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- わたなべみきこ
- 出産を機にライターになる。『シャーマンキング』『鋼の錬金術師』『アイドリッシュセブン』と好きなジャンルは様々。

Season1・第3話「幽霊騒動」では挿入歌「想風」が使用されました。本話では、幼馴染の武官に想いを寄せながらも後宮に入らなければならなかった芙蓉妃が、皇帝のお手付きとならないよう夢遊病を騙り、その目論み通り彼女は身綺麗なまま下賜されて本命の幼馴染と結ばれていくストーリーが描かれました。
「夢じゃなく 結ばれるのなら 人を欺くこと 厭わないほど」「月の下で貴方を想い踊る」など歌詞にも月下で舞う芙蓉妃を彷彿とさせる言葉が散りばめられています。
「想風」を歌う大原ゆい子さんは千葉県出身のシンガーソングライター。2015年に映画『リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード』の主題歌「Magic Parade」でメジャーデビュー。その後、『リトルウィッチアカデミア』EDの 「星を辿れば」や『宝石の国』EDの「煌めく浜辺」、『はなかっぱ』OPの「えがおのまほう」など様々な作品で主題歌を務めています。
Season1・第9話「自殺か他殺か」では挿入歌「明日を訪ねて」が使用されました。シリアスな楽曲を背景に、子を亡くした梨花妃、侍女たちから虐められる里樹妃、妓楼での心中に見せかけた他殺未遂事件、掘りに身を投げた下女……これまでに触れた人の生死に関わる事件と自身の過去を猫猫が静かに思い返します。
「明日を訪ねて」を歌うXAIさんは2017年にデビューした東京都出身のシンガー。2017年公開の劇場版アニメ『GODZILLA』三部作全てのED主題歌を担当しています。2022年にはドラマチックRPG「ヘブンバーンズレッド」の主人公・茅森月歌の歌唱を担当しており、劇中のラウドロックユニット「She is Legend」としても活動。また、「SawanoHiroyuki[nZk]:XAI」として『七つの大罪 怨嗟のエジンバラ 前編』の主題歌やTVアニメ『俺だけレベルアップな件』の劇伴などアニメ作品ともタイアップしています。
Season1・第12話「宦官と妓女」では挿入歌「雪中花」が使用されました。阿多妃の侍女頭・風明が処刑されたことによる大量解雇に巻き込まれた猫猫は、後宮を出て実家のある花街に戻ります。猫猫が寝付けず風に当たるため雪の舞う庭に出て、酒を飲みながら後宮でのことを思い返すシーンで「雪中花」が流れました。
🍃TVアニメ『薬屋のひとりごと』🍃
— きしかな子 (@kishikana_k0) December 24, 2023
第12話挿入歌「雪中花」の歌唱を担当しました、きしかな子です❄️
こんな素敵な作品に関われて光栄です!
1/6から始まる第2クールもとても楽しみにしてます🥰
YouTubeにて挿入歌シーンの映像が公開されてます!
各種サブスクやDLサイトもよろしくお願いします💓 https://t.co/nTWGIH4hNG
「雪中花」を歌うのはきしかな子さんです。フリーシンガーとして活動しており、SNSや動画配信サービスでカバーソングなどを発信。カバーアルバムもリリースされています。
Season1・第19話「偶然か必然か」では挿入歌「蒼空の炎」が使用されました。皇弟暗殺計画に気付いた猫猫は、祭祀に駆け込み、間一髪のところで事故に見せかけた暗殺を阻止。しかし、大怪我を負った猫猫は、そのまま意識を失ってしまいます。祭祀を執り行っていた壬氏が気を失った彼女を抱きかかえて保護するシーンで「蒼空の炎」が流れました。
「蒼空の炎」を歌うのは熊本出身のシンガーソングライター・竹中だいちさんです。アニメ『魔法使いの嫁』の挿入歌「イルナエテルロ」を歌唱しているほか、ナレーターとしても活動しています。
Season1・第24話「壬氏と猫猫」では挿入歌「想い咲く時」が使用されました。紆余曲折ありながらも無事に結ばれた猫猫の両親・羅漢と鳳仙。妓女の身請けを祝して踊る舞を、後宮の塀の上で一人舞う猫猫をこちらの楽曲が彩りました。
薬屋のひとりごと公式アカウントから挿入歌のご紹介を頂きました😭
— アオイエマ。Staff (@ema_staff21) March 25, 2024
本当に素晴らしい楽曲を歌わせて頂いてありがとうございました🙇♂️🙇🏻♀️
各種配信サイト、YouTubeより「想い咲く時」是非ご視聴下さい✨✨
#薬屋のひとりごと
#アオイエマ https://t.co/QhDrCGZRZm
「想い咲く時」を歌っているのはシンガーソングライターのアオイエマ。さんです。2022年からYouTubeで歌唱動画の投稿をはじめ、その後路上ライブで活動を本格的にスタートさせました。
『薬屋のひとりごと』の楽曲はどれも本作のために書き下ろされたものばかり。感性豊かなアーティストたちが音楽で本作の世界を表現しており、歌詞やメロディのひとつひとつに本作らしい要素がふんだんに盛り込まれていて聴きごたえは抜群です。
楽曲に合わせたアニメーションも物語の展開を示唆していたり、本編では見せないキャラクターの姿を見られたりとファン必見間違いなし。主題歌や挿入歌とともに『薬屋のひとりごと』を楽しんでくださいね。

1990年生まれ、福岡県出身。小学生の頃『シャーマンキング』でオタクになり、以降『鋼の錬金術師』『今日からマ王!』『おおきく振りかぶって』などの作品と共に青春時代を過ごす。結婚・出産を機にライターとなり、現在はアプリゲーム『アイドリッシュセブン』を中心に様々な作品を楽しみつつ、面白い記事とは……?を考える日々。BUMP OF CHICKENとUNISON SQUARE GARDENの熱烈なファン。
