『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』保志総一郎さん、田中理恵さん、石田彰さんら出演声優陣が今の心境や見どころを語った公開記念舞台挨拶をレポート
18年分の『ガンダムSEED』愛が詰まった作品になっている
お次は本作の楽曲が話題の中心に。主題歌である「FREEDOM」を担当している西川さんに話を伺っていくと、主題歌も素晴らしいと前置きしつつ、作中で流れる劇伴の素晴らしさも味わってほしいと語りました。加えて本作では組曲を映像として一斉に浴びているような感覚があり、ひとつの生き物として作品を耳や目で届けられたらとも。
森崎さんは完成した映像を見てガンダムならではの効果音に注目したそうです。主題歌や劇伴だけでなく、劇場ならではの音響で楽しむ作中の効果音も見どころになりそうです。
上坂さんには、『ガンダムSEED』シリーズの現場に新たに入る際に、緊張感があったかどうかが問われました。この質問に対して上坂さんはあったと一言。『ガンダムSEED』シリーズは声優になってから視聴したそうですが、その過酷な物語に驚いたことや、見る人によって心に残るシーンが違うついつい語りたくなる作品だと感じたそうです。
そして、そんな人気シリーズの新キャラクターであるイングリット役を務めることになり、劇場版の短いストーリーの中でどれくらい彼女を表現できるのか不安があったそうですが、最終的には参加できて良かったと思うことができたとのこと。
また、上坂さんからはひとつ注意事項が。なんと本作の試写会の後に新年会の予定を入れていたそうなのですが、試写会後の新年会では何を飲んでも一切酔わなかったのだとか。本作はそれくらい魂を持っていかれるそうなので、見終わった後の予定には気を付けたほうがいいかもしれません。
ここでMCより、2月18日(日)に開催される公開記念イベント「機動戦士ガンダムSEED FESTIVAL ~FREEDOM 新たな未来(とき)へ~」の新情報として、入場者特典の14色に光るハロのペンライトが発表。西川さんやオフィシャルサポーターソング「Reborn」を担当する玉置成実さんのライブが予定されていますので、このアイテムを振って楽しんでみてはいかがでしょうか。
続いてマスコミ向けのフォトセッションを行ったところで、保志さんの「フリーダム!」の掛け声に観客が「行きます!」と返すコール&レスポンスを実施。そして最後に保志さんから「18年分の『ガンダムSEED』愛が詰まった作品になっていると思います。ぜひ堪能してください!」とのメッセージがあり、本イベントは幕を閉じました。
公開から2日間で観客動員数50万人、興行収入7.7億円を突破する大きな盛り上がりを見せている本作。まだご覧になられていない方はもちろん、既にご覧になった方もぜひ何度でも劇場へ足を運びキラたちの活躍を目に焼き付けましょう!
『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』作品情報
あらすじ
デュランダル議長の死により、デスティニープランは消滅したが、同時に大戦終結後の世界を安定させる指標は失われた。
各地で独立運動が起こり、ブルーコスモスによる侵攻はくり返され、人々はさらなる戦乱と不安の最中にあった。
事態を沈静化するべく、ラクスを初代総裁とする世界平和監視機構・コンパスが創設され、キラたちはその一員として、各地の戦闘に介入する。
そんな折、ユーラシア連邦からの独立を果たした国・ファウンデーション王国から要請があった。ブルーコスモス本拠地へのコンパス出動を求めるものだ。
要請を受け、キラたちはラクスを伴い、ファウンデーション王国へ向かう。
キャスト
ラクス・クライン:田中理恵
アスラン・ザラ:石田彰
カガリ・ユラ・アスハ:森なな子
シン・アスカ:鈴村健一
ルナマリア・ホーク:坂本真綾
メイリン・ホーク:折笠富美子
マリュー・ラミアス:三石琴乃
ムウ・ラ・フラガ:子安武人
イザーク・ジュール:関智一
ディアッカ・エルスマン:笹沼晃
アグネス・ギーベンラート:桑島法子
トーヤ・マシマ:佐倉綾音
アレクセイ・コノエ:大塚芳忠
アルバート・ハインライン:福山潤
ヒルダ・ハーケン:根谷美智子
ヘルベルト・フォン・ラインハルト:楠大典
マーズ・シメオン:諏訪部順一
アウラ・マハ・ハイバル:田村ゆかり
オルフェ・ラム・タオ:下野紘
シュラ・サーペンタイン:中村悠一
イングリット・トラドール:上坂すみれ
リデラード・トラドール:福圓美里
ダニエル・ハルパー:松岡禎丞
リュー・シェンチアン:利根健太朗
グリフィン・アルバレスト:森崎ウィン
ギルバート・デュランダル:池田秀一
(C)創通・サンライズ
拗らせ系アニメ・ゲームオタクのライター。ガンダムシリーズをはじめとするロボットアニメやTYPE-MOONを主に追いかけている。そして、10代からゲームセンター通いを続ける「機動戦士ガンダム vs.シリーズ」おじ勢。 ライトノベル原作や美少女ゲーム、格闘ゲームなども大好物。最近だと『ダイの大冒険』、『うたわれるもの』、劇場版『G-レコ』、劇場版『ピンドラ』がイチオシです。