この記事をかいた人

- タイラ
- 99年生まれ、沖縄県出身。コロナ禍で大学に通えない間「100日間毎日映画レビュー」を個人ブログで行いライターに。

本作には、麦わらの一味の他にも、シャンクス、トラファルガー・ローといったその他海賊や、海軍の隊員たちなど様々なキャラクターが登場します。
劇中で新たなキャラクターが登場するたびに、名前を呼んだり、推しポイントを叫び、みんなで楽しめるのが応援上映の醍醐味! もちろん、本会場でも様々な声援が飛び交い、中にはキャラクターのセリフにテンションが上り、思わず叫んでしまう方も。鑑賞時のドキドキ・ワクワクを共有し、一体感を持って楽しんでいる様子が伺えました。
この日、ウタに続き多くの声援を浴びていたのは、津田さんが演じるウタの育ての親・ゴードン。「ウタ誕生祭」にて名塚さんが、ウタはゴードンの優しさに気づきながらも素っ気ない態度を取ってしまうのが少し可哀想だと語り、津田さん本人もゴードンを応援して欲しいと仰っていたこともあり、ゴードンの登場シーンでは必ず大きな声援がかけられます。今回の応援上映で、ゴードンのファンになった方も多いのではないでしょうか。
本作終盤では、ルフィらとシャンクスらが協力して戦うというファンにはたまらないシーンが描かれ、会場中が熱狂! 手に汗握る戦闘シーンを、声を出しながら皆で応援します。
ゴードンの、「ウタを助けて欲しい」という涙ながらの願いに、ルフィが「当たり前だろ!」と答えるシーンでは拍手が巻き起こり、盛り上がりは最高潮。続く、圧巻の戦闘シーンが更に際立ちました。
ウタが「風のゆくえ」を静かに歌うと思わず涙を流す観客の方もいらっしゃいました。エンドクレジットでは、彼女の歌を楽しむキャラクターたちの姿が描かれ、ウタが居なくなってしまった後も彼女の曲は残り続け多くの人に希望を与えていることがわかります。
そして、最後にはルフィがウタのことを思い出し「海賊王に俺はなる!」と叫びます。ウタもルフィも思いは近いのではないでしょうか。「新時代」を目指してルフィは冒険を続けるのでした。
盛大な拍手の中、劇場に明かりが灯ると、名残惜しそうにシートから中々立ち上がれない方、ハンカチで目元を拭う方、楽しそうな笑顔を浮かべ感想を語るお子さんなどが見受けられる、素敵な雰囲気に。
ライブでの興奮、バトルでの熱狂、そして感動的な物語を一体となって楽しんだ来場者の皆さんは万感の思いで劇場を後にし、『ONE PIECE FILM RED』声出し先行応援上映「ウタ LIVE in 映画館」は閉幕となりました。
10月20日からは、本作の再上映がスタートするので、皆さんも、ぜひ劇場に足を運び、もう一度本作の物語、ウタの歌唱を楽しんでみてはいかがでしょうか?

99年生まれ、沖縄県出身。コロナ禍で大学に通えなかったので、「100日間毎日映画レビュー」を個人ブログで行い、ライターに舵をきりました。面白いコンテンツを発掘して、壁に向かってプレゼンするか記事にしています。アニメ、お笑い、音楽、格闘ゲーム、読書など余暇を楽しませてくれるエンタメや可愛い女の子の絵が好きです。なんでもやります!
