『ブルーロック VS. U-20 JAPAN』連載インタビュー第10回:蜂楽廻役・海渡翼さん|蜂楽にとっての潔は共通の敵に立ち向かう、〈ライバル〉と書いて〈相棒〉
2024年10月5日(土)より放送中の『ブルーロック VS. U-20 JAPAN』。
過酷なセレクションを乗り越えた潔世一たちが次に挑むのは、U-20日本代表との史上最もイカれた大一番(ビッグマッチ)! 己のエゴを世界に刻み、自らの手で運命を変えるため、史上最もアツい戦い(試合)が幕を明けます。
アニメイトタイムズでは、各話放送後にキャスト陣へのインタビューをお届け! 第10回は、蜂楽廻を演じる海渡翼さんにキャラクターの成長や第10話の感想などをお伺いしました。
※本記事には、第2期第10話までのネタバレが含まれます。
蜂楽の“本能的発言”は成長しても健在!?
ーー蜂楽廻を演じるうえではどのようなことを考え、お芝居されているのでしょうか? 役作りで大切にしたことや収録時に意識している点も併せて教えてください。
蜂楽廻役・海渡翼さん(以下、海渡):蜂楽は本能的に行動していると個人的には思っています。
なので意識することをあえてせず、彼の行動を素直に受け止め自分も素のまま収録に挑んでいます。
ーー第1期、第2期10話(第34話)までの物語を経て、身体的、精神的に蜂楽が成長していると感じる点をお聞かせください。
海渡:潔の思考を先に言語化し、話したシーンで蜂楽の成長や、彼の中で見ている視野や景色が広がっているのかなと思いました。
でも、基本的に変わらないところの方が多い気もします(笑)。
壊れたラジオのように「ぶっ壊しゃいいんでしょ?」と本能的発言もありましたし。
ーー第6話(第30話)で潔世一に対して「愛してるぜ相棒。U-20もこのフィールドもおれたち2人でブッ壊そ!」と言葉をかける場面が印象的でした。現在の蜂楽から見た潔はどのような存在だと思われますか?
海渡:今まで以上に自分を刺激してくれる最高の相棒なのかなという印象です。
共通の敵に立ち向かう「ライバル」と書いて「相棒」そんなイメージがあります。
ーー後半を迎えたU-20日本代表戦では、選手たちの心情に沿った様々なドラマが展開され、一瞬も見逃せない内容になっていると感じます。海渡さんの中で印象的だったシーンや、「エゴい」と感じた試合のハイライトについてもお伺いさせてください。
海渡:やはり糸師冴のプレーが印象的だったなと個人的には思います。
もちろん凄い選手であることは分かっていましたが、あそこまで桁外れとは…。
角度のないところからのシュートシーンはエゴく、血が沸き立つ感覚がありました。
ーー最後に、今後の見どころや楽しみにしてほしいポイントを教えてください。
海渡:後半からは士道龍聖も出てきて、自分たちの弱さを認め反撃に燃えるUー20日本代表。
より熱い展開が待ち受けています。この試合で変わっていく一人一人の思考や感情に注目して楽しんで見ていただけたらと思います。
[インタビュー/笹本千尋 編集/小川いなり]
連載バックナンバー
『ブルーロック VS. U-20 JAPAN』作品情報
あらすじ
いくぞ、才能の原石共よ
時代を変えるのは俺たち“ブルーロック(青い監獄)”だ──
日本をW杯優勝に導く世界一のストライカーを育てるため、
日本フットボール連合は“ブルーロック(青い監獄)”プロジェクトを立ち上げる。
プロジェクトに招待されたのは300人の高校生。
しかも全員FW(フォワード)。
脱落すれば将来、サッカー日本代表へ入る資格を失うという極限状態の中、
選ばれし才能の原石たちは、ストライカーとしてのエゴを次々と覚醒させていく。
時に他人を蹴落とし、時に自らの進化を以て、過酷なセレクションを生き残ったのは35人。
エゴが渦巻く熱狂のサバイバルを乗り越えた彼らは、“ブルーロック(青い監獄)”プロジェクトの存続を賭けて、U-20日本代表との史上最もイカれた大一番(ビッグマッチ)へと挑む!
今、己のエゴを世界に刻むため、自らの手で運命を変えるため、史上最もアツい戦い(試合)が始まる。
キャスト
糸師 凛:内山昂輝
凪 誠士郎:島﨑信長
雪宮剣優:江口拓也
乙夜影汰:河西健吾
烏 旅人:古川慎
蜂楽 廻:海渡翼
二子一揮:花江夏樹
蟻生十兵衛:小西克幸
千切豹馬:斉藤壮馬
我牙丸 吟:仲村宗悟
雷市陣吾:松岡禎丞
御影玲王:内田雄馬
馬狼照英:諏訪部順一
時光青志:立花慎之介
氷織 羊:三上瑛士
七星虹郎:波多野翔
剣城斬鉄:興津和幸
五十嵐栗夢:市川蒼
帝襟アンリ:幸村恵理
絵心甚八:神谷浩史
糸師 冴:櫻井孝宏
オリヴァ・愛空:日野聡
閃堂秋人:若山晃久
超 健人:笠間淳
狐里 輝:梶原岳人
若月 樹:坂泰斗
颯 波留:小野賢章
蛇来弥勒:白井悠介
仁王和真:佐藤拓也
音留徹平:土岐隼一
不角 源:小林親弘
士道龍聖:中村悠一
(C)金城宗幸・ノ村優介・講談社/「ブルーロック」製作委員会