2018/10/13 17:00

【連載】TVアニメ『ゾンビランドサガ』スタッフ陣が明かすプロジェクトの全貌【SAGA:02】

「ゾンビ」×「アイドル」×「佐賀」の史上初のコラボで早くも世間をざわつかせている話題作『ゾンビランドサガ』。アニメイトタイムズでは放送を記念して、前回よりインタビュー連載企画「ゾンビランドサガ広報誌」をお送りしています。

今回は境 宗久監督、キャラクターデザイン・深川可純さん、MAPPA・大塚 学さん、Cygames・竹中信広さんのスタッフ座談会です。皆さんが気になる制作の経緯や秘話などをたっぷり語っていただきました!

※※※第2話のネタバレを含んでいます。本編視聴後にご覧いただくことをお勧めします※※※

<連載バックナンバー>
【SAGA:00】宮野真守×本渡 楓
【SAGA:01】宮野真守×本渡 楓
【SAGA:02】境 宗久×深川可純×大塚 学×竹中信広
【SAGA:03】境 宗久×三石琴乃×高戸靖広
【SAGA:04】本渡 楓×田野アサミ×種田梨沙×河瀬茉希×衣川里佳×田中美海
【SAGA:05】有浦定幸×近野顕次×田中美海×竹中信広
【SAGA:06】本渡楓×河瀬茉希×田中美海


さくらとサキのラップバトルが印象的だった第2話
――まず第2話を振り返ってみての感想や印象的なシーンを教えてください。

境 宗久監督(以下、境):第2話はラップしか印象に残らないような(笑)。あのラップを最初に言い出したのは大塚さんだっけ?

MAPPA 大塚 学さん(以下、大塚):そうですね。1話がデスメタルだったので、ラップバトルでいこうかと。

境:そこでさくらとサキのラップバトルに。

大塚:個人的に「じいちゃんばあちゃんてめえらもだYO!」からのテンポアップが印象的で。音楽と絵が合わさって映えたシーンになったなと思って。それまでのさくらの表情と変わってて……。

境:すごくイキイキしてて。

キャラクターデザイン 深川可純さん(以下、深川):そのくらい振り幅がないと。この作品は振り幅があるところが楽しいから、ああいうところはどんどん遊んでいきたいね。

――第1話のラストでたえ以外のメンバーが覚醒した直後のお話でもありましたね。

境:初めてさくら以外のメンバーの個性が見えてきたかな。とりあえず愛と純子とサキは。この後、リリィやゆうぎりの個性も出てきますけど。

大塚:お話を考えているときはみんながどのタイミングで目覚めるかを探っていて。でも目覚めないとやっていることが一緒になっちゃうから。

Cygames 竹中信広さん(以下、竹中):1人ずつ目覚めさせることも考えていたけど、話が進まないねと。

境:だから、たえ以外、みんな目覚めさせちゃった。

竹中:それがいい流れを作ってくれたと思います。

境:2話でさくらは戸惑いながらも振り回されるという展開はおもしろいかなと。

――2回目のライブシーンは佐賀城でのイベントでした。

境:佐賀城はわかりやすく天守閣があるわけでなく……。

竹中:平屋の本丸御殿なので、1階だけで。その大広間を使っていて。実際にジャズライブとかもやっていると聞いたので、ここでやってみようかという話になりました。

深川:さすがにラップバトルはないと思いますけど(笑)。

大塚:ふすまがいっぱいあったから、1枚ずつバタン、バタンと開いていく時代劇みたいなことをやりたいなって。

竹中:ゆうぎりがやったらおもしろいかなって。

大塚:でもそんな話にはならなくて(笑)。

 
着想は今までにない、おもしろいアイドルものを。佐賀県も前面に
――『ゾンビランドサガ』の着想&制作までの経緯を教えてください。

竹中:企画の着想を得たのが今から4年くらい前で。外からいろいろな企画を持ち込まれて、アイドルものもあった中で、「自分だったらどういうアイドルものをやるかな?」と考えた時、せっかくなら違ったものをやりたいなと。

「ゾンビがアイドルをやるのはどうだろう?」と、別件で会った大塚さんに、帰りのエレベーターの扉の締まり際に話したら、「おもしろいね。じゃあ今度、企画しようか?」と。それで終わりかなと思っていたら「企画書いてみるよ」と言われて。

大塚:ゾンビとアイドルでやろうかと。最初に仮タイトルは『アイドルゾンビ』でした(笑)。

境:たまにそのタイトルがアフレコ台本に残っていることがあって、あわてて消して。

竹中:今日もあったよね。今回さくら達は1号、2号と名乗っているけど、元々、アイドルって匿名性があるじゃないですか? 死んだ人間が別の名前を語ってもドラマが展開できるなと思って。

またアイドルは生き様でもあるから、死んだ人間がアイドルとして本気で生きるのはちょっとズレているし、きちんとドラマが作れそうだなと。それだけで発言したんですけど、大塚さんがのってくれたから形になったと思います。

――その上に「佐賀県」がのっかったわけですが……。

大塚:竹中さんと一緒に進めていたけど、Cygames社の稟議になかなか通らなくて。

竹中:社内的に承認が下らなくて。その時、弊社の代表が佐賀県出身ということもあり、佐賀県のアニメを作ってほしいという依頼を受けて。「あれ? くっつければいけるんじゃない?」と(笑)。

大塚:まだシナリオを作る前ですよね。

境:構成が段々できてきたあたり。

竹中:3年前にロケハンに行って。

大塚:もうシナリオハンティングだったよね。

竹中:その時には僕の想いを伝えて、うちの社長にも一緒にロケハンに来てもらって。佐賀県に行ったら紹介したいところがいくつかあるとも言われていたので。

大塚:ドライブイン鳥とか。その辺りで運命のタイトルも変わって。

竹中:僕らも作っていくうちに、もはやアイドルものではないんじゃないかという話もあり。

大塚:若干、その時の風潮とかも気にして。タイトルでアイドルというのは(普通なんじゃないかと)。

竹中:『ゾンビランドサガ』のほうが響きとしておもしろいんじゃないかと。

境:最初は『アイドルゾンビ』でいいじゃんと思っていたけど、ありきたりと言えばありきたりだし。

竹中:あと一般的なアイドルものからはそれてしまっているし、『アイドルゾンビ』だと見てくれる人を狭めてしまう可能性もあるかなと思って。できれば広い層に、1話だけでもいいからまず見てもらいたいという想いもあり、佐賀を前面に出したかった部分もありました。

 
ギリギリまで悩んだ事前のプロモーション展開
――PVやHPなどで放送前まで本格的なゾンビ作品と思わせてから、1話で驚かせる手法は狙っていたんですか?

大塚:あの隠す感じになったのは宣伝のアイデアによるもので。

竹中:ギリギリまで悩みましたね。

境:1話の導入自体はだいぶ初期から決まっていたけど。

大塚:企画を立ち上げた時点からあの入りは決まってて。

境:ぶっ壊していこうというのがあったから。

竹中:それを悪いように捉えられないようにするにはどうするかは考えたつもりで。オンエアまでは出さないでいこうと提案したら、みんなもしっかり考えたうえで「それでいこう」と言ってくれて。

――放送前のPVなど反響や期待感も大きかったようで。成功だったのでは?

境:PVでは何も説明してないのに。

大塚:でもPVに勢いはあったしね。



竹中:皆さんにいい意味での期待を裏切れていたらいいですね。

 
作品を支えるスタッフ陣が決まった経緯
――今回のスタッフ組みはどのように決まっていったのでしょうか?

大塚:竹中さんと企画を作っていく中で、監督が一番最初に決まったんですよね。まだ企画も固まらないうちから監督に相談して。深川さんは監督の紹介で。

境:まずコンペをいくつかやってもらって。

大塚:「萌えキャラ」をお題にしたのに8等身くらいのキャラを描いてきて(笑)。

竹中:今とは全然違う、カッコいいキャラで。

境:『セーラームーン』みたいな。

竹中:アレを見た瞬間、みんなで「いいね」って。

大塚:でも企画的には表ではかわいい感じにして、というギャップを考えていたので、深川さんに「かわいいほうにしてもらえますか?」と頼んだらキレられるという(笑)。改めて企画内容を説明したら納得して描いてくれて、みんなで「これでいこう」と。

大塚:シリーズ構成は結構、苦労しましたね。何人かの方と挑戦してみたけど、ゾンビへのリスペクトと愛が強すぎて。

竹中:ロメロ(ゾンビ映画の第一人者のジョージ・アンドリュー・ロメロ)式なほうに話が寄りがちになっちゃって。ベースはコメディがいいなとお話ししていたけど、全体的にシリアスで重い方向にいっちゃって。

大塚:そこでうちでよく仕事をしてもらっている村越(繁)さんに、シリーズ構成は初めてになるけど、ギャグもコメディも得意だからと参加してもらいました。

境:音楽の高梨(康治)さんはデスメタルが大好きだからというのがきっかけで、あとはこの子達の生き様がロックだからロックな部分を前に出しながら、かわいい部分とバランスよくできたらと思って。

 
キャラデザの深川さんはアフレコも皆勤賞で参加するほど思い入れ深い作品
――深川さんはお話をいただいた時、どう思われましたか?

深川:私、MAPPAという会社が怖くて(笑)。『残響のテロル』とか私の中では作画アニメというイメージがあって、画力でぶん殴ってくるような。私はそういうアニメをあまりやったことがないので、いいのかなって。

でも大塚さんが最初に「スタッフみんなで作って行けるような現場にしていきたい」とおっしゃっていたので、「やりたい、やりたい!」と。

境:シナリオ打ち合わせにも出てきてるしね。

竹中:キャラクターデザインの人が出てくるのは珍しいよね。

大塚:アフレコも皆勤賞だし。

――深川さんが苦労された点は?

深川:まず私がキレたという発言の説明ですが(笑)、萌えアニメだったら私を使う必要はないかなと。でも実際に描いてみると「可能性を感じる」と監督からのありがたいお言葉をいただいたので、「萌えキャラかー」と思いながらも萌え絵を勉強しつつ。元々、描く絵が萌え絵ではないので、苦労したのはそこくらいかな。あとはデザインを上げたら即OKみたいな。「マジか!?」と(笑)。

――キャラを描く際にゾンビ化した姿もイメージしながら描かれたのでしょうか?

深川:私は、ゾンビという名のマスコットキャラかなというイメージでした。ただかわいい女の子がボロボロになっているのは違うと思って。ゾンビはゾンビ色してないといけないし、かわいくてもダメだなと。

境:お願いする時、「あまりゾンビとしてグロいほうにいかないように」とか、「ゾンビだけどかわいい部分もありつつ」という、不気味さとかわいさを兼ね備えてという話をしました。

竹中:僕もかわいくと言ったけど、今のがいいバランスだなと思っていて。正直、ゾンビパターンを描くことになった時、すごいゾンビが来るんじゃないかなと構えていたところにかわいいのが来たから。

大塚:トータルで工夫されていて、ロメロが変身するけど時と場合によるというルールができていて。女の子たちも見る人によってはゾンビに見えたり。

竹中:犬種も変わっているしね(笑)。

 
深川さんのデザインからシナリオに反映も
――逆に深川さんがやっていてうれしかったこと、楽しかったことは?

深川:描くのは楽しさしかなくて。ほぼリテイクもないし。うれしかったのが、1話から幸太郎の胸ポケットのゲソがお話で触れられていて。デザインに触れられることって珍しいし、みんなで作っている感があって。

大塚:時間を掛けて脚本を作っていたので、3回くらい1話に戻ったりして。

境:文字だけで作っていると出てこない展開で。シナリオ打ち合わせにも出てもらいながら、デザインも出してもらいながらという行ったり来たりがあったからできた展開かなと思います。

深川:確かに。デザイン先行で、村越さんにも遊んでいただいたのが楽しくて。

竹中:幸太郎のコスプレしてほしいですよね。ゲソ挿して。そして本当に匂うことを感じてほしい(笑)。

大塚:先行試写会の時もすごく匂ってた(笑)。

深川:でも宮野(真守)さんの幸太郎はそのままだったのでビックリしました。



大塚:あて書きしたのでは? と思うくらい。

境:再現度も高くて、イメージ通りだった。深川さんのデザインは個性的で、7人の女の子のそれぞれの個性もわかりやすく立っていて。デザインが上がってくるたびに楽しみで。深川さんのゾンビはゾンビ特有のせつなさ、不気味さの中に背負っているものや過去なども入っているなと思って。

深川:えっ!?

境:でもかわいらしくまとまっていて。死因とかも考えながらデザインしているじゃないですか?

深川:そうですね。

竹中:あと最初に描いていたゾンビが、みんな猫背のゾンビ立ちしてて。

深川:1話でしか使わなかったけど(笑)。

竹中:最初に愛の髪に付いている花の意味とかいろいろ聞いたよね?

深川:普通の人が考えられないデザインをやらねばという使命感が。もし私が誰でも描ける萌え絵を出したら鼻で笑われそうだし。

境:僕らが悪い人ばっかりの前提。

一同: (爆笑)

 
こだわりポイントは萌え方向にいかない。キャラは「こんな伝説のアイドルは?」から着想
――制作でこだわった点は?

境:萌えの方向にいかないようにかな。絵はかわいくまとめてもらうけど、話的にはドラマがあって、アイドルを目指して頑張る熱血さなどをまじめにやりつつ、それをすべてギャグやコメディに落とし込んだりする作り込みは頑張りました。

ギャグって難しいですよね。先日の先行上映会でもこっちが必ず笑うだろうと思ったところで笑いが起きなかったり、予期せぬところで爆笑が起きたり。

大塚:あとはテンポ感ですよね。あえて詰め込んで、ドライブ感みたいなものを楽しんでもらおうと考えました。2話なんてシナリオが92ページありましたからね。そんな話数ばかりで。

境:だから段取りは極力なくして、不要な説明は入れないで、いきなり展開させて。

竹中:ツッコミどころ満載で。2話でも「何でいきなりラップ!?」みたいな(笑)。

深川:急にラッパーが来て。

大塚:本当は地元の不良に絡まれるはずが、その要素が吹っ飛んで野生のラッパーが現れるという。どんな街だよって(笑)。

――キャラクターの設定や構築していく上でのポイントは?

竹中:まずは設定ですよね。どういうキャラのアイドルグループを作ろうかと考えた時、死を扱っているから昭和と平成のアイドルを作って、意見のすれ違いを描こうかとか。

大塚:あと伝説を持ったチームにしようと、ホワイトボードに思いつくままにいろいろなアイドルを。ハリウッド女優とかもあったよね。

境:双子キャラとか。首を取り換えることができると。

大塚:ゆうぎりは初めから強かったね。

竹中:伝説の花魁という響きがおもしろくて。

大塚:それだけで1つ話が作れそうだし。

竹中:あとは消去法で、組み合わせとして何がおもしろいのかと。「伝説の~」が決まってから肉付けをしていった感じです。

 
幸太郎は宮野さんしかいない。さくら役は一番難航
――キャスト陣を選んだポイントは?

大塚:宮野さんは音響制作のスタッフから提案されて、みんなも納得して。

――宮野さんは、収録時はお任せだったと言っていましたがイメージ通りだったと?

境:イメージどうこうよりも聴いた瞬間に「これが幸太郎だ」と。

竹中:収録前までドキドキしてましたよね。「本当に大丈夫かな」とか「笑えるのかな」とか。

大塚:でも宮野さんはバッチリで。

境:テストの時から笑いっぱなしだった。

竹中:「やってもらってよかった」って。

大塚:女の子たちもたえ以外オーディションで。あと最初から決まっていたのは警官の吉野裕行さんくらいで(笑)。

深川:一番さくらを決めるのが大変でしたよね。

境:他のキャラは割と個性がはっきりしていて、イメージしやすかったけど、さくらはみんな迷っていて。

竹中:でもオーディションでバシっとハマって。

――さくらは唯一、「伝説の~」と付いていないように普通の子だけど、ツッコミ役であり、ひっぱる役でもあって。

大塚:1~2話では全然、普通の子じゃないですからね。だいたいのことできちゃうじゃんって(笑)。

 
「~もの」に属さないアニメに。懐かしさを感じる音響もピッタリ!
――実際の映像をご覧になった感想は?

境:企画が動き始めてから長く携わったので、深川さんの絵がやっと動いたと。段々出来上がっていく絵を見ている過程でもワクワクしていたし、「もっといろいろなことができる」という可能性も見えてきて。そこから拾ったことを今も積み重ねて、反映させているので、まだまだ楽しい映像が作っていけるかなとワクワクしてます。

竹中:僕は企画を通して、ずっと好きなことを言って、みんなを困らせている立場で、監督は僕が言ったことを真剣に考えながら形にしようとしてくれて。でき上がった映像を見たらおもしろくて、僕好みのものになっていたけど、同時に不安もあって。「これをみんなはちゃんと笑ってくれるかな?」と。あまり既視感がない作品になっているので、おもしろいかどうかの前に受け入れてもらえるのだろうかとも思っていて。

深川:「~もの」というジャンルのどれにも属さないアニメになりましたよね。

竹中:「ゾンビもの」「アイドルもの」と呼べるかもしれないけど、見てもらえばそうじゃないことはわかると思うので。ひと言で言い表せないものはちょっと難しいかなという気もしていて。

大塚:それがいいなと思うし、打ち合わせや本読みの時からイメージしていたけど、完成するとそれとはまったく別のものになっていて。でもやりたいと思っていたことはちゃんと実現されていて。みんなでいろいろアイデアを出し合って、想像を超えたものができたかなと。

境:みんなと意見を取りまとめたうえで、自分がおもしろいというやり方でやっていくしかなくて。みんなの顔色をうかがいながら作ってもおもしろいものにはならないと思ったから。

大塚:音響も当初のイメージとは違うけど、凄く良くして。SEの使い方とか。若干、懐かしい感じもあって。

深川:私もいいと思います。

竹中:2話とか特にその辺が出ていて。

大塚:OPにサブタイトルがど~んと出て、絵にガンガン、クレジットをかぶせていくスタイル(笑)。

竹中:そしてSEをのっけるスタイル(笑)。

大塚:最近やったことがなかったから新鮮だった。

境:昔、子供の時、こういうのを見たなという。

竹中:時代を超えたアニメだからやっちゃおうかって。

境:そこがうまくのっかった気がする。

大塚:偶然だけどおもしろい化学反応が起きたと思います。

 
ハイクオリティな歌と実在する佐賀県の描写もリアルに
――OP曲やED曲、挿入歌のクオリティも素晴らしいですね。

深川:ビックリしますよね。

境:すごくいいものを上げてもらって。こっちは結構難しいことを言っているのに。

竹中:しかも1曲に対して、みんな違うことを言っても、言ったことを一生懸命考えて、納得する形にしてくれて、感謝してます。OP曲も二転三転しましたしね。

――そして佐賀の描写もかなり忠実に。

竹中:それは弊社が完全に押し付けているわけですけど(笑)。

大塚:何か特別に狙っているわけではなく、自然にやってますよね。

境:特に観光地ばかり巡っているわけではないですからね。

竹中:佐賀県のフィルムコミッションにもご協力いただいて、こちらの希望を伝えたうえで案内してもらっているので、普通だったら選ばない場所も入っているのがいいのかなと。2話の寿通り商店街とか。アニメが放送されたらこの喫茶店も満員になるんじゃないかなとか話していたけど……。

大塚:今はなくなっちゃって。間に合わなかった。アニメで復興させようと思っていたのに。

境:でも映像に残せてよかったかなと思います。

 
テンポよく、様々な要素を詰め込んだガチで楽しいアニメ。サブやゲストキャラにも注目
――『ゾンビランドサガ』の魅力と今後の見どころを教えてください。

境:テンポよく、いろいろな要素を詰め込んで、笑いもあり、熱血もありと。軸があるドラマの中で、翻弄されるキャラたちの様子がおもしろく見せられたらいいかなと思っています。見どころは女の子たちがゾンビという枷(かせ)を背負って、どう生きていくのか、それをどう描いていくのかを見ていただけたらと思います。

竹中:僕は立場的に、佐賀の場所がいっぱい出てくるので楽しみにしてください。特に佐賀県に住んでいる方は「あの場所が出てる!」と。そしてお友達などにも教えてあげてください。と言っておきます。

深川:見てほしいところは、ゲストキャラやサブキャラのデザインを楽しみながら描いていて、それにのっかって演出さんたちもおもしろくアレンジしていただいて。毎回サブキャラがいることですごいことになっていたりするので、注目して見ていただけたら。

大塚:3話もそうですが、各話数でいろいろな歌や踊りが出てきて。コメディではあるけど、その辺はガチでやっています。キャラの個性に合わせた曲や音楽シーンを楽しみにしてください。

 
第3話はメンバーたちの行動とたえの活躍に乞うご期待!
――第3話の見どころを教えてください。

境:サキがやる気になって、アイドルグループがどう動き出していくのか、サキ以外のキャラがメンバーたちとまとまっていたり、関係性がどうなっていくのかを見ていただけたら。

大塚:あとはたえの活躍ですね(笑)。

竹中:運命を決めるような。あと予告でちょっと匂わせてますが、アイドル感を急に出してくるかも。

大塚:あのダンスシーン3Dは何なのか? みたいな(笑)。

――1話でデス娘、2話ではグリーンフェイスになりましたが、3話ではどんなユニット名に?

竹中:グリーンフェイスのままじゃないですか?(笑)

境:彼女たちのドラマとパフォーマンスに注目してください。

 
作品情報
■オリジナルTVアニメ『ゾンビランドサガ』


【放送情報】
AbemaTV:10月4日より毎週木曜日23:30~
AT-X:10月4日より毎週木曜23:30~
TOKYO MX:10月4日より毎週木曜日24:00~
サンテレビ:10月4日より毎週木曜日24:00~
BS11:10月4日より毎週木曜日24:30~
サガテレビ:10月5日より毎週金曜日25:25~
TVQ九州放送:10月5日より毎週金曜日26:58~

〇リピート放送
AbemaTV:10月5日より毎週金曜日25:30?ほか
AT-X:10月6日より毎週土曜日15:30~
10月7日より毎週日曜日22:30~
10月10日より毎週水曜日7:30~

【STAFF】
原作:広報広聴課ゾンビ係
監督:境宗久 (劇場版『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』)
シリーズ構成:村越繁 (アニメ「シドニアの騎士」)
キャラクターデザイン:深川可純(アニメ「アイドリッシュセブン」)
美術監督:小倉一男
撮影監督:柳田貴志
色彩設計:佐々木梓 
編集:後藤正浩
音楽:高梨康治
音楽制作:エイベックス・ピクチャーズ
音響制作:dugout
アニメーション制作:MAPPA

オープニングテーマ:徒花ネクロマンシー
エンディングテーマ:光へ
アーティスト:源さくら(本渡楓)、二階堂サキ(田野アサミ)、水野愛(種田梨沙)、紺野純子(河瀬茉希)、ゆうぎり(衣川里佳)、星川リリィ(田中美海)

【CAST】
巽幸太郎:宮野真守
源さくら:本渡楓
二階堂サキ:田野アサミ
水野愛:種田梨沙
紺野純子:河瀬茉希
ゆうぎり:衣川里佳
星川リリィ:田中美海
山田たえ:?
警察官A:吉野裕行
ロメロ:高戸靖広

TVアニメ「ゾンビランドサガ」公式サイト
TVアニメ「ゾンビランドサガ」公式ツイッター(@zombielandsaga)

(C)「ゾンビランドサガ製作委員会

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