『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』ラクス・クライン生誕記念舞台挨拶レポート|ラクス・クラインとオルフェ・ラム・タオのとあるシーンについて、田中理恵さん、保志総一朗さん、下野紘さんが大激論!
福田監督から田中さんへ宛てたお手紙で『SEED』『SEED DESTINY』当時の裏話も明らかに
トークパートがひと段落したところで、サプライズとして福田監督から田中さんへ宛てた手紙をMCが代読。福田監督は20年以上ラクスを演じてくれた田中さんへの感謝を述べていました。
また、『SEED』や『SEED DESTINY』当時のエピソードもいくつか披露。フレイ・アルスター役のオーディションの際に田中さんも候補として残っていたそうで、その結果を受けてシリーズ構成・脚本としてシリーズに関わられた両澤千晶さんが「ラクスが演じられる人はフレイができる人だけ」とラクス役に田中さんを推したことなど、様々な裏話が明らかに。
その後、オルフェもラクスと同じ誕生日ということで、下野さんにも祝福の言葉がありました。これを受けて今ではなく会った時に直接言ってくれればと下野さんが発言すると、何とこのサプライズには続きがあり、手紙だけでなく花束を届けたいと福田監督ご自身が会場に現れました。
田中さんと下野さんに花束が贈られたところで、福田監督から本作をご覧になってくださったファンのみなさんへ感謝の言葉がありました。さらにズゴックが立ち上がるシーンを撮影後のチェックデータで見て大笑いしたことなど、制作に関する裏話も話してくれました。
加えて先ほどの「キラとオルフェが似たもの同士」であるという話題を補足する形で、時系列的にはキラがオルフェに似ているとコメント。同じ話を主題歌「FREEDOM」をプロデュースした小室哲哉さんにもしたところ共感を得られたそうで、遺伝子的にも財力も何もかもオルフェの方が優れているのにキラが選ばれる、そういった物語を踏まえて制作されたのが中島美嘉さんが歌う挿入歌「望郷」だったことも明かしました。
ここで、マスコミ向けのフォトセッションのため声優陣がいったん降壇。その間はなんと、福田監督がトークで繋いでくださるということで、集まったファンのみなさんの質問に福田監督がこの場で直接答えてくれるサービスタイムが繰り広げられました。
ファンのみなさんにとってもサプライズとなったこの時間が終わったところで、声優陣が再登場してフォトセッションを実施。ここではラクスのハロである“ピンクちゃん”をあしらったバースデーケーキが登場し、集まったファンのみなさんとラクスの誕生日を祝う一幕も見られました。
そろそろイベント終了の時間が近づいたところで、田中さんから4DXやMX4Dの告知、「これからも『ガンダムSEED』シリーズをよろしくお願いします」とのメッセージがあり本イベントは幕を閉じました。
公開から2週間で興行収入20億円目前となった本作。まだまだ盛り上がりを見せることと思いますので、もうご覧になった方はもちろん、これから『ガンダムSEED』シリーズに触れる方もぜひ一度劇場に足を運んでみてはいかがでしょうか。
『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』作品情報
あらすじ
デュランダル議長の死により、デスティニープランは消滅したが、同時に大戦終結後の世界を安定させる指標は失われた。
各地で独立運動が起こり、ブルーコスモスによる侵攻はくり返され、人々はさらなる戦乱と不安の最中にあった。
事態を沈静化するべく、ラクスを初代総裁とする世界平和監視機構・コンパスが創設され、キラたちはその一員として、各地の戦闘に介入する。
そんな折、ユーラシア連邦からの独立を果たした国・ファウンデーション王国から要請があった。ブルーコスモス本拠地へのコンパス出動を求めるものだ。
要請を受け、キラたちはラクスを伴い、ファウンデーション王国へ向かう。
キャスト
ラクス・クライン:田中理恵
アスラン・ザラ:石田彰
カガリ・ユラ・アスハ:森なな子
シン・アスカ:鈴村健一
ルナマリア・ホーク:坂本真綾
メイリン・ホーク:折笠富美子
マリュー・ラミアス:三石琴乃
ムウ・ラ・フラガ:子安武人
イザーク・ジュール:関智一
ディアッカ・エルスマン:笹沼晃
アグネス・ギーベンラート:桑島法子
トーヤ・マシマ:佐倉綾音
アレクセイ・コノエ:大塚芳忠
アルバート・ハインライン:福山潤
ヒルダ・ハーケン:根谷美智子
ヘルベルト・フォン・ラインハルト:楠大典
マーズ・シメオン:諏訪部順一
アウラ・マハ・ハイバル:田村ゆかり
オルフェ・ラム・タオ:下野紘
シュラ・サーペンタイン:中村悠一
イングリット・トラドール:上坂すみれ
リデラード・トラドール:福圓美里
ダニエル・ハルパー:松岡禎丞
リュー・シェンチアン:利根健太朗
グリフィン・アルバレスト:森崎ウィン
ギルバート・デュランダル:池田秀一
(C)創通・サンライズ
拗らせ系アニメ・ゲームオタクのライター。ガンダムシリーズをはじめとするロボットアニメやTYPE-MOONを主に追いかけている。そして、10代からゲームセンター通いを続ける「機動戦士ガンダム vs.シリーズ」おじ勢。 ライトノベル原作や美少女ゲーム、格闘ゲームなども大好物。最近だと『ダイの大冒険』、『うたわれるもの』、劇場版『G-レコ』、劇場版『ピンドラ』がイチオシです。