。
大学卒業後にFBIに入った秀一は、5年前に黒ずくめの組織に潜入するも2年前に離脱。組織の企てにより秀一は来葉峠で死亡したと思われていましたが、実はコナンの策による偽装工作であり、秀一自身は「沖矢 昴」として潜伏しています。
秀𠮷は高校卒業後、亡くなった羽田浩司の夢を継ぐために羽田家の養子に。もともと秀𠮷の姓も「赤井」でしたが、高校卒業までは母の旧姓である「世良」、その後「羽田」へと変わっています。
家族で唯一、兄の生存を知っているという秀𠮷は兄との連絡専用の携帯を所持。記憶力、洞察力、推理力に抜きん出た秀𠮷を高く評価している秀一は、彼を「世界一のブレーン」と称しています。秀𠮷本人も記憶力について“世界一”と自負。
兄たちと少し年が離れている真純は、秀一を「秀兄(しゅうにい)」と呼び、初対面の時から秀一に強い憧れを抱いていました。真純の成長した姿に秀一が微笑む場面もあり、自身の生存を真純に明かさないのは、できる限り妹を巻き込みたくないからとコナンに説明しています。また、真純は秀𠮷のことを「𠮷兄(きちにい)」と呼び、頭の切れる秀𠮷に推理の相談をすることもあります。












































