
謎が謎を呼ぶ群像劇『デッドマウント・デスプレイ』衝撃の異世界転生ノワールファンタジー、開幕前に四乃山ポルカ役 ・榊原優希さん、崎宮ミサキ役 ・水瀬いのりさん、繰屋 匠役・内田雄馬さんが本作の魅力を語る【AJ2023】
2023年4月10日(月)よりTOKYO MXほかにて放送されるTVアニメ『デッドマウント・デスプレイ』。「AnimeJapan 2023」BLUE STAGEに、四乃山ポルカ役 ・榊原優希さん、崎宮ミサキ役 ・水瀬いのりさん、繰屋 匠役・内田雄馬さんが登壇しました。
『デッドマウント・デスプレイ』は成田良悟先生と藤本新太先生が描く“逆”異世界転生ノワールファンタジー(掲載「ヤングガンガン」スクウェア・エニックス刊)。欲望うずまく新宿の街で、死霊使い、犯罪者、殺し屋、都市伝説、警察……と、それぞれの思惑が交差するファンタジー群像劇です。
本稿では、【AnimeJapan 2023】BLUE STAGEで行われたトークショーの模様をお伝えします。
和気あいあいとしたトークを展開
青木佑磨さんの呼びかけで四乃山ポルカ役 ・榊原優希さん、崎宮ミサキ役 ・水瀬いのりさん、繰屋 匠役・内田雄馬さんが登場。大きな拍手に迎えられる中、観客に向けて手を振りながら挨拶しました。
『デッドマウント・デスプレイ』のイベントは初ということもあって緊張気味の榊原さんでしたが、皆さんのフォローもあって、少しずつ緊張が解けていった様子。3人とも世代は近いものの、キャリアとしては水瀬さんが先輩になるそうで、先輩宜しくお願いします!と皆さんが水瀬さんに挨拶する一幕も。
和気あいあいとした空気感からも3人の信頼関係が伝わってくるようでしたが、実際に本編収録の時は、作品にまつわるお話を熱弁されることもあったそうです。ただ意外にも親睦を深める時間はそう多くなかったとのこと。
というのも、分割収録に加えて、キャストたちが“優秀すぎる”あまり、アフレコがスムーズに進みすぎて、お話する時間があまりなかったんだとか。
特筆するべきエピソードがないため、榊原さんが何かエピソードを作ろうと持ちかけたそうですが、水瀬さんに、大丈夫だよとやんわり断られたことを明かします。それはありのままで大丈夫だよ、という思いからそう伝えたとのこと。
一方、内田さんはアフレコでの榊原さんの様子について“まっすぐな人”と語り、真摯に作品と向き合っていたことを伝えると、「お兄ちゃん!」と目を輝かせる榊原さん。お互いへのリスペクトが垣間見られる瞬間でした。
“とにかくヤバい”!? キャラクターたち
最新PVを見たあとにはキャラクターについて解説。まず榊原さん演じる四乃山ポルカは、異世界から転生した魂を肉体に宿している16歳。クールな雰囲気ではありますが、意外にもコミカルな一面もあるそうで、榊原さんに通じるところがあるとキャスト陣。ストーリーが進むごとに新しい表情が見えてきそうです。
水瀬さん演じる崎宮ミサキは「殺し屋殺し」と恐れられる少女。無邪気ゆえの狂気を秘めていると説明されます。水瀬さんがご自身との共通点に“仕事(アフレコ中)の時にメガネをかけているところ”を挙げると会場からは得心の声が。あと、笑い声が特徴的なキャラクターのため、本編を楽しみにしていて欲しいとのことです。
内田さん演じる繰屋 匠は、新宿を根城にし、ネットやドローンを巧みに操る情報屋。常にヘッドマウントをつけているのにも実は理由があるそうです。この3人の中では意外にも常識人とのこと。この3人はそれぞれ抱えているものがあるそうで……。そこも放送を楽しみにしていてほしいとのことでした。
個性豊かなキャラクターにも注目を
他のキャラクターも個性豊か。岩野目ツバキ(CV:江口拓也さん)、荒瀬耿三郎(CV:岡本信彦さん)、倉木リサ(CV:種﨑敦美さん)に加え、“厄ネタ”であるソリティア、レミングス(キャスト未発表)の姿も。
榊原さんの好きなキャラクターはソリティアだと話すと、水瀬さんは新宿署の岩野目ツバキ、荒瀬耿三郎の名前を挙げました。声がついたことで理解度が高まったキャラクターだと話します。
ここで第1話の冒頭と思われる一部映像が初公開。キャスト陣も観客も食い入るように映像を見つめますが、ネタバレができないため映像についてうまく語れる自信がある人は誰一人おらず、謎は深まるばかり……。この映像がどうストーリーとつながるかも見どころだとまとめました。
ここで、榊原さんをメインMCとした「デッドマウントーク・デスプレイディオ」がはじまることを告知。デッドマウントトーキングと称したコーナーでは、厄ネタ、異能、通称、占いなど、本作の用語を使ったおたよりを募集するとのこと。
ここで榊原さんが“厄ネタ”の例として、自身の経験(身の回りで電子機器が壊れるとのこと)を明かすと、青木さんが「マジのやつじゃん!」と驚きの声を上げ、会場の笑いを誘いました。
最後に一言ずつメッセージを送り、新宿に平穏を求めてやってきたポルカのことや、キャラクターのコミカルな表情にも注目して欲しいと伝えました。榊原さんはストーリーだけでなく「キャラクターの濃さ」に惹かれたと語り、本編もラジオも楽しんでほしい、とステージを締めくくりました。
アニメ『デッドマウント・デスプレイ』は2023年4月10日(月)よりTOKYO MXほかにて放送。オープニングテーマはYouTubeチャンネル登録者数160万人を超える話題のボーカリスト・Souによる「ネロ」、エンディングテーマは水瀬さんによる「アイオライト」が彩ります。そして注目のラジオ「デッドマウントーク・デスプレイディオ」はTVアニメ放送期間中「KING AMUSEMENT CREATIVE」公式YouTubeチャンネルにて毎週更新予定。
[取材・文/逆井マリ]
作品情報

作品名 | デッドマウント・デスプレイ |
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放送形態 | TVアニメ |
放送スケジュール | 第1クール:2023年4月10日(月)~ TOKYO MXほか |
キャスト | 四乃山ポルカ:榊原優希 崎宮ミサキ:水瀬いのり 繰屋 匠:内田雄馬 岩野目ツバキ:江口拓也 荒瀬耿三郎:岡本信彦 倉木リサ:種﨑敦美 雷小幽:福圓美里 四乃山呂算:山路和弘 四乃山小夜:大地葉 阿字城イズナ:大久保瑠美 一ノ瀬古瑠斗:長谷川育美 合川咲姫:白石晴香 |
スタッフ | 原作:成田良悟・藤本新太(掲載「ヤングガンガン」スクウェア・エニックス刊) 監督・シリーズ構成:小野 学 副監督:大隈孝晴 助監督:北井嘉樹 キャラクターデザイン:阿部 恒 脚本:小野 学・菅原雪絵・冨田頼子 音響監督:山口貴之 録音スタジオ:HALF H・P STUDIO 音楽:F.M.F(奈良悠樹・eba・うたたね歌菜) アニメーション制作:GEEKTOYS |
主題歌 | OP:「ネロ」Sou ED:「アイオライト」水瀬いのり |
公開開始年&季節 | 2023春アニメ |
電子書籍 | 『デッドマウント・デスプレイ』電子書籍(コミック) |
(C)成田良悟・藤本新太/SQUARE ENIX・「デッドマウント・デスプレイ」製作委員会
『デッドマウント・デスプレイ』公式サイト
『デッドマウント・デスプレイ』公式Twitter