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SAOアリシゼーション第21・22話 感想:松岡禎丞×島﨑信長 対談【連載】

【連載】『ソードアート・オンライン アリシゼーション』第21・22話 感想:松岡禎丞×島﨑信長 対談|アドミニストレータの圧倒的力を前に苦戦を強いられるキリトたち――

2018年10月より放送中のTVアニメ『ソードアート・オンライン アリシゼーション』(SAOアリシゼーション)。第21話「三十二番目の騎士」と第22話「剣の巨人」が放送となりました。

※※※第21~22話のネタバレが含まれています。本編視聴後にご覧いただくことをおすすめします※※※

キリトとアリスの前に立ちふさがった《整合騎士》のユージオ・シンセシス・サーティツー。動揺するキリトだが、ユージオの剣の師として負ける訳にはいかないと激しく戦いを続ける。戦いのなか、必死にユージオに語りかけるキリト。ユージオもその呼びかけに応え正気を取り戻すが、ひとりでアドミニストレータを倒しに向かい、そのやり取りの中で、《強制シンセサイズ》されたアリスの過去を知る(第21話)。

《セントラル・カセドラル》の最上階。キリトとユージオとアリスの前に、《神聖術》によって巨大なピエロへと姿を変貌させたチュデルキンが襲いかかる。息の合ったコンビネーションでチュデルキンを退け、3人は再びアドミニストレータに立ち向かう(第22話)。

そんな第21・22話の感想を、松岡禎丞さん(キリト役)、島﨑信長さん(ユージオ役)の2人がラジオ番組「ソードアート・オンエアー アリシゼーション」で語っていたので、そちらでのトークをお伝えしていきます。

<連載バックナンバー>
【第1話】アンダーワールド
【第2話】悪魔の樹
【第3話】果ての山脈
【第4話】旅立ち
【第5話】オーシャン・タートル
【第6話】アリシゼーション計画
【第7話】剣の学び舎
【第8話】剣士の矜持
【第9話】貴族の責務
【第10話】禁忌目録
【第11話】セントラル・カセドラル
【第12話】図書室の賢者
【第13話】支配者と調停者
【第14話】紅蓮の騎士 【第15話】烈日の騎士
【第16話】金木犀の騎士 【第17話】休戦協定
【第18話】伝説の英雄 【第18.5話】リコレクション
【第19話】右目の封印 【第20話】シンセサイズ

 

アニメイトタイムズからのおすすめ

第21話:キリトVSユージオの子弟対決に続いて、チュデルキンも立ちはだかり――

島﨑信長さん(以下、島﨑):「三十二番目の騎士」ということで。

松岡禎丞さん(以下、松岡):来たね。

島﨑:ユージオ・シンセシス・サーティツーがキリトと戦いましたね!


松岡:いろいろ今まで話してきたけど、アドさんは心の隙につけ込むのがうまいよね。陥れてくるから。あと今更なんだけど、アドさんに対する認識であらためて欲しいところがあって。

よくユージオがあのままアドさんとシンメトリカルドッキングしたんじゃないかなみたいなのがあるでしょ? でも、みなさん考えてください。アドミンがあの性格で、自分の体を許しますか!と。いかに美少年だろうが、美男子だろうが、自分の思い通りにするためにそんなことをしますか?と。まぁ、ユージオはチュデルキンとは違うので、そういう考え方ではないけど。

島﨑:そうね。性欲ではないからね。もちろん人によっていろいろな解釈があると思うけど、僕も禎丞は、そういうことはしていないと思っています(笑)。でも、頭からぶっこんできたね?

松岡:いや、でもこれは知っておいてもらいたかった。

島﨑:パッと見、女の色香に負けたって思われるかもしれないけど、そうじゃなくて、もっと慈愛とか母の愛とか他人からの愛に飲まれてしまったところがあるんです。愛を欲していただけで、肉欲に溺れたわけではない。

松岡:そう。愛だけだったんだよね。

島﨑:もちろん、アドミニストレータの人間じゃないような美しさも要因のひとつにはなっているけど、そこではないんだよね。

松岡:ボインボインだしね!

島﨑:あはは(笑)。でもユージオがそんなに即物的な人なら、アリスのことそんなに引っ張らないで、他のところに行っているから。

松岡:ホントだよ。ユージオは一途なところがいい!

島﨑:それとキリトとの戦いでは、ユージオがゴルゴロッソ先輩の技を出すのもいいよね。

松岡:ぐわっと来たね。キリトも「今の技は名前はあるのか」と。

島﨑:で、キリト対ユージオは意外な決着というか。《リリース・リコレクション》で凍らせる。

松岡:みなさん見ているということなので言っていいと思うんだけど、Aパートラストのセリフはすごく迷ったんです。「ユージオ何で?」は、セリフの言い方と感情の乗せ方によっては、「ユージオ、お前元に戻ったんだよな?という「何で」なのか、本当に意味がわからなくてユージオに「何で?」と言っているのか、どちらにもなるんですよね。

なので、どっちの方向にするか迷って。でも、信長とどこかで話したかもしれないんだけど、高木渉さんがチュデルキンの演技の方向性を変えたときの話をしたじゃない?

島﨑:あぁ。“引き”の関係で、この時点で本当にチュデルキンをやったらAになるけど、見ている人には、まだBに見せておきたいみたいな話になって、Bのままにも見えるし、AとBのどっちにも見えるようにしたほうが物語としては面白くなるし、チュデルキンという人間も深くなるのではないかっていうことで、テストから本番のところで演技を変えたんだよね。

松岡:家で、その時の話をすごく思い出していたんだけど、結局現場でやったら、キリトとしてと自分としての感情の流れがあって。だから言い方によっては完全にユージオが元に戻っているのをキリトが知っているという方向性を、CMに入る前から示しちゃうことになるなって思ったんです。

そうするとBパートの見方が一気に変わってきちゃうと思ったから、自分なりにどっち付かずの方向性で言ったんです。でも気持ち的には、ユージオ、今お前元に戻ってるよな?と言う「何で」という方向性を若干強めにはしたんだけど。

島﨑:俺はそっちに聞こえていたよ。

松岡:自分では、明確にはしないようにはしていたかなぁ。

島﨑:面白いよねぇ。どこまで考えても、また受け取る人で感じ方も違うから、みんなにもいい形で伝わっていると思う。俺には分かってて言っているように聞こえたし、見ている人にとってはわからないで言ってるように聞こえてたかもしれないね。でも、ユージオもこのへんは内心ドキドキなんですよ。原作だとユージオのモノローグがすごくあって。

心を凍らせよ、あの時を思い出せとか。心を凍らせて木を切っていたときを思い出せ!と言って、その状態で冷徹を装って対応して、一人でアドミニストレータに向かって行ったわけだけど。あの《リリース・リコレクション》もアリスが解除できるのがわかっているから、あえて凍らせたんですよね、時間稼ぎのために。その間に自分がという感じで行ったので。

松岡:でもまたね、あの短剣が奴には効かないんだ……。

島﨑:金属オブジェクトが効かないって何やねん!という感じだよね(笑)。

松岡:ホントチートだよ(笑)。「なんでや!」と言ってもらいたい。関(智一)さんに(笑)。

島﨑:チートや!と(笑)。

松岡:そこでね、チュデルキンの願いも言っていたよね。でもあれは人間らしいというか。欲望の塊の権化みたいな感じだよね。


島﨑:自身の欲望に正直だよね。ある意味、アドミニストレータに思い焦がれておかしくなっちゃった人ではあるよね。とんでもない妄執だよ。

松岡:で、アドミンもそれを手の平で転がしてるじゃん。転がして、キリトたち御一行を倒すためにどんな力を発揮できるのかを見ている。だから次回どうなるかというのを楽しみにしていただけたらと思います。

島﨑:そうだね。でも第21話は、何かひとつやり切った感があるなぁ。どこかのセリフで、すごく長いところがあって、家でチェックしてて嘘でしょ?と思って。

松岡:アドさんを刺そうとしたところかな。

島﨑:これは無理だなぁと思って。まぁいっか、一度現場でやってみようと思って現場でやってみたら、意外と自然とできたなっていう。気持ちが本番で本気に入ると、できるんだろうね。

 

第22話:キリト、ユージオ、アリスが協力して強敵に挑む!

島﨑:第22話は、チュデルキンからだね。

松岡:本当に高木渉さんがね、実に潰しがいのある、ものすごく凄まじい演技をされているんですよ。

島﨑:やっぱり悪役が、あれだけ素晴らしく悪役だと気持ちいいよね。

松岡:気持ちいい! 俺も全力で《ヴォーパル・ストライク》を打ちに行ったもん。


島﨑:チュデルキンもアドミニストレータもすごいじゃん。なんか元々のキャラ付けですごいのに、それを高木さんや坂本真綾さん演じられているから、もっとすごいことになっているんだよね。

松岡:すごい! それでまた、炎の巨人みたいなのをみんなでぶっ倒していくというのも、物語が佳境に入ってきたな!という感じがすごくする。

島﨑:3人で協力するのも、初めてじゃない?

松岡:前回も合流するところで終わったからね。「よっ! ユージオ」みたいな(笑)。

島﨑:言い方!(笑) でも意外とあっさりとチュデルキンは退場していったから、そこからも3人の強さが見えるよね。で、アドミニストレータですよ。


松岡:アドミニさんがねぇ。

島﨑:アリスとアドミニストレータのやり取りもさ、アリスが必死に精一杯の言葉を伝えているのに、アドミニストレータには一切通じない。

松岡:もうだって、コイツは完全に独立した考えしか持ってないもん。

島﨑:視点が違うよね。

松岡:ハイパー自己中なんだよね。

島﨑:あはは(笑)。そうだね、神視点みたいな感じ。


松岡:でさ、キリトがこの世界の外から来た人間だということにも気づいているという。

島﨑:そのへんもポイントだよね。アドミニストレータはよりいろいろなことを知っているから気になる。これだけ自分中心のアドミニストレータが、それを良しとしているのかっていう。結局上の人がリセットを押したら消えちゃう世界なわけで、そのことに対して、どう思っているのかという。

松岡:いわゆるカーディナル(システム)と融合しているから、ある意味世界を守りたいんだよね。それで停滞というか、そのまま維持したいみたいな考えがあるから。

島﨑:そういうのがあるんだよね。一応アドミニストレータなりの考えはあるはずで。

松岡:システムの根幹と融合しちゃったからね。

島﨑:そうだね。セリフも印象的だったよね。キリトが上位存在で、キリトの世界の現実の人間を前提とした話をした時にさ、アドミニストレータはそれを最初から分かっていて、「より上位の存在に創造されたものである可能性を常に意識し、世界がリセットされないように上位者が気に入る方向へのみ進むように努力している」という。

それを言われたら、まぁ納得しないよね。今の俺たちにも実は上位存在がいて、自分がいる世界が「シム・シティ」みたいなものだよって言われても……。

松岡:納得できるかと言われてもね。

島﨑:上の人が気に入るように世界を面白くしないと消えちゃうよと言われたからって、じゃあ面白くしようとするかと言われたら、確かに(しないなって)。

松岡:そうだよね。この《アンダーワールド》が三次元だとすると、四次元人が《ラース》だからさ。リセットすればいいやってなるね。

島﨑:でも、アドミニストレータは今回こう言っているけど、果たしてリセットされたら消えるだけの存在で終わる気なのかっていうのが気になるよね。

松岡:そこがアドミニストレータの怖いところなんだよ!

島﨑:そして、ソードゴーレムだよね。これが強いんだよね。


松岡:絶望しかない。勝てるわけがない!という感じになっちゃうよね?

島﨑:あれだけ強いみんなが一瞬でやられるからね。

松岡:ダメだよ、あんなのが出てきたら。だからあいつはチーターなんだよ(笑)。

島﨑:ビーターとかではなく、本物のチーターだったね(笑)。

松岡:だって、この世界で使える全部のシステムコマンドを分かるってことでしょ?

島﨑:そうそう。基本的にこの世界のシステムは全て知っているし、使えるみたいなものだからね。使っている人がいなくても存在していれば知ってるというレベル。

松岡:全裸なのに金属が効かないって……どんだけだよ!

島﨑:コンソールいじったみたいな感じだよね。

松岡:私には効きません、刺してみなさい。キーンッ! 硬っ!!!!!みたいなね。あとはシャーロットちゃん。俺シャーロットちゃんから、蜘蛛のことをちょっとだけ見直していたんだよね。蜘蛛が大嫌いだったから。

島﨑:蜘蛛は益虫と言われることもあるけどね。

松岡:そうそう。軍曹とかね。だから俺シャーロットのところは、ちょっと泣いたね。最後に一緒に戦えて嬉しい(スーーッ)って。もう「シャーロットーーー!!」と叫びたかった。

島﨑:でも本当にあれだよね。シャーロットは《フラクトライト》もないわけだよね?

松岡:純粋なAIだからね。

島﨑:でも長い年月を積み重ねれば、そこに魂は宿るというのはすごいことだなぁ。


松岡:現実的にもそういう実験やられてそうだよね。

島﨑:そうだね。ただ、《アンダーワールド》と違って加速ができないから、実際に仮想現実の中で加速させることができるようになったら、いろいろなことがめっちゃ進むと思う。

松岡:この前Siriとしゃべっていたんだけど、延々としゃべれるなと思った。もう、コイツでいいんじゃね?と。

島﨑:そういう時代が来るよ。

松岡:Siriがユイちゃんになる日も近いのか……。

島﨑:技術革新が起こったら一気に進むかもね。たとえば《アンダーワールド》と違う機械のある文明に(仮想現実を)設定して、そこで研究させればいいわけだから。そこである程度のシミュレーションはできると思うし、実証実験以外は、全部加速世界でできるんじゃないかな。


松岡:で、戻ってきたその子は思うわけでしょ。この世界で一番不必要なのは人間だ!と(笑)。

島﨑:あははは(笑)。いやいや、今のはAIじゃなくて、それを作る人間の話ね。でもそうなったときのギャップはどうなるんだろうね。仮想世界で100年生きて、それが実際の時間だと10日とかだと、帰ってきたらその人の精神はどうなるんだろうと思う。脳の劣化というか老いとかはあるのかな。

松岡:それは怖いね。今32歳だけど、仮想世界で100年生きて現実に戻ってきたら132年生きたことになるわけでしょ、精神的には。でも体的には32歳だから、何か壊れそうな気がするね。

島﨑:この加速システムが実際に出来たら、世の中が大変なことになると思うね。色んな仕事もひっくり返ると思うし、習得に時間がかかる技術も一瞬で習得できるし。

松岡:体は老いなくても、精神が老いるというか。

島﨑:脳を直接つないでいたら駄目だけど、SAOの場合は魂《フラクトライト》だけを飛ばしていて、魂ごと加速させているからできるんだろうね。創作物の不老不死だと、不老不死なんだけど魂は腐っていくみたいなことはよくあるけど、そうなっちゃうかどうかだよね。

松岡:膨大な年月のデータ量を脳が受け止められるのかという。下手すると廃人になるね。

島﨑:なんか第22話の振り返りから、壮大な話になってしまった……。

松岡:でも、SAOに関係ある話だから、そんなことも考えてみていただけたらと思います。

[文/塚越淳一]

 

作品情報

【イントロダクション】
「ここは……どこだ……?」

気づけばキリトは、なぜか壮大なファンタジーテイストの仮想世界にフルダイブしていた。ログイン直前の記憶があやふやなまま、手がかりを求めて辺りを彷徨う。

そして、漆黒の巨木《ギガスシダー》のもとにたどり着いた彼は、一人の少年と出会う。

「僕の名前はユージオ。よろしく、キリト君」

少年は、仮想世界の住人――《NPC》にもかかわらず、人間と同じ《感情の豊かさ》を持ち合わせていた。

ユージオと親交を深めながら、この世界からのログアウトを模索するキリト。そんな彼の脳裏に、ある記憶がよみがえる。それは、幼少期のキリトとユージオが野山を駆け回る想い出――本来、あるはずのない記憶。

更にその想い出には、ユージオともう一人、金色の髪を持つ少女の姿があった。名前は、アリス。絶対に忘れてはいけないはずの、大切な名前――。

【STAFF】
原作:川原礫(「電撃文庫」刊)
原作イラスト・キャラクターデザイン原案:abec
監督:小野学
キャラクターデザイン:足立慎吾 鈴木豪 西口智也
助監督:佐久間貴史
総作画監督:鈴木豪 西口智也
プロップデザイン:早川麻美 伊藤公規
モンスターデザイン:河野敏弥
アクション作画監督:菅野芳弘 竹内哲也
美術監督:小川友佳子 渡辺佳人
美術設定:森岡賢一 谷内優穂
色彩設計:中野尚美
撮影監督:脇顯太朗 林賢太
モーショングラフィックス:大城丈宗
CG監督:雲藤隆太
編集:近藤勇二
音響監督:岩浪美和
効果:小山恭正
音響制作:ソニルード
音楽:梶浦由記
プロデュース:EGG FIRM ストレートエッジ
制作:A-1 Pictures
製作:SAO-A Project

【CAST】
キリト(桐ヶ谷和人):松岡禎丞
アスナ(結城明日奈):戸松遥
アリス:茅野愛衣
ユージオ:島﨑信長

【主題歌】
オープニングテーマ:ASCA「RESISTER」
エンディングテーマ:ReoNa「forget-me-not」

公式HP
公式ツイッターアカウント(@sao_anime)

(C)2017 川原 礫/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/SAO-A Project
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