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- 逆井マリ
- 神奈川県横浜市出身。音楽フリーペーパー編集部を経て、フリーのライターとしてインタビュー等の執筆を手掛ける。

──第二十五話のアフレコで特に印象的だったエピソードや、清霞を演じる中で心に残ったシーンがあれば教えてください。。
石川:捕えられて監禁されているシーンは印象的でした。窮地に立たされて一番に考えているのはやはり美世のことなのだと、彼の愛の深さを改めて再認識させられるシーンでした。
──その他、アフレコで印象的だった他キャストとのやりとりや、ディレクションなどございましたら教えて下さい。
石川:二期では美世が赤面しながら照れるシーンが散見されるのですが、そのシーンを演じる際の上田さんが美世のように顔を真っ赤にしながら「こういうの恥ずかしいですね…」と言っていたのがさすがに印象に残りました。
──第2期で登場するキャラクターの中で、ご自身以外で特に気になるキャラクターや注目しされていたキャラクターを教えて下さい。
石川:甘水は本当に印象的かつ、僕にとってはとてもかっこよく写っていました。
内田さんのお声とお芝居もさることながら、愛した女性のために自分の人生の全てを捧げている姿に手に汗を握りました。
やり方は間違っていたとしても、その愛は間違っていなかったと思うと胸が苦しくなります。
──キネマシトラスさんの繊細な映像をリスペクトされている石川さん。今期の映像で特に印象的だったシーンや、心に残った演出があれば教えてください。
石川:戦闘の作画の迫力ももちろんのことながら、この作品における重要なポイントである、2人が心を通わせるシーンでの繊細な作画が心に染み渡りました。
2人の距離感を表現しているような繊細な背景と、積み上げてきた時間の中で変化していく表情。
そして、キャラクターの瞳に宿る感情に胸打たれました。
──さまざまな困難をふたりで乗り越えていった美世と清霞。石川さんが清霞に声をかけるとしたら、どのような言葉をかけてあげたいと思いますか?
石川:頼り頼られ、支え合いながら、末永く、美世と幸せに。
──いよいよ次回は最終回となります。楽しみにしていて欲しいところなどを教えて下さい。
石川:久堂清霞を演じさせて頂きました、石川界人です。
『わたしの幸せな結婚』もついに二期の放送が終わろうとしています。
第一期では出会いと過去の清算が語られてきましたが、今期では美世も清霞も大きく成長し、手を取り合いながら前に進んできました。
そんな2人に立ちはだかる強大な壁との戦いがどのように決着するのか、そしてその先に2人がどのような選択をするのか、ぜひご注目ください。
[構成・逆井マリ]

神奈川県横浜市出身。既婚、一児の母。音楽フリーペーパー編集部を経て、フリーのライターとしてインタビュー等の執筆を手掛ける。パンクからアニソン、2.5次元舞台、ゲーム、グルメ、教育まで、ジャンル問わず、自分の“好き”を必死に追いかけ中。はじめてのめり込んだアニメは『楽しいムーミン一家』。インタビューでリアルな心情や生き方を聞くことが好き。
